人工的なものを入れるリスクと歴史の短さからインプラントを迷う(カナダ)
相談者:
coquetteさん (50歳:女性)
投稿日時:2013-06-26 14:26:25
この度はお世話になります。
右上6番の第一大臼歯は、自然の歯が辛うじて残っている程度で、クラウン治療を行ってきたのですが、3年前(2010年)にクラウンが一度外れて以来、昨年(2012年)に2度目、そして昨日(2013年)、再度外れました。
歯科医師(カナダ)からインプラントを勧められました。
@自然の歯が非常に小さい
Aクラウンを続けても、毎年の様に外れるかも知れない
B長い目で見れば、インプラントの方が安定する
Cカナダでのインプラント成功率は高い
私が悩む理由は、下記の2点が明確ではないからです。
@自分の歯を抜いて、人工的なものを入れるリスクはどうか。
Aインプラントの歴史が短い。
カナダの医師は「インプラントを勧めるが最終決断は本人だ」と、数日考えてくださいと言われました。
<質問>
上記状態で、敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
宜しくお願い致します。
右上6番の第一大臼歯は、自然の歯が辛うじて残っている程度で、クラウン治療を行ってきたのですが、3年前(2010年)にクラウンが一度外れて以来、昨年(2012年)に2度目、そして昨日(2013年)、再度外れました。
歯科医師(カナダ)からインプラントを勧められました。
@自然の歯が非常に小さい
Aクラウンを続けても、毎年の様に外れるかも知れない
B長い目で見れば、インプラントの方が安定する
Cカナダでのインプラント成功率は高い
私が悩む理由は、下記の2点が明確ではないからです。
@自分の歯を抜いて、人工的なものを入れるリスクはどうか。
Aインプラントの歴史が短い。
カナダの医師は「インプラントを勧めるが最終決断は本人だ」と、数日考えてくださいと言われました。
<質問>
上記状態で、敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-06-26 14:54:59
coquette さん、こんにちは。
>敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
保存が難しいかどうか、ご心配でしたら他の歯科医師に診ていただくことをお勧めします。
>自然の歯が辛うじて残っている程度で、クラウン治療を行ってきたのですが、3年前(2010年)にクラウンが一度外れて以来、昨年(2012年)に2度目、そして昨日(2013年)、再度外れました。
これだけの情報では、抜歯が相当か、判断が出来かねます。
>敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
保存が難しいかどうか、ご心配でしたら他の歯科医師に診ていただくことをお勧めします。
>自然の歯が辛うじて残っている程度で、クラウン治療を行ってきたのですが、3年前(2010年)にクラウンが一度外れて以来、昨年(2012年)に2度目、そして昨日(2013年)、再度外れました。
これだけの情報では、抜歯が相当か、判断が出来かねます。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-06-26 17:39:39
個人的には根に問題が無ければ抜歯→インプラントは避けられた方がよろしいかと思います。
実際に拝見していないので何とも言えませんし、状態にもよりますが、コアからの作り直しをしてクラウンを勧めるような気がします。
参考にされてください。
実際に拝見していないので何とも言えませんし、状態にもよりますが、コアからの作り直しをしてクラウンを勧めるような気がします。
参考にされてください。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2013-06-26 22:42:59
残根状態に限りなく近い歯の状態なのでしょうか?
だとしたら、多分歯根部分が割れたり、虫歯になったりして骨とか歯茎が犯される、後から抜歯になって治すのが余計に大変になってのリスクを恐れて、現時点でのインプラントを勧められているのでは、と推測します。
いわゆる神経の治療とかをしている歯で、それに土台を作って被せているとかではないでしょうか?
その場合、支えている実際残っている歯根部分が脆弱で、と言うお話なのではと思います。
北米では、そう言う場合、骨とか歯茎の温存を優先してインプラントにと考えるものです。
その最大の理由は、隣接している歯の環境を悪くして結果的に悪くなって行く連鎖を止められない、と考えるからです。
いずれにしても、実際の状態を存じ上げませんので、傾向として考えられることとして書かせていただきました。
参考にして下さい。
だとしたら、多分歯根部分が割れたり、虫歯になったりして骨とか歯茎が犯される、後から抜歯になって治すのが余計に大変になってのリスクを恐れて、現時点でのインプラントを勧められているのでは、と推測します。
いわゆる神経の治療とかをしている歯で、それに土台を作って被せているとかではないでしょうか?
