8歳から始めた歯列矯正が10年経っても終わらない
相談者:
ひきこもりさん (21歳:男性)
投稿日時:2013-07-04 09:54:43
現在21歳男です。
8歳から歯列矯正を行っており、もう10年弱になりますが一向に治療が終わる気配がありません。
元から特別歯並びが悪い訳ではないので随分長いなと疑問に思い始めて来ました。
担当医に何度か相談しましたが、
「将来の事考えたら続けた方が良い」
と言われました。
両親からも
「少々痛くても続けるべきだ」
との事でした。
ですが酷い痛みに悩まされ子供の頃から食事もまともに出来ない事もしばしばありましたし、ここ数年酷い顎関節症、頭痛、滑舌の悪さにも悩まされています。
私としてはこんなに苦しいのなら少しくらい歯並びが悪くても良いから中断したいです。
そこで質問なのですが
1、途中で中断しても大丈夫でしょうか?
2、長すぎる気がしますがこんなものなのでしょうか?
回答よろしくお願い致します?
8歳から歯列矯正を行っており、もう10年弱になりますが一向に治療が終わる気配がありません。
元から特別歯並びが悪い訳ではないので随分長いなと疑問に思い始めて来ました。
担当医に何度か相談しましたが、
「将来の事考えたら続けた方が良い」
と言われました。
両親からも
「少々痛くても続けるべきだ」
との事でした。
ですが酷い痛みに悩まされ子供の頃から食事もまともに出来ない事もしばしばありましたし、ここ数年酷い顎関節症、頭痛、滑舌の悪さにも悩まされています。
私としてはこんなに苦しいのなら少しくらい歯並びが悪くても良いから中断したいです。
そこで質問なのですが
1、途中で中断しても大丈夫でしょうか?
2、長すぎる気がしますがこんなものなのでしょうか?
回答よろしくお願い致します?
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2013-07-04 10:30:37
8歳から矯正治療を続けられているとのことですが、今までの約13年間は、休みなく動的治療が続いたのでしょうか?
小学生の時期に、矯正歯科医院へ初診来院された場合には、小学生の時期に半年〜2年ぐらいの治療期間で、1期治療(小児矯正)を行い、下顎骨の成長する高校入学までの時期は、経過観察を行い、高校入学後に、1〜2年間の2期治療(マルチブラケット治療)で仕上げるという「2期分離治療」という長期的治療計画で対応するケースが多くなります。
もちろん、なんらかの理由で、1期治療と2期治療の間に、経過観察期間を設定しない場合もありますし、矯正治療の難易度が高い患者さんでは、2期治療に、長期間が必要な場合もあります。しかし、実際の状況を診ていない、ネット相談では、詳しい状況はわかりません。
不安や疑問点は、これまでの経過と治療計画を把握している、矯正担当医にご質問ください。
もし、矯正担当医と相談しても、不安や疑問点が解消しない場合には、現医に紹介状と資料をいただいて、別の矯正歯科医院や大学病院矯正科へご相談されても良いかと思います。
なお、担当医と充分に相談しないうちに、自己判断で通院を中止するという選択は、リスクが高いと思いますので、お勧めできないと思います。
小学生の時期に、矯正歯科医院へ初診来院された場合には、小学生の時期に半年〜2年ぐらいの治療期間で、1期治療(小児矯正)を行い、下顎骨の成長する高校入学までの時期は、経過観察を行い、高校入学後に、1〜2年間の2期治療(マルチブラケット治療)で仕上げるという「2期分離治療」という長期的治療計画で対応するケースが多くなります。
もちろん、なんらかの理由で、1期治療と2期治療の間に、経過観察期間を設定しない場合もありますし、矯正治療の難易度が高い患者さんでは、2期治療に、長期間が必要な場合もあります。しかし、実際の状況を診ていない、ネット相談では、詳しい状況はわかりません。
不安や疑問点は、これまでの経過と治療計画を把握している、矯正担当医にご質問ください。
もし、矯正担当医と相談しても、不安や疑問点が解消しない場合には、現医に紹介状と資料をいただいて、別の矯正歯科医院や大学病院矯正科へご相談されても良いかと思います。
なお、担当医と充分に相談しないうちに、自己判断で通院を中止するという選択は、リスクが高いと思いますので、お勧めできないと思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-07-05 14:18:22
あいにく、現在の矯正治療法は多種多様な考え方が混在し、手技手法も多様ですから、ひきこもりさんが、長期にわたって治療を依頼されてきた担当医がどのような方法で矯正を行ってきたのかをお書きになった内容だけで想像することは困難です。
痛みを伴って食事も困難だったということから、固定式の装置などを用いて比較的大きな力を持続的・あるいは断続的にかけて矯正治療が行われてきた経緯があるかもしれません。
治療の手法によっては、いったんある程度修正できた時点で矯正治療を終了し、顎口腔機能をご自身の力で健全化できるか、出来ないかを見極める期間を持ち、成長発育が終了した時点で必要ならば2次矯正(外科手術等も含めた)を考えるという堀内先生が言われているような「2期分離治療」が、口腔機能の自立発育を阻害する装置を用いた矯正法を採用すれば必要になると言われています。
長期にわたって、固定式装置を継続してつけておられたのでしょうか?
成長発育が終了しますと、矯正治療だけで顎口腔機能を修正するのか、補綴や保存の歯冠修復を併用して行うのか、外科を併用して行うのかある程度取るべき選択肢が分かれてくるものです。
成長発育を利用した矯正治療とは異なってきますので、担当医とよくご相談され納得のいくゴールが見えないのでしたら、セカンドオピニオンを依頼されるのもよいのではないかと思います。
ひきこもりさんが名前のようにひきこもっておられないかどうか、少し気になりましたので回答が重なりましたがコメントを入れてみました。
痛みを伴って食事も困難だったということから、固定式の装置などを用いて比較的大きな力を持続的・あるいは断続的にかけて矯正治療が行われてきた経緯があるかもしれません。
治療の手法によっては、いったんある程度修正できた時点で矯正治療を終了し、顎口腔機能をご自身の力で健全化できるか、出来ないかを見極める期間を持ち、成長発育が終了した時点で必要ならば2次矯正(外科手術等も含めた)を考えるという堀内先生が言われているような「2期分離治療」が、口腔機能の自立発育を阻害する装置を用いた矯正法を採用すれば必要になると言われています。
長期にわたって、固定式装置を継続してつけておられたのでしょうか?
成長発育が終了しますと、矯正治療だけで顎口腔機能を修正するのか、補綴や保存の歯冠修復を併用して行うのか、外科を併用して行うのかある程度取るべき選択肢が分かれてくるものです。
成長発育を利用した矯正治療とは異なってきますので、担当医とよくご相談され納得のいくゴールが見えないのでしたら、セカンドオピニオンを依頼されるのもよいのではないかと思います。
ひきこもりさんが名前のようにひきこもっておられないかどうか、少し気になりましたので回答が重なりましたがコメントを入れてみました。
タイトル | 8歳から始めた歯列矯正が10年経っても終わらない |
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質問者 | ひきこもりさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。