1年前日本で入れたクラウン、ちゃんと治療出来ていないと…(海外)
相談者:
エディさん (27歳:女性)
投稿日時:2013-06-29 09:07:29
はじめまして。
海外在住のものです。
昨年の6月、日本を出国する直前に左上7番が欠け、かかりつけの歯科医院に行ったところ
「ひどい虫歯になっている」
との事で、クラウン(銀歯)を入れてもらいました。
右上7番は自分の歯ですので
「噛んだ時の左右の感覚はどう?」
と先生に聞かれ、少し高い気がします。とは答えたものの、
「今まで無かった所に新しい物が入ってるから、違和感はあるかも知れないが、おそらく高さは左右揃っているはず。
そのうち慣れる。
また帰国した際に、やっぱりクラウンの高さが高すぎる。と感じたなら、来院すればすぐ外して削ってあげるから。」
と言われ、出国しました。
それから1年、噛んだ時に右よりもクラウンの入った左の方がやっぱり高い気がするし、疼いたりもするので、ようやく保険の手筈も整ったので、先日初めてこちらの歯科医へかかりました。
状況を説明し、レントゲンを撮ってもらったところ、歯茎の中で膿が溜まっている。上手に処置できていないから、こんな事になるんですね。と言われました。
すぐに専門医を紹介され、そこで再度レントゲンを撮ってもらったところ、普通はクラウンの金属部分が歯根に刺さる感じで装着されていなければいけないのに、これは7番が持つ3つの歯根、いずれにも刺さっておらず、真ん中を突き抜けている。
これは処置に失敗しているね。もう歯を抜いてしまうしかないですよ。
と言われました。
その専門の先生はクラウンを触って、ぐらついている。ともおっしゃっています。
もう日本で治療はできないので、抜歯は仕方ないのだとは思いますが、クラウンの被せる方法としては、やはり「いずれかの歯根に刺す」というのが正しい処置なのでしょうか?
だとすれば、これは医療ミスになるのでは?とさえ思います。
しかし国が違うため、処置の仕方が違う。
それが日本では普通だ。と言われれば、日本の先生は「歯根を残すため」にこの処置をしてくださり、経年により膿が出てきた→膿を抜いて再度クラウンを被せられるのでは?と思い、質問させて頂きました。
よろしくお願いします。
海外在住のものです。
昨年の6月、日本を出国する直前に左上7番が欠け、かかりつけの歯科医院に行ったところ
「ひどい虫歯になっている」
との事で、クラウン(銀歯)を入れてもらいました。
右上7番は自分の歯ですので
「噛んだ時の左右の感覚はどう?」
と先生に聞かれ、少し高い気がします。とは答えたものの、
「今まで無かった所に新しい物が入ってるから、違和感はあるかも知れないが、おそらく高さは左右揃っているはず。
そのうち慣れる。
また帰国した際に、やっぱりクラウンの高さが高すぎる。と感じたなら、来院すればすぐ外して削ってあげるから。」
と言われ、出国しました。
それから1年、噛んだ時に右よりもクラウンの入った左の方がやっぱり高い気がするし、疼いたりもするので、ようやく保険の手筈も整ったので、先日初めてこちらの歯科医へかかりました。
状況を説明し、レントゲンを撮ってもらったところ、歯茎の中で膿が溜まっている。上手に処置できていないから、こんな事になるんですね。と言われました。
すぐに専門医を紹介され、そこで再度レントゲンを撮ってもらったところ、普通はクラウンの金属部分が歯根に刺さる感じで装着されていなければいけないのに、これは7番が持つ3つの歯根、いずれにも刺さっておらず、真ん中を突き抜けている。
これは処置に失敗しているね。もう歯を抜いてしまうしかないですよ。
と言われました。
その専門の先生はクラウンを触って、ぐらついている。ともおっしゃっています。
もう日本で治療はできないので、抜歯は仕方ないのだとは思いますが、クラウンの被せる方法としては、やはり「いずれかの歯根に刺す」というのが正しい処置なのでしょうか?