その場合、支えている実際残っている歯根部分が脆弱で、と言うお話なのではと思います。
北米では、そう言う場合、骨とか歯茎の温存を優先してインプラントにと考えるものです。
その最大の理由は、隣接している歯の環境を悪くして結果的に悪くなって行く連鎖を止められない、と考えるからです。
いずれにしても、実際の状態を存じ上げませんので、傾向として考えられることとして書かせていただきました。
参考にして下さい。
回答4
飯田歯科(堺市南区)の飯田です。
回答日時:2013-06-26 23:34:02
coquette さん、こんばんは。
@自分の歯を抜いて、人工的なものを入れるリスクはどうか。
≫全身の健康状態、歯周病を指摘されていない、喫煙習慣がない状態で骨の量が十分で解剖学的に上顎なら上顎洞、下顎なら神経まで距離があればほとんどリスクはないです。
さらにCT撮影できればより安心だと思います。
日本でも数百万本、世界で数千万本が埋入されて、もちろんすべて成功だとは言いませんが、きちんと治療されてきちんと手入れされるとかなり良い治療といえます。
Aインプラントの歴史が短い。
≫40年くらいの歴史しかないのは事実です。
しかし、どんどん改良され臨床成績も向上しています。
多くの研究が世界的になされており、世界の研究レベルで効果が高いことは立証されています。
<質問>
上記状態で、敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
≫なんどもはずれてからするよりも早めにしたほうが良い可能性はあります。
ただ、もう一度作り直す、矯正などの治療も考慮して歯の状態を改善や抜歯したスペースを閉鎖するなどいろいろ相談しても良いかもしれません。
担当の先生がインプラントを薦めたとのことであればそれがベストなのかもしれませんが、今回の場合に他の選択肢があるのかも相談してみてください。
ご参考になりましたら幸いです。
@自分の歯を抜いて、人工的なものを入れるリスクはどうか。
≫全身の健康状態、歯周病を指摘されていない、喫煙習慣がない状態で骨の量が十分で解剖学的に上顎なら上顎洞、下顎なら神経まで距離があればほとんどリスクはないです。
さらにCT撮影できればより安心だと思います。
日本でも数百万本、世界で数千万本が埋入されて、もちろんすべて成功だとは言いませんが、きちんと治療されてきちんと手入れされるとかなり良い治療といえます。
Aインプラントの歴史が短い。
≫40年くらいの歴史しかないのは事実です。
しかし、どんどん改良され臨床成績も向上しています。
多くの研究が世界的になされており、世界の研究レベルで効果が高いことは立証されています。
<質問>
上記状態で、敢えてインプラントにする必要があるでしょうか?
≫なんどもはずれてからするよりも早めにしたほうが良い可能性はあります。
ただ、もう一度作り直す、矯正などの治療も考慮して歯の状態を改善や抜歯したスペースを閉鎖するなどいろいろ相談しても良いかもしれません。
担当の先生がインプラントを薦めたとのことであればそれがベストなのかもしれませんが、今回の場合に他の選択肢があるのかも相談してみてください。
ご参考になりましたら幸いです。
相談者からの返信
相談者:
coquetteさん
返信日時:2013-06-27 03:40:45
質問者のcoquetteです。
4名の先生方へ
早速のご回答を頂き、ありがとうございます。
恐れ入りますが、再度、教えてください。
この歯の根管治療は行われており、神経が抜かれています。
質問@ それは、歯が本来の強さを持ち合わせていないということでしょうか?
