長引く前歯の根管治療、痛みと膿がなかなか引かない(妊娠中)
相談者:
あーたんママさん (25歳:女性)
投稿日時:2013-07-09 02:27:14
こんにちわ。
今、妊娠6ヶ月23週目の 妊婦です。
七年程前に事故で前歯四本が折れ差し歯になりました。
そのうちの一本の左の1番の歯がかなり痛みだし歯医者へ、神経が死んで根の先で膿んでいるらしいという事で歯の裏側から穴を開け根管治療が始まりました。
膿を出してから薬に頼らなくてもいい位に痛みは軽減されましたが、まだ噛むと痛く鈍痛があり鼻の穴の下あたりを押すと痛いです。
週に2〜3回程でかれこれもう14回ほど通院してますが、毎回少量の膿がチョロチョロ出ているらしく消毒を繰り返しています。
先生には丁寧に根気強く根管治療にお付き合いいただいてると思います。
しかし、毎回同じ作業の繰り返しで、いっこうに治療が先に進みません。
このまま痛みをかかえたままでの出産は不安でなりません。
先生になぜ膿が止まらないのかきいても、わからないという言葉が帰ってくるだけで治療内容は毎回かわりません。
膿が引かない原因として考えられる原因は何でしょうか?
根気強く続けていればいつかは膿がなくなるのか、またいつまで続くのか、いつこの根管治療に見切りをつけたらいいのかもわかりません。
またこの先、どういった治療の選択肢があるのでしょうか?
妊娠中でも可能な治療なのか知りたいです。
一刻も早く痛みから解放されたいです。
今、妊娠6ヶ月23週目の 妊婦です。
七年程前に事故で前歯四本が折れ差し歯になりました。
そのうちの一本の左の1番の歯がかなり痛みだし歯医者へ、神経が死んで根の先で膿んでいるらしいという事で歯の裏側から穴を開け根管治療が始まりました。
膿を出してから薬に頼らなくてもいい位に痛みは軽減されましたが、まだ噛むと痛く鈍痛があり鼻の穴の下あたりを押すと痛いです。
週に2〜3回程でかれこれもう14回ほど通院してますが、毎回少量の膿がチョロチョロ出ているらしく消毒を繰り返しています。
先生には丁寧に根気強く根管治療にお付き合いいただいてると思います。
しかし、毎回同じ作業の繰り返しで、いっこうに治療が先に進みません。
このまま痛みをかかえたままでの出産は不安でなりません。
先生になぜ膿が止まらないのかきいても、わからないという言葉が帰ってくるだけで治療内容は毎回かわりません。
膿が引かない原因として考えられる原因は何でしょうか?
根気強く続けていればいつかは膿がなくなるのか、またいつまで続くのか、いつこの根管治療に見切りをつけたらいいのかもわかりません。
またこの先、どういった治療の選択肢があるのでしょうか?
