妊娠後期で仕事継続中。前歯(セラミック冠)のJ−OPEN治療について

相談者: kenkinさん (31歳:女性)
投稿日時:2013-06-23 19:27:50
初めて質問させて頂きます。

約3年前に上前歯セラミックのクラウンを入れました。
そのうちの右上1番の歯が、1週間程前から急に痛み始めました。
最初は下の歯や物が当たる時だけ痛む程度だったのが、じっとしていても痛無用になったため、金曜日に歯医者に駆け込みました。
レントゲン検査をしたところ、根っこに菌がたまっていると言われました。
歯の神経は数年前に取ってあります。)

クラウンを外して暫くは仮歯を入れずにガスを出すと言われましたが、まだ営業の仕事を続けているためにさすがに前歯のない状況は避けたいと伝え、クラウンの裏側に穴を開けて治療をする事になりました。

今現在、大きな穴(私から見ると、ですが・・・)が開いており、詰め物はせず開放したままです。
痛みが取れるまでは詰め物はしない、食べ物のカスが残らないように注意して下さいと言われましたが、どんなに気をつけても食後に鏡で見ると食べカスが残っており、一番小さな歯間ブラシを使って掻き出している状況です。

こちらのサイトを拝見すると、このJ-0penの処置を嫌う先生が多いと知り不安になっています。

1. 今回の私のケースですと、J-Opneは致し方ない方法だったのでしょうか?

2. 食べカスや新たな菌が侵入してしまわないかが非常に気になるのですが、
 今後殺菌の処置は行われるものでしょうか?

3. 通常時に痛む事はなくなったので、次回穴を塞いで頂けるのかと期待しております。
 が、歯磨き時や食事時、また下の歯に当たった時など、とにかく何かが当たると痛みがあり、強く当たった場合は15分程痛みが尾を引きます。
このような痛みは通常、どれ位でおさまるものでしょうか?

4. 右上1番が痛み始めてから、右奥下まで似た様な痛みを感じるようになりました。
 痛い歯は特定できず、歯茎を触ってみても特に痛むところはありません。
 このように痛みが広がる事はよくある事でしょうか?

5. 念のため産科で頂いた抗生剤がありますが、このような状況では飲まない方が良いのでしょうか?
 歯科医に尋ねましたが、今はまだ飲まないでと・・・。
 少しでも早く治るなら、産科で頂いた抗生剤で胎児にも影響ないと思いますし、服用したいのですが・・・。

6. 歯の裏の穴を塞いだ後、歯茎の健康状態等を見ながら産後にクラウンを入れ換えようと歯科医に言われております。
やはり、一旦穴を空けたセラミックのクラウンは入れ換えるのが良いでしょうか?


質問が多く申し訳ありません。
とにかく今は前歯の痛みと空けた穴の事が気になり、食事もままならない状態です。
先生方のご意見とご助言を頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-23 21:35:34
J-Openによって痛みをなくすことを第一に考えられたのではないでしょうか。

新たな菌が侵入してくる可能性はありますが、もし、それが塩素系の薬剤での洗浄や水酸化カルシウム(強アルカリ性)で死滅しやすい菌種なら、あまり心配いらないのかもしれませんね。

今後の殺菌の処置、今度の症状経過の予測、抗生剤の指示、また、クラウン再生の必要性などは、やはり実際に診られている先生にしか判らないと思いますよ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-24 02:52:56
kenkinさん、こんにちは。
前歯の痛みで辛い思いをされているようですね。

1. 個々のケースに対する相談は、インターネット相談では行う事ができません。
限られた情報で安易にアドバイスをして、患者さんに不利益が起こらないように、患者さんを守るためです。
実際に診察して必要な情報をすべて集めないと、個々のケースに対応する事はできません。

2. 殺菌の処置は藤森先生がおっしゃったように、次亜塩素酸や水酸化カルシウムを用いて行われる事が多いです。

3. 殺菌処置を終えて、歯の根周辺の組織の炎症が治まってくると痛みも徐々に引いてきます。

4. 関連痛と言って痛みが周囲に広がる事はあります。
反対側や、肩、首などにも痛みが広がる事もあります。
他にも、痛みがあるために周囲の筋肉が過緊張を起こして痛みを生じている場合もあります。
とりあえず、かかっている先生に痛みの部位を特定してもらい、診断に応じて指導を受けるのが良いと思います。

5. 産科の先生は抗菌薬をだし、歯科の先生は飲まないでという風に言われたのですね。
産科の先生と歯科の先生に、電話で話し合って決めてもらうのが一番良いと思います。
私はよく、かかりつけの先生に患者さんの状況を問い合わせるためや、治療方針を決めるために電話をします。
この場合は、インターネットの相談と異なり、二人の先生ともkenkinさんを診察していますので、問題ありません。

6. クラウンは入れ替えた方が良いと思いますが、種類によっては裏側の穴をふさぐだけという先生もいるかもしれませんね。
これは、他の先生の回答を参考にしてもらうのが良いかもしれません。

早く痛みが治まると良いですね。

お大事になさってください。




タイトル 妊娠後期で仕事継続中。前歯(セラミック冠)のJ−OPEN治療について
質問者 kenkinさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療の失敗・再治療
根管治療後の痛み
妊娠中の歯科治療
根管開放(J-OPEN)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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