2:インプラントの話を聞いた際、骨の状態は「CTスキャン」で確認すると仰っていました。
念のため、インプラント専門家との予約もとりました。
質問A 専門家に確認する事項は、骨の状態以外何かありますでしょうか。
3:飯田先生が「上顎なら上顎洞までの距離があれば」と説明されています。
質問B その距離とはどれ程の距離が理想なのでしょうか。
最後に、、実は、左下6-8番がブリッチになっています(2001年治療)。
今回の事があって、しっかり自分の歯を見てみましたところ、6番の歯と歯茎の辺りが黒くなっていて、しかも歯茎が外側に膨れ上がっています。
そういえば、数週間前から、耳下のリンパが痛かったり、肩が凝ったりという症状が出ていたのは、これが原因だったのでしょうか。
質問C:ブリッジやクラウンなどの治療は、こういった副作用が数年後に出てくるのでしょうか。
色々とお尋ねして申し訳ございません。
何卒よろしくお願い致します。
4名の先生方へ
早速のご回答を頂き、ありがとうございます。
恐れ入りますが、再度、教えてください。
この歯の根管治療は行われており、神経が抜かれています。
質問@ それは、歯が本来の強さを持ち合わせていないということでしょうか?
2:インプラントの話を聞いた際、骨の状態は「CTスキャン」で確認すると仰っていました。
念のため、インプラント専門家との予約もとりました。
質問A 専門家に確認する事項は、骨の状態以外何かありますでしょうか。
3:飯田先生が「上顎なら上顎洞までの距離があれば」と説明されています。
質問B その距離とはどれ程の距離が理想なのでしょうか。
最後に、、実は、左下6-8番がブリッチになっています(2001年治療)。
今回の事があって、しっかり自分の歯を見てみましたところ、6番の歯と歯茎の辺りが黒くなっていて、しかも歯茎が外側に膨れ上がっています。
そういえば、数週間前から、耳下のリンパが痛かったり、肩が凝ったりという症状が出ていたのは、これが原因だったのでしょうか。
質問C:ブリッジやクラウンなどの治療は、こういった副作用が数年後に出てくるのでしょうか。
色々とお尋ねして申し訳ございません。
何卒よろしくお願い致します。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-06-27 08:29:18
ご相談ありがとうございます。
質問@ それは、歯が本来の強さを持ち合わせていないということでしょうか?
回答
健康な歯と比べて強度は落ちていきます。
質問A 専門家に確認する事項は、骨の状態以外何かありますでしょうか。
回答
あります。
上の奥歯は副鼻腔と接近していますから、鼻への影響が出ないかどうかを調べます。
また骨が少ないことが多く,骨の造成をすることが少なくありませんが、その際に骨の壁に隠れている動脈を確認できる方法はCTだけです。
なお最新のCTは骨密度を測定でき,さらに安心です。
質問B その距離とはどれ程の距離が理想なのでしょうか。
回答
インプラントを支えられる距離です。
インプラントの種類によって変わってきます。
>そういえば、数週間前から、耳下のリンパが痛かったり、肩が凝ったりという症状が出ていたのは、これが原因だったのでしょうか。
回答
リンパへ影響することもあり得ます。
診察を受けましょう。
質問C:ブリッジやクラウンなどの治療は、こういった副作用が数年後に出てくるのでしょうか。
回答
正しい治療がされてあれば、ふつうは起きません。
質問@ それは、歯が本来の強さを持ち合わせていないということでしょうか?
回答
健康な歯と比べて強度は落ちていきます。
質問A 専門家に確認する事項は、骨の状態以外何かありますでしょうか。
回答
あります。
上の奥歯は副鼻腔と接近していますから、鼻への影響が出ないかどうかを調べます。
また骨が少ないことが多く,骨の造成をすることが少なくありませんが、その際に骨の壁に隠れている動脈を確認できる方法はCTだけです。
なお最新のCTは骨密度を測定でき,さらに安心です。
質問B その距離とはどれ程の距離が理想なのでしょうか。
回答
インプラントを支えられる距離です。
インプラントの種類によって変わってきます。
>そういえば、数週間前から、耳下のリンパが痛かったり、肩が凝ったりという症状が出ていたのは、これが原因だったのでしょうか。
回答
リンパへ影響することもあり得ます。
診察を受けましょう。
質問C:ブリッジやクラウンなどの治療は、こういった副作用が数年後に出てくるのでしょうか。
回答
正しい治療がされてあれば、ふつうは起きません。
相談者からの返信
相談者:
coquetteさん
返信日時:2013-06-27 13:46:06
タイトル | 人工的なものを入れるリスクと歴史の短さからインプラントを迷う(カナダ) |
---|---|
質問者 | coquetteさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯が抜けた・抜く予定 その他 インプラントその他 カナダ クラウンが取れた・外れた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。