5・6インプラント7は欠損か、5・7インプラントでブリッジか? (海外)

相談者: とまままさん (37歳:女性)
投稿日時:2013-06-20 09:06:20
現在海外在住の37歳女性です。

左奥のDEF番目の歯を抜歯することになりました。
抜歯に至った詳細は以下の通りです。

Dの歯は乳歯で神経が細くなり不安定になったため
Eの歯は虫歯
根幹治療はできても、CとEの歯でのブリッジには弱すぎるため)
Fの歯は根幹治療済みだが、中で器具が折れているため抜歯
歯根破折というのでしょうか?)


以上の理由から3本抜歯するため、ブリッジは不可能となり、インプラントをすることにしました。

抜歯だけで総額10万円ほどかかり、インプラントも高額なため、Fの歯はあきらめ、DとEの歯のみインプラントするつもりでいました。


しかし、インプラントの専門医からDとFとをインプラントし、Eはインプラントを使ってブリッジしたほうがいい、と言われました。
DとEのみのインプラントもできるけれど、年齢を考えた時、Fまで歯があったほうがいいとのことです。

Fの歯がどれほど重要なのかがよく分からず、返事は保留にしています。
いずれにしても100万円ほどかかる高額治療ですので、双方のメリットとデメリットを比べて決めたいと思っています。



もう一度まとめます。

1.DEのみのインプラント、Fは欠損
2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ


いずれの選択がいいのか、専門医の先生にアドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-06-20 09:15:20
>1.DEのみのインプラント、Fは欠損
>2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ

7番の補綴をどうするかは専門家の間でも議論が有ると思いますが。

上記の両方共の症例でも費用はそれほど変わらない様に思います(ポンティック1歯分位)



>DEのみのインプラント

多分インプラント2本


>DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ

この場合もインプラント2本、3本は埋入しないと思います。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-20 09:20:09
とままま さん、こんにちは。

まずは、対合歯列との関係、埋入予定部位の骨の状態を診ていただいてください。

対合歯列に問題が無く、骨の状態もどこでも選択可能なのであれば、私もお掛かりの歯科医院と同じ提案をするかもしれません。

或いは、3本の埋入の提案をするかもしれません。


どうしてもご心配でしたら、他の歯科医師に実際に診ていただき、ご相談になってみるのも一法かもしれません。

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回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-06-20 09:26:30
>1.DEのみのインプラント、Fは欠損

上顎の7があるかどうか、あれば挺出あるいは傾斜する可能性もあること。
Fの欠損により下顎偏位を来しやすいことがあること。
などを私は、考慮します。



>2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ

であれば、ブリッジが負担過重にならないような、しっかりしたインプラントを埋入する、咬みあわせが変化しないように気を付けることで、大方の問題はクリアーできると思いますから、私なら2.を選択するでしょう。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-06-20 09:43:14
>1.DEのみのインプラント、Fは欠損
>2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ

以上2つの方法だけに絞ってまず考えると、料金は2番の6番にかかる費用分だけになることが多いですね。


上の歯の状態はどうでしょうか?
上下で噛む訳ですから上とのバランスも考える必要があります。
1番にするのであれば上の7番が噛み合わせが無くなると動いてしまうことがあるので、場合によっては6番と7番を連結して動かないようにすることがあります。


自費での費用を考えるとこの連結処置をするならばインプラントで3本回復しても変わらないかもしれませんね。
また、歯を削ることになりますので、ある程度リスクはつきますね。
何もしない方がダメージは無いですからね。

また、 Dの歯は乳歯で神経が細くなり不安定になったためとありますが、痛みが無ければ使えるだけ残す方法もあるかもしれません。

そして、入れ歯でも良ければ、Dだけ抜歯で、Eの歯Fの歯もあえて抜歯しなくても良いかもしれませんね。


Fの幹治療済みだが、中で器具が折れているため抜歯はおそらくリーマーなどの器具が折れているのだと思います。
歯根破折ではありませんね。

根の治療の専門家であれば折れた器具を取ったり、調子の悪い部分の根だけを抜歯してその他の根を残すなど可能かもしれないです。


抜歯して処置する方が確実なので海外ではどちらかというと何かあれば抜歯を選択することが多いかもしれません。
逆に日本の方が歯をなんとか残そうと考える先生方多いかもしれませんね。


参考までに。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-20 09:53:19
とまままさん、こんにちは

>1.DEのみのインプラント、Fは欠損

>2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ

いずれも2本インプラントを埋入することを考えたら2番の選択が良いように思いますが

実際には

1.インプラントを埋める骨の状態
2.かみ合わせの状態
3.隣在歯の状態
4.軟組織の状態

などによっても治療計画は違ってくる可能性はあります。


担当の先生とよく相談して決めて下さい。

参考になれば幸いです。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-06-20 20:52:01
ご相談ありがとうございます。


>1.DEのみのインプラント、Fは欠損
>2.DFのインプラント Eのインプラントの歯を使ったブリッジ


ただ食事の回復ならばどちらでも構いません。
しかし全体の状況にもよりますが、もしまだ若いご年齢と将来の大きな健康を考えるならば、2しかありません。

7番は噛み合わせの安定を図る大事な歯です。
他の歯を守る役目もあるからです。


別の選択肢として、DEFに3本のインプラントという計画もあります。
そのあたりは、強大な力がかかる場所ですから、長期間壊れないようにする目的を想定する場合です。


むしろそれよりも気になったことは、加藤先生の回答通り、もし日本であれば、6番も7番も残すことを真っ先に考えるのだけれどな〜、と感じたことです。

もしそれが可能ならば、インプラントは5番部分の最小限で済むことも理由の一つです。
自分自身の歯が一番だからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とまままさん
返信日時:2013-06-22 12:12:17
先生方

早速の回答をありがとうございました。
こんなに丁寧に回答いただけるなんて、感激しています。


抜歯については、既に根幹治療の専門医、インプラントの専門医の両方から抜歯しかないだろう、と言われました。

周囲の話を聞いても、日本が温存治療を考えるのに比べ、海外では抜歯を選択する傾向があるのは本当のようです。
歯の治療のためだけに帰国することも考えましたが現実的に難しく、抜歯は仕方がないと受け入れています。



現在、第二子を考えており、不安要素を取り除くために抜歯のみ先に行う予定でおります。
インプラントはその後、1年後かもっと先か…状況をみて手術しようと考えています。

その際は、先生方のアドバイスを参考にさせていただき、選択肢の2(DFインプラント、Eはブリッジ)で前向きに検討しようと思います。


お忙しいところ丁寧に回答いただきまして、本当にありがとうございました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-06-22 14:45:12
7番まであったほうが良いか?
と言われたら

無いよりはあった方がいいかも。

と答えます。


問題は、日本人の、それも女性の場合、大半の方は口が小さいです。
そうなると、
・果たして7番目まで磨けるのか?
・そんな奥のほうに器具を入れて長時間の手術やその後の型を採る作業などなど つらくないか?
・無いと噛めないか?

などを総合的に加味して 必要性を考えるのも重要かと思います。




タイトル 5・6インプラント7は欠損か、5・7インプラントでブリッジか? (海外)
質問者 とまままさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラント治療法
海外その他
回答者




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