だとすれば、これは医療ミスになるのでは?とさえ思います。
しかし国が違うため、処置の仕方が違う。
それが日本では普通だ。と言われれば、日本の先生は「歯根を残すため」にこの処置をしてくださり、経年により膿が出てきた→膿を抜いて再度クラウンを被せられるのでは?と思い、質問させて頂きました。
よろしくお願いします。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2013-06-29 09:33:32
こんにちは、
【必読】 相談者の注意事項
は読んで投稿されましたか!?
ここでは
>これは医療ミスになるのでは?とさえ思います。
これは実際診てみないと分りませんので、この質問に対しては返答できませんのでね。
ただ文章を読む限り
>歯茎の中で膿が溜まっている。上手に処置できていないから、こんな事になるんですね。
事実でしょうが、その先生が治療したからといって上手くいく保証はありませんし、根の治療は非常に難しく専門医が抜髄を行っても成功率は90%程度です。
再治療になれば成功率はかなり下がります。
また根の治療は歯の保存が必ず出来るというものではありません、予後が悪ければ抜歯という治療です。
>それが日本では普通だ。
普通かどうかもここでは分りませんし、手技・術式は色々なものがあります。
外から言わせてもらえば、治療した結果を後で一方的に駄目出しするのはフェアーではないと思います。
また日本と海外では治療費も大きく違い土俵も違います。
その先生に日本の治療費(神経の治療1万円)で治療が出来るかきいてみてください、必ず断れると思います。
日本の先生は限られた治療費の中で最善のことをしているということだけは知っておかれて下さい。
また日本には海外と同じ様に自費だけで1本10万以上で根管治療をしている歯科医院もあるので、もしスタンダードなものに不満があるようでしたらそういった歯科医院にかかられるのも1つだとは思います。
おだいじに
【必読】 相談者の注意事項
は読んで投稿されましたか!?
ここでは
>これは医療ミスになるのでは?とさえ思います。
これは実際診てみないと分りませんので、この質問に対しては返答できませんのでね。
ただ文章を読む限り
>歯茎の中で膿が溜まっている。上手に処置できていないから、こんな事になるんですね。
事実でしょうが、その先生が治療したからといって上手くいく保証はありませんし、根の治療は非常に難しく専門医が抜髄を行っても成功率は90%程度です。
再治療になれば成功率はかなり下がります。
また根の治療は歯の保存が必ず出来るというものではありません、予後が悪ければ抜歯という治療です。
>それが日本では普通だ。
普通かどうかもここでは分りませんし、手技・術式は色々なものがあります。
外から言わせてもらえば、治療した結果を後で一方的に駄目出しするのはフェアーではないと思います。
また日本と海外では治療費も大きく違い土俵も違います。
その先生に日本の治療費(神経の治療1万円)で治療が出来るかきいてみてください、必ず断れると思います。
日本の先生は限られた治療費の中で最善のことをしているということだけは知っておかれて下さい。
また日本には海外と同じ様に自費だけで1本10万以上で根管治療をしている歯科医院もあるので、もしスタンダードなものに不満があるようでしたらそういった歯科医院にかかられるのも1つだとは思います。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
エディさん
返信日時:2013-06-29 11:03:18
井野先生、ご回答ありがとうございます。
はい、医療ミスになるのでは?と思ったのは私の医師からの説明を受けての感想であり、それに対しての返答を求めた訳ではありません。
不明瞭な書き方をしてすみません。
治療費についても不満はありませんし、今までよくして頂いた先生ですので信頼はしていたのですが、治療後1年満たない内から歯茎内で膿がたまり疼くこと、こちらの先生に「歯根にささるべき金属が刺さっていない」と言われた事から不安になり、相談させて頂いた次第です。
手技・術式は色々あるとの事ですので、クラウンが歯根に刺さっておらずとも、完治した。と判断される場合もある。
歯根に刺さっているか否かまでは問題にはならない。
という事でしょうか。
同じ先生から継続して治療を受けられないならば諦めなければならない。ということですね。
ありがとうございました。
はい、医療ミスになるのでは?と思ったのは私の医師からの説明を受けての感想であり、それに対しての返答を求めた訳ではありません。
不明瞭な書き方をしてすみません。
治療費についても不満はありませんし、今までよくして頂いた先生ですので信頼はしていたのですが、治療後1年満たない内から歯茎内で膿がたまり疼くこと、こちらの先生に「歯根にささるべき金属が刺さっていない」と言われた事から不安になり、相談させて頂いた次第です。
手技・術式は色々あるとの事ですので、クラウンが歯根に刺さっておらずとも、完治した。と判断される場合もある。
歯根に刺さっているか否かまでは問題にはならない。
という事でしょうか。
同じ先生から継続して治療を受けられないならば諦めなければならない。ということですね。
ありがとうございました。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2013-06-29 11:11:57
>はい、医療ミスになるのでは?
