左上6.7番欠損、骨が薄いのでインプラントはできないと言われました

相談者: クロフネさん (45歳:女性)
投稿日時:2013-07-03 20:40:07
初めての投稿です。
わかりにくい点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

15年前に左上7番、2年前に左上6番を抜歯し、部分入れ歯をしております。
親知らずは全部ありません。
部分入れ歯はもう慣れているのでつけていることは問題ないのですが、やっぱり不自由なことが多いので、このたび思い切ってインプラントにしようと3箇所の歯科に聞きにいきました。

2人の先生からは、骨の補填をして1本のインプラントをいれるといいと言われました。

1人の先生はあまりに上顎膜?が薄いので(確か1ミリくらいしかない)できなくはないけど、サイナスリフトをしても骨補填剤を10gは必要になるので、体の負担や経済的負担を考えてもインプラントにするメリットは考えにくいと言われました。

骨補填剤は通常4〜5gとのことで、その倍となると体への負担や手術が大変になったりするのでしょうか。
ここまで具体的に詳細に言われてしまって、やっぱり難しいのかと…

インプラントができないと言ってる先生は模型も作って、CTは総合病院へ行って撮りました。
医療用CTです。

こういう場合はどういう判断をするとよろしいのでしょうか。
もちろん、診察してみなければはっきりした事は言えないと思います。
インプラントは大きな手術となりますし、時間もお金もかかることなので慎重になるくらいでちょうどいいのかもしれませんが。
CTのデータや模型はそのまま渡してくれましたので、もし他の病院へ行く場合はこれを持っていくといいですと言われました。

判断の仕方がよくわかりませんので、何か小さなことでもいいですので教えていただければうれしいです。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-07-03 21:05:02
>CTのデータや模型はそのまま渡してくれましたので、もし他の病院へ行く場合は、これを持っていくといいですと言われました。

でしたら、もう少しセカンドオピニオンを受けたらいかがですか。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-07-03 21:17:55
骨が薄いので骨移植が必要のようですね。
骨移植はお鼻の方に移植するサイナスリフトが一般的です。

移植するのは自分の骨、自家骨が一番良いと思いますが、どこからか骨を取ってこなくてはいけないデメリットがあります。
最近では下顎の親知らず付近から取ることが多いと思います。

また、その他の骨移植材としては、吸収し易いβTCPや吸収しにくいHA、牛の骨のバイオスなどがあります。
その他日本では、未認可の成長因子などを含んだ材料などがあります。

サイナスリフトは経験が浅いと時間がかかることもあり、全身麻酔静脈内鎮静法などの麻酔をすることもあります。
慣れた先生や簡単なケースでは、局所麻酔だけのこともあります。

自家骨でのサイナスリフトの場合、平均90分位と言われているので、代用骨を使えば自家骨を採取せずに済むので時間も短縮出来るメリットはあります。

また、自家骨と人工骨を混ぜて使う場合や人によっては採血した血液を遠心分離して加工したものを併用したり、それだけだったり移植材は選択する先生によって異なるかもしれませんね。

自家骨が自分では1番良いとは思いますが、ケースによってはどれが1番良いかは変わってくると思います。

大学病院や外科の慣れた先生、インプラント専門医などに相談されてみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-07-04 01:47:03
手術の仕方、方法を工夫して下さる先生を探されればそれほど問題なくインプラント出来るんじゃないでしょうか?

個人的には、時間が掛かると思いますが、骨をちゃんと造成していただいてインプラントも生着するのをしっかり待って治せば成功する確率は97%以上と言う一般的なインプラントの成功率通りになると思います。

タバコは吸わない、全身的にも健康である、と言う条件がとても大切ですが、後は担当医の先生の腕次第、と思います。

個人的には、設備としてCTを設置されている所で、自己血とか用いてのCGF、PRF、PRPとかの再生療法を使って下さる先生が良いと思います。

骨補填材は、私は自己骨は吸収してかなり減ってしまうので代用骨、有名なところではBio-ossとかのHA材を用いて、造成したのが減りにくい方法が好みです。

一応学会で聞いてデータでは、特に自己骨と比べて遜色はない、と聞いておりますし。

先生によってはサイナスリフトではなく、歯槽頂からの非常に低侵襲で楽なやり方でちゃんと治してくれる、と言う方もいると思います。

頑張って探されてみては如何かと思います。

ご参考までに。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-07-04 08:20:57
ご相談ありがとうございます。

たしかに難しい治療となりそうです。
一般的には副鼻腔の中へ、骨造成を行ってインプラント治療が可能です。

骨がとても薄いと移植する量は多くなりますが、量が増えれば身体の負担が大きくなるかといえば,あまり関係ありません。

移植する材料も根拠を持って選択する必要があります。
自分の骨はもっとも安全ですが、その場所だと後でほとんど吸収されて消えてしまうことが知られています。
人工骨の種類によっては、後で新陳代謝の障害になる恐れもあります。

また材料よりも治療内容のほうが重要です。

移植したり、インプラントをした部分の骨の再生が順調に進むような治療内容が、目に見えませんが結果に大きく影響します。

たとえば奥歯2本だと骨を作る量だけではなく、作らなければならない範囲がとても広くなりますが、そのときに骨にあける入り口をできるだけ小さく削ることも大事です。

つまり歯を一生保存する考えに似ていますが、できるだけ削らないことです。
なぜならば、残した骨から新しい骨がわき上がってくるからで、治療が楽になるからとよく中が見えるようにあまり大きく削りすぎてしまうとその働きが小さくなってしまうからです。

