歯列矯正中の奥歯(一番奥)の動揺について
相談者:
oblique-strokeさん (30歳:女性)
投稿日時:2013-06-29 00:10:08
矯正4か月目の者です。
2週間ほど前に左上一番奥の歯が、噛むたびに上下に激しく動揺していることを発見。
びっくりして診てもらったところ、歯が動揺することによる金属疲労でワイヤーが切れてしまっているとのことでした。
結局、左上一番奥の歯にはワイヤーをかけないことになったのですが、すると今度は右上一番奥の歯が、噛むたびに上下に揺れるようになりました。
さらに、その調整で、左の奥歯だけ強く噛みあうようになったためか、噛むと左奥歯にちょっと痛みがあり、しみるときもあります。
矯正中前歯が動揺するという話はよく聞きますが、奥歯が、噛むたびに上下に動き(鏡でわかるほど)、さらにしみるという話はあまり聞かず、正直不安です、、、
(1)歯根吸収とか、歯根が壊死しているとかいう可能性はあるのでしょうか。
(2)また左上奥歯についてですが、ワイヤーが切れるほどの動揺というのは、普通にある状態なのでしょうか。
信頼している先生ではありますが、鏡で確認するたびにすごく不安です、、、。
回答、どうぞよろしくおねがいします。
2週間ほど前に左上一番奥の歯が、噛むたびに上下に激しく動揺していることを発見。
びっくりして診てもらったところ、歯が動揺することによる金属疲労でワイヤーが切れてしまっているとのことでした。
結局、左上一番奥の歯にはワイヤーをかけないことになったのですが、すると今度は右上一番奥の歯が、噛むたびに上下に揺れるようになりました。
さらに、その調整で、左の奥歯だけ強く噛みあうようになったためか、噛むと左奥歯にちょっと痛みがあり、しみるときもあります。
矯正中前歯が動揺するという話はよく聞きますが、奥歯が、噛むたびに上下に動き(鏡でわかるほど)、さらにしみるという話はあまり聞かず、正直不安です、、、
(1)歯根吸収とか、歯根が壊死しているとかいう可能性はあるのでしょうか。
(2)また左上奥歯についてですが、ワイヤーが切れるほどの動揺というのは、普通にある状態なのでしょうか。
信頼している先生ではありますが、鏡で確認するたびにすごく不安です、、、。
回答、どうぞよろしくおねがいします。
回答1
黒岩歯科医院(長野県佐久市)の黒岩です。
回答日時:2013-06-29 07:00:25
oblique-strokeさん、こんにちは。
矯正中の歯に大きな動揺があるということで、心配ですよね。
現状をはっきり把握していないので何とも言えませんが、一般的に、矯正中に歯の動揺が増すのはあり得ることです。
ただ、状況がわかりかねるので、現状については主治医の先生に確認し、対応してもらうことをおすすめします。
一点だけ。
歯磨きができていないと、歯周病もすすみ、歯の動揺がより大きくなってしまいます。
その辺も含めて、主治医に確認してみたほうが良いかもしれません。
ご参考までに。
矯正中の歯に大きな動揺があるということで、心配ですよね。
現状をはっきり把握していないので何とも言えませんが、一般的に、矯正中に歯の動揺が増すのはあり得ることです。
ただ、状況がわかりかねるので、現状については主治医の先生に確認し、対応してもらうことをおすすめします。
一点だけ。
歯磨きができていないと、歯周病もすすみ、歯の動揺がより大きくなってしまいます。
その辺も含めて、主治医に確認してみたほうが良いかもしれません。
ご参考までに。
相談者からの返信
相談者:
oblique-strokeさん
返信日時:2013-06-29 17:05:18
回答2
ふかみ歯科・矯正科クリニック(奈良県大和高田市)の深見です。
回答日時:2013-06-29 23:45:05
矯正で奥歯が上下に動揺する場合、多くはワイヤーにより噛み合わせが挙がる(挺出)ことにより、歯が抜ける力が掛るためです。
矯正の力で、歯を引っ張り出されていると考えると解り易いかもしれません。
ただ、歯が抜けるほどひっぱってはいないので、力が抜けると元に戻り、上下に動かなくなります。
これは、歯を引っ張り上げることにより歯の根の下に空間ができ、また、その部分のみ噛み合わせが高いために、噛むとその部分が最初に当たり、沈み込むためです。
歯の根の一部が歯ぐきから出やすいため、知覚過敏でしみることがよくあります。
その状態が続くと神経が切れたりして、歯根吸収や神経が死んだりということがあるため、今回ワイヤーを外したのだと思います。
ほとんどの場合問題ないのですが、心配であれば、レントゲンや、神経が生きているか確認してもらってください。
噛み合わせを挙げる必要がある場合で、想定よりも1本だけ特別に挙がってしまった場合などによく起こります。
ワイヤーが細いと1日何百回という曲げ伸ばしが繰り返されるため、疲労で切れてしまいますので、あまり気にされないでください。
矯正の力で、歯を引っ張り出されていると考えると解り易いかもしれません。
ただ、歯が抜けるほどひっぱってはいないので、力が抜けると元に戻り、上下に動かなくなります。
これは、歯を引っ張り上げることにより歯の根の下に空間ができ、また、その部分のみ噛み合わせが高いために、噛むとその部分が最初に当たり、沈み込むためです。
歯の根の一部が歯ぐきから出やすいため、知覚過敏でしみることがよくあります。
その状態が続くと神経が切れたりして、歯根吸収や神経が死んだりということがあるため、今回ワイヤーを外したのだと思います。
ほとんどの場合問題ないのですが、心配であれば、レントゲンや、神経が生きているか確認してもらってください。
噛み合わせを挙げる必要がある場合で、想定よりも1本だけ特別に挙がってしまった場合などによく起こります。
ワイヤーが細いと1日何百回という曲げ伸ばしが繰り返されるため、疲労で切れてしまいますので、あまり気にされないでください。
相談者からの返信
相談者:
oblique-strokeさん
返信日時:2013-07-03 14:44:56
ものすごくよく分かりました!!!
現在揺れは少なくなってきているのですが、定期的にレントゲン等の検査をして確認していきたいと思います。
お忙しい中、丁寧に説明していただきどうもありがとうございました。
現在揺れは少なくなってきているのですが、定期的にレントゲン等の検査をして確認していきたいと思います。
お忙しい中、丁寧に説明していただきどうもありがとうございました。
タイトル | 歯列矯正中の奥歯(一番奥)の動揺について |
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質問者 | oblique-strokeさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯がグラグラする 歯列矯正の治療法 歯列矯正のトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。