治療の結果が上手く行かない=医療ミス
にはなりませんよ。
根管治療において、パーフォレーションもファイル破折も偶発症の1つです。
またそちらの国の先生が理解できない状態=医療ミスでもないと思います。
根管治療が上手く行かない⇒抜歯 は極々普通の治療の流れです。
日本の先生は海外の先生とは治療基準がことなります。
使えるまでその歯を使おうと努力するのが日本の先生の傾向であり、海外の先生は結構早い段階で抜歯を選択します。
国が違えば基準は異なりますからね^^
>完治した。
また歯科医治療に完治はありません。
突き詰めた所でリペアの類でしばらく使えるようにしている程度のものです。
>歯根に刺さっているか否かまでは問題にはならない。
実際みてみないとコメントできませんよ。
治療の結果が上手く行かない=医療ミス
にはなりませんよ。
根管治療において、パーフォレーションもファイル破折も偶発症の1つです。
またそちらの国の先生が理解できない状態=医療ミスでもないと思います。
根管治療が上手く行かない⇒抜歯 は極々普通の治療の流れです。
日本の先生は海外の先生とは治療基準がことなります。
使えるまでその歯を使おうと努力するのが日本の先生の傾向であり、海外の先生は結構早い段階で抜歯を選択します。
国が違えば基準は異なりますからね^^
>完治した。
また歯科医治療に完治はありません。
突き詰めた所でリペアの類でしばらく使えるようにしている程度のものです。
>歯根に刺さっているか否かまでは問題にはならない。
実際みてみないとコメントできませんよ。
相談者からの返信
相談者:
エディさん
返信日時:2013-06-29 11:39:46
井野先生、
無知な質問にご丁寧にお答え頂きありがとうございました。
無知な質問にご丁寧にお答え頂きありがとうございました。
回答3
回答日時:2013-06-29 12:12:59
エディさん
こんにちは。
実際に見ていないので、推測ですが、
>ひどい虫歯になっている
この時の壊れ具合が、どうだったか?という事も重要かと思います。
めちゃめちゃ壊れている歯を、なんとか抜かずにそこまで治療して下さったのかもしれません。
全ての経過を見れば、比較検討できますが、その歯の、ある瞬間だけをみて、全てを語ることはできないのではないかと思います。
こんにちは。
実際に見ていないので、推測ですが、
>ひどい虫歯になっている
この時の壊れ具合が、どうだったか?という事も重要かと思います。
めちゃめちゃ壊れている歯を、なんとか抜かずにそこまで治療して下さったのかもしれません。
全ての経過を見れば、比較検討できますが、その歯の、ある瞬間だけをみて、全てを語ることはできないのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
エディさん
返信日時:2013-06-29 13:23:52
橋本先生、ご回答ありがとうございます。
そうですね、どちらの先生もその時点での最善の解決策を施してくださってるのだと思います。
ありがとうございました。
そうですね、どちらの先生もその時点での最善の解決策を施してくださってるのだと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 1年前日本で入れたクラウン、ちゃんと治療出来ていないと…(海外) |
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質問者 | エディさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 27歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル 海外その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。