歯原性腫瘍で開窓中です。顎骨の空洞が広がり始めました

相談者: とまやんさん (57歳:男性)
投稿日時:2013-07-04 19:44:55
五年前に角化嚢胞性歯原性腫瘍の開窓手術を受け、現在も蓋をはめた状態です。

定期的にCTとレントゲン撮影を受け、顎骨は順調に復元していました。

顎骨の空洞がかなり小さくなった時(二年ほど前)腫瘍の全摘手術を受けようかと考えましたが、奥歯二本を抜く必要があると言われました。

この時主治医の先生は、開窓したままで一生過ごしても問題ないと言われたので、蓋の消毒の手間より奥歯を失うことの方が辛いと判断し手術は受けませんでした。

一週間前に歯茎が腫れて二年ぶりに受診しました。

CTとレントゲン撮影を受けましたが、その日は主治医の先生が不在という事で他の先生にレントゲンだけ見て頂きました。

すると二年前には小さかった空洞が少し大きくなっていました。奥歯の下も空洞になってしまっていました。

その日診察して頂いた先生から手術するしかないと言われ、主治医の先生がいらっしゃる日に予約して病院をあとにしました。

他の方の質問欄で、手術後一ヶ月以上経たないと、入れ歯インプラントは出来ないという内容の回答を見ました。

私は左側でしか食物を噛めないので(腫瘍も左側)、開窓手術後も数日間、食物が噛めずに苦労しました。

手術は仕方ないとして、何とか奥歯を抜かずに出来る方法はありませんか? 


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-07-04 21:32:48
>開窓手術を受け、現在も蓋をはめた状態です。

どのような意味なのでしょうか。
蓋ではなくドレーンならわかりますが。

開窓しても開窓部の創が狭ければ、ドレーンなどで、歯肉が伸びて来ての自然閉鎖を防ぐようにするものです。

閉鎖すると、内部の浸出液の圧力が高まり、嚢胞腔は再度広がってしまいます。
普通は開窓を続けて嚢胞が縮小して押し出されるように、消失してしまうか、嚢胞を手術で除去しやすい状態になったら施行するという経過をたどるのだと思います。

ドレーンは薄いゴム片または細いゴム管が使用されます。

それにしても”奥歯の下も空洞になってしまっていました”が気になります。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-07-05 09:52:20
とまやんさん、こんにちは

状況が把握できないので推測で回答させていただきます。


>手術は仕方ないとして何とか奥歯を抜かずに出来る方法はありませんか? 

奥歯を抜歯せずに手術をすることは可能だと思いますが、そうすることにより腫瘍細胞がの取り残しの可能性があるのではないでしょうか。

きちんと腫瘍を取りきるために、抜歯が必要なのだと思います。

詳細は担当の先生に相談してみて下さい。

参考になれば幸いです。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とまやんさん
返信日時:2013-07-05 19:05:25
松山先生、畑田先生、回答ありがとうございました。

専門用語が分からず蓋と表現していまいました。

私が装着しているのは肌色の樹脂(?)製のもので、開窓部の閉塞と食物などの侵入を防ぐための物だと説明を受けました。

私はこれを毎食後と起床時、就寝前に取り外し開窓内部と共に洗浄して使用しております。

再発のリスクの件も含めて、主治医の先生に相談したいと思います。

仕事の都合で次回の受診が四週間ほど先になってしまった為、質問させて頂きました。

今後も先生方のご活躍をお祈りしております。
ありがとうございました。



タイトル 歯原性腫瘍で開窓中です。顎骨の空洞が広がり始めました
質問者 とまやんさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(臼歯部)
口腔外科関連
専門的な質問その他
回答者




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