右半身の凝りは顎関節症のせいだと思ったのに、異常は無いと診断
相談者:
TELULUさん (33歳:女性)
投稿日時:2013-06-20 19:51:06
顎関節症について質問させてください。
長年、右半身の凝りに悩まされています。
(特に肩、首、顔、足の裏)
ここ数年は特に酷く、寝つけなかったり、夜中に凝りで目が覚めます。
小学生の頃から、天気の悪い日に右半身の関節にだるさを感じていました。
年をとるごとに酷くなっています。
2年程前から口の右奥でしょっぱいような味がします。
今まで整形外科4件、神経内科、脳のMRI、整体を受診しましたが異常ありませんでした。
つい最近、顎関節症のことを知り、半身に症状が出ている、夜間のかみ締め、冷え性、が当てはまるので、口腔外科を受診しました。
結果は、口が開く、ぎしぎしなどの音がしないので顎関節症ではないと診断されました。
藁をもすがる思いで受診したのに異常が無くショックでした。
顎関節症は医者の判断が様々だと書かれていましたが、私のような症状はやはり顎関節症に当てはまらないでしょうか。
可能性があるなら、違う口腔外科を受診しようかと考えています。
アドバイスをよろしくお願い致します。
長年、右半身の凝りに悩まされています。
(特に肩、首、顔、足の裏)
ここ数年は特に酷く、寝つけなかったり、夜中に凝りで目が覚めます。
小学生の頃から、天気の悪い日に右半身の関節にだるさを感じていました。
年をとるごとに酷くなっています。
2年程前から口の右奥でしょっぱいような味がします。
今まで整形外科4件、神経内科、脳のMRI、整体を受診しましたが異常ありませんでした。
つい最近、顎関節症のことを知り、半身に症状が出ている、夜間のかみ締め、冷え性、が当てはまるので、口腔外科を受診しました。
結果は、口が開く、ぎしぎしなどの音がしないので顎関節症ではないと診断されました。
藁をもすがる思いで受診したのに異常が無くショックでした。
顎関節症は医者の判断が様々だと書かれていましたが、私のような症状はやはり顎関節症に当てはまらないでしょうか。
可能性があるなら、違う口腔外科を受診しようかと考えています。
アドバイスをよろしくお願い致します。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-06-20 20:17:55
西山です
診察をしたわけなので断定はできませんが.
>顎関節症のことを知り、半身に症状が出ている、夜間のかみ締め、冷え性、が当てはまるので、
顎関節症と睡眠時の噛みしめや歯ぎしりの間には直接的な関連があり得ますが,それ以外については,直接的な関連は考えにくいと思います.
>口が開く、ぎしぎしなどの音がしないので顎関節症ではないと診断されました。
これは,顎関節の異常の有無についての見解だと思います.
顎関節症は関節だけではなく咀嚼筋(顎の筋肉)に障害が生じることもあります.
これについて調べてもらっていないのであれば,他の医療機関で確認してもらってもいいかもしれません.
ただ,先にも書きましたが,顎関節症があるからと言ってTELULUさんの症状(右半身の凝り,寝つけなかったり、夜中に凝りで目が覚めます。天気の悪い日に右半身の関節にだるさ,口の右奥でしょっぱいような味がする)に関連するかはわかりません.
私の認識では,顎関節症が原因ということでそれらの症状を説明できることはないと思います.
他に原因があって,それらの症状と同時に顎関節症の症状があるということはあり得るかと思います.
診察をしたわけなので断定はできませんが.
>顎関節症のことを知り、半身に症状が出ている、夜間のかみ締め、冷え性、が当てはまるので、
顎関節症と睡眠時の噛みしめや歯ぎしりの間には直接的な関連があり得ますが,それ以外については,直接的な関連は考えにくいと思います.
>口が開く、ぎしぎしなどの音がしないので顎関節症ではないと診断されました。
これは,顎関節の異常の有無についての見解だと思います.
顎関節症は関節だけではなく咀嚼筋(顎の筋肉)に障害が生じることもあります.
これについて調べてもらっていないのであれば,他の医療機関で確認してもらってもいいかもしれません.
ただ,先にも書きましたが,顎関節症があるからと言ってTELULUさんの症状(右半身の凝り,寝つけなかったり、夜中に凝りで目が覚めます。天気の悪い日に右半身の関節にだるさ,口の右奥でしょっぱいような味がする)に関連するかはわかりません.
私の認識では,顎関節症が原因ということでそれらの症状を説明できることはないと思います.
他に原因があって,それらの症状と同時に顎関節症の症状があるということはあり得るかと思います.