また副鼻腔の中は複雑な形をしています。
CTはその審査にとても役立ち、必須の検査となります。

ただ医科用のCTでは歯科について非常に勉強している技師が検査しないとあまり役に立たないこともある心配があります。

できれば歯科専用のCTで検査して、さらにそのままシミュレーションができる最新のCTがさらに有効です。
また最新の歯科用CTでは骨密度の測定もでき、さらに安心です。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クロフネさん
返信日時:2013-07-05 20:59:53
4日のさがら先生まで返信を拝見しました。
お忙しい中、貴重なご意見をいただきありがとうございました。


松山先生

後々、その方向で考えてみようとは思っています。
ただ、ここは田舎でインプラント自体行っている歯科医が少ないので、その中からさらに探すとなるとなかなか大変そうですが、辛抱強く頑張ってみようと思います。
ありがとうございました。


加藤先生

骨移植についての詳しい説明、ありがとうございます。
自分の骨の移植までは特に聞いておりませんでした。(確かどの先生もバイオスと言っていました)

骨移植といっても、いろいろと方法があるのですね。
私の場合は骨を移植してもインプラントのメリットがないのと、上あご自体が下がり気味になっていて、スペースがないというのも理由の1つのようです。

骨移植はサイナスリフトとのことでしたが、他の方法でもできないか聞きましたが、いい返事はされませんでした。

一大決心だったのでちょっと気が抜けてしまいました…
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クロフネさん
返信日時:2013-07-05 22:27:10
引き続き返信します。

松元先生

これからまた引き続き、他の歯科でも聞いてみようと思っています。
他の方法を工夫してくれる先生にめぐり合えるといいのですが…
何しろ田舎ですので、インプラントをする歯科医が少ないのです。

健康面で言えば、これまで喫煙の経験もありませんし、普段から運動もしていて体調はいいです。
だからこそ、この時期がいいのかと思った次第です。
今後も体調管理は十分していこうと思います。
自己血を使った再生療法もあるのですね。
この方法はどの先生もおっしゃっていませんでしたが、先進的な方法なのでしょうか。


さがら先生

インプラントをお願いした先生のクリニックにはCTはありませんでした。
先生の方針であえて置いていないそうです。
市内の総合病院で医科用?のCTで撮ってきてくださいと言われました。
精度がいいとかで…


奥歯2本だと骨を作る量だけではなく、作らなければならない範囲がとても広くなりますが、そのときに骨にあける入り口をできるだけ小さく削ることも大事です。

もしかしたら、先生がしないほうがいいと判断したのはこのことだったのかもしれません。
私の場合、そのリスクが高いということかと…

もちろん、全てがインプラントの適用になるとは限らないとは思いますが、私自身も一大決心で臨んだのでショックが大きいです。

ちなみに、さがら先生がインプラントを行わないと判断するのはどういう状態の時なのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-07-06 08:13:17
ご返信ありがとうございます。

インプラントを行わないと判断するのはどういう状態の時なのでしょうか?


とても良いご質問です。
インプラントに偏らない、公平な判断が重要ということです。

すべての治療は、目的を適切に設定、診断することが大前提です。
仮に歯を失ったからといって、目的によっては、当然また自然に、インプラントをしないほうが良いという判断になることもあるのがふつうです。

目的が、インプラントをしたいとか、初めからインプラント前提という偏った判断であってはなりません。
欲に目が曇ります。

もし医療を受けるのであれば、インプラントとは治療目的を達成するための手段、通り道にしか過ぎないからです。


つまり患者さんが何に困っていらっしゃるか? という原点が大事なポイントです。
また,どうなれば嬉しいか? というお気持ちが基本です。

それを解決する手段として、インプラントが役立てば最善を尽くし、他の方法が役立てばインプラントは忘れてそこに最善を尽くす、そうすれば道を誤ることはないと思っています。


一番大事なことは、お話を聞く相談、そしてその解決方法を何通りかご提案して、またその方法のデメリットも承知して、ありありとゴールをイメージしていただき、ご納得いただくまでの段取りで,ほぼ成功が決まります。

当然ながら、どの方法を選んでいただいても、実現できること、その全てにベストを尽くせる知識と技能と経験の裏打ちが準備されていることも大前提です。

なぜならば、試しにやってみましょうか? などという考え自体が危険そのものだからです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: クロフネさん
返信日時:2013-07-12 18:54:28
さがら先生

確かにインプラントが最良とは限りませんよね。

いろいろと方法があると思いますので、気長に探してみようと思います。
今の歯をなんとか長く持たせられる方法を一番に考えたいので、やっぱりインプラントがいいのかなと思ったりしてます。(諦めが悪いですが…)

どういうわけか、返信が反映されていませんでしたので、再度返信しました。
遅れてしまい申し訳ありませんでした。
回答 回答6
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-07-12 21:08:42
インプラントオーバーデンチュァーというのもありますから、知っておくと良いかもしれません。




タイトル 左上6.7番欠損、骨が薄いのでインプラントはできないと言われました
質問者 クロフネさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
抜歯:7番(第二大臼歯)
インプラント治療法
インプラントその他
回答者




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