妊娠中でも可能な治療なのか知りたいです。
一刻も早く痛みから解放されたいです。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-07-09 06:03:52
あーたんママ さん、おはようございます。
まずは、お掛かりの歯科医院に、現状と今後の見通しについて、よく説明していただいてください。
もしもお手上げの状態なのでしたら、歯内療法を得意としている医療機関をご紹介いただくよう、お願いなさってみるのも一法かもしれません。
早く症状が治まると良いですね。
まずは、お掛かりの歯科医院に、現状と今後の見通しについて、よく説明していただいてください。
もしもお手上げの状態なのでしたら、歯内療法を得意としている医療機関をご紹介いただくよう、お願いなさってみるのも一法かもしれません。
早く症状が治まると良いですね。
回答2
歯科医師の野田です。
回答日時:2013-07-09 12:54:06
あーたんママ さん こんにちは。
長く症状が続いているようで心配ですね。
膿が引かない原因は?とのことですが、どこかに排除できない(減らせない)細菌が存在しているのだと思います。
すでに細菌感染した歯を細菌数0にすることはほぼ不可能なことではありますが、細菌数を減らすことで治癒に導いていくことになります。
細菌を排除できない理由をいくつかあげてみます。
・解剖学的に複雑:
根管は複雑な形態をしていて、そのすべてを清掃することは出来ません。
特に根の先から3ミリまでには、枝分かれが多数存在していることがあります。
したがってそこには細菌が残る可能性があります。
世界一上手な先生がやっても清掃出来ない部位は存在します。
・細菌が入ってくる経路がある:
冠をかぶせたまま裏から穴を開けて根管治療している場合等に、冠の下に虫歯や隙間があったりするとそこから常に細菌が入ってくるので治りにくくなります。
・根尖孔外感染:
まれに細菌が根の先から飛び出して存在していることがあります。
この場合通常の根管治療ではその細菌を除去できません。
・歯根破折:
歯にヒビがあるとそこが細菌の侵入経路になります。
・拡大不足
歯によっては根管が太いものがあり、使用している器具がそれより細いと壊死組織や細菌が除去しきれないことがあります。
・・・などいろいろな理由があります。
歯根破折以外では、通常の根管治療で治癒させられなければ歯内療法外科で対応することになると思います。
妊娠中でも外科処置自体は状況によっては可能だと思います。
ただ、薬ものむことになると思うので、急性症状でなければ産後まで待つという選択もあると思います。
まずは、小林先生がおっしゃるように担当の先生とよく相談してください。
お大事になさってください。
長く症状が続いているようで心配ですね。
膿が引かない原因は?とのことですが、どこかに排除できない(減らせない)細菌が存在しているのだと思います。
すでに細菌感染した歯を細菌数0にすることはほぼ不可能なことではありますが、細菌数を減らすことで治癒に導いていくことになります。
細菌を排除できない理由をいくつかあげてみます。
・解剖学的に複雑:
根管は複雑な形態をしていて、そのすべてを清掃することは出来ません。
特に根の先から3ミリまでには、枝分かれが多数存在していることがあります。
したがってそこには細菌が残る可能性があります。
世界一上手な先生がやっても清掃出来ない部位は存在します。
・細菌が入ってくる経路がある:
冠をかぶせたまま裏から穴を開けて根管治療している場合等に、冠の下に虫歯や隙間があったりするとそこから常に細菌が入ってくるので治りにくくなります。
・根尖孔外感染:
まれに細菌が根の先から飛び出して存在していることがあります。
この場合通常の根管治療ではその細菌を除去できません。
・歯根破折:
歯にヒビがあるとそこが細菌の侵入経路になります。
・拡大不足
歯によっては根管が太いものがあり、使用している器具がそれより細いと壊死組織や細菌が除去しきれないことがあります。
・・・などいろいろな理由があります。
歯根破折以外では、通常の根管治療で治癒させられなければ歯内療法外科で対応することになると思います。
妊娠中でも外科処置自体は状況によっては可能だと思います。
ただ、薬ものむことになると思うので、急性症状でなければ産後まで待つという選択もあると思います。
まずは、小林先生がおっしゃるように担当の先生とよく相談してください。
お大事になさってください。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-07-09 14:27:35
>毎回同じ作業の繰り返し
これまでの塩素系薬剤の使用時間があまりに短かったとしたら、一度、やや長目にしていただく事は意味あるかもしれません。
但し、既に、壊死組織等の根菅内容物が機械的に除去されていることが前提ですが・・。
これまでの塩素系薬剤の使用時間があまりに短かったとしたら、一度、やや長目にしていただく事は意味あるかもしれません。
但し、既に、壊死組織等の根菅内容物が機械的に除去されていることが前提ですが・・。
相談者からの返信
相談者:
あーたんママさん
返信日時:2013-07-09 18:04:29
タイトル | 長引く前歯の根管治療、痛みと膿がなかなか引かない(妊娠中) |
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質問者 | あーたんママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療中の歯の痛み 根管治療の治療期間 根管治療中の痛み 根管治療に関するトラブル 妊娠中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。