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-06-20 20:36:14
>長年、右半身の凝りに悩まされています。(特に肩、首、顔、足の裏)
こりに関しては歯の噛みしめによっても起きる症状です。
ですのでTCHの是正指導を受けてみるのも良いかもしれませんね。
参考:TCH、歯列接触癖
つったりするようであれば一度内科などで血液検査を受けてみるのも良いかもしれませんね。
何か検査で異常値が出て、治療が必要なこともあるかもしれません。
参考になれば幸いです。
こりに関しては歯の噛みしめによっても起きる症状です。
ですのでTCHの是正指導を受けてみるのも良いかもしれませんね。
参考:TCH、歯列接触癖
つったりするようであれば一度内科などで血液検査を受けてみるのも良いかもしれませんね。
何か検査で異常値が出て、治療が必要なこともあるかもしれません。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
TELULUさん
返信日時:2013-06-21 12:20:28
先生方、早々にお返事ありがとうございました。
ご回答を頂き、顎関節症が直接的な原因ではないようですね。
そしてTCHという症状を初めて知りました。
調べてみたところTCHではないかと思っています。
私の症状は
○常に歯を合わせている。(当たり前だとと思っていました。)
○下の先がギザギザしている。
○頬の内側が凸凹している。
○エラが張っている。
○歯が痛くて過去二回受診し、異常がないと言われている。
(朝が痛くて、徐々に痛くなくなっていく。)
○10年前に歯科で奥歯が短く、成長が途中で止まっていると言われ たことがある。
しかし疑問なのが、口腔外科を受診した際に、先生から何も指摘を受けませんでした。
私は顎関節症に違いないと思い込み、長年の体の不調から開放されると期待し、口腔外科を受診しました。
結果、顎関節症ではないと診断され、ショックのあまりその場で過呼吸になってしまいました。
また自分の思い込みで受診することが恐怖です。
家中に張り紙をすることからはじめてみます。
ご回答を頂き、顎関節症が直接的な原因ではないようですね。
そしてTCHという症状を初めて知りました。
調べてみたところTCHではないかと思っています。
私の症状は
○常に歯を合わせている。(当たり前だとと思っていました。)
○下の先がギザギザしている。
○頬の内側が凸凹している。
○エラが張っている。
○歯が痛くて過去二回受診し、異常がないと言われている。
(朝が痛くて、徐々に痛くなくなっていく。)
○10年前に歯科で奥歯が短く、成長が途中で止まっていると言われ たことがある。
しかし疑問なのが、口腔外科を受診した際に、先生から何も指摘を受けませんでした。
私は顎関節症に違いないと思い込み、長年の体の不調から開放されると期待し、口腔外科を受診しました。
結果、顎関節症ではないと診断され、ショックのあまりその場で過呼吸になってしまいました。
また自分の思い込みで受診することが恐怖です。
家中に張り紙をすることからはじめてみます。
回答3
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2013-06-21 14:01:53
博多の児玉です。
>口腔外科を受診した際に、先生から何も指摘を受けませんでした
西山先生の様な顎関節症専門のスペシャリストが全ての口腔外科に必ずしもいる訳ではありません。
先生は顎関節症だけでなくTCHについても指導的スペシャリストです。
全ての開業医が加藤先生のようにこの方面に勉強熱心な訳ではありません。
>ショックのあまりその場で過呼吸になってしまいました
このサイトが少しでもお役に立てれば幸いです。
>口腔外科を受診した際に、先生から何も指摘を受けませんでした
西山先生の様な顎関節症専門のスペシャリストが全ての口腔外科に必ずしもいる訳ではありません。
先生は顎関節症だけでなくTCHについても指導的スペシャリストです。
全ての開業医が加藤先生のようにこの方面に勉強熱心な訳ではありません。
>ショックのあまりその場で過呼吸になってしまいました
このサイトが少しでもお役に立てれば幸いです。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-21 16:29:33
成長発育の結果、身体の部分に大きさや形の左右差が出来れば、一つの症状として顎関節症症状が出るかもしれません。
(必ず出ることもなさそうです。
また、左右差があっても、それ自体が必ずしも病気とは限りません。
病気でない場合の方が多いと思います)
また、もし、顎関節症との病名が付き、その治療を行なう事になっても、’右半身の凝り’等が、それによって治癒することは、残念ながら非常に可能性が低いとは考えられます。
(必ず出ることもなさそうです。
また、左右差があっても、それ自体が必ずしも病気とは限りません。
病気でない場合の方が多いと思います)
また、もし、顎関節症との病名が付き、その治療を行なう事になっても、’右半身の凝り’等が、それによって治癒することは、残念ながら非常に可能性が低いとは考えられます。
タイトル | 右半身の凝りは顎関節症のせいだと思ったのに、異常は無いと診断 |
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質問者 | TELULUさん |
地域 | 京都 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
顎関節症 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。