ガレー骨髄炎?脈を打つように腫瘍が痛む

相談者: aki127さん (31歳:女性)
投稿日時:2013-07-16 23:05:23
以前ガレー骨髄炎と診断され、治療したのにまた痛くなったと投稿した者です。

痛みもなく、レントゲンに腫瘍が写らなかったことから悪性では?となったのですが 顎骨に腫瘍が出来るまでに圧迫するような痛みがあったことから、ガレー骨髄炎と診断され根の治療をしました。
治療は8回で終わりました。
腫瘍はなくなりませんでしたが小さくなりました。

今回は体調を崩し免疫力が落ちて以来、前回になかったような圧迫するような脈をうつ痛みがあり、歯が浮いたような感じもします。
噛み締めるとまたキーンと痛いです。
気のせいか少しまた腫瘍が膨らんだ気がします。
口内には特にただれや出血、排膿、異変はありませんが 関係あるのか喉も二ヶ月痛いです。

休みが不定期で急患でみてもらえる先生の所へ中々行けずにいます。

悪性なのではと怖くてたまりません。

本当にガレー骨髄炎なんでしょうか、先生方、よろしくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-07-17 07:40:53
aki127さん、こんにちは。
体調を崩した際に、ガレー骨髄炎が再発されたのですね。

まず最初に、ガレー骨髄炎と腫瘍とは別の物です。
ですので、この点をご診断いただいた先生とお話しいただく事で、aki127さんの不安が和らぐのではないかと思います。

ガレー骨髄炎は文字通り、骨髄に起こる炎症です。
慢性的な炎症であり、発症する原因としては主に細菌感染が挙げられます。

特徴としては若年者に多いという点と、骨膜反応が顕著である点です。
骨膜反応とは炎症に体が反応して骨の厚みが増す現象です。
慢性の炎症ですから、これを抑えている体の免疫が低下すると炎症症状が再発する事が珍しくありません。
喉の痛みも免疫の低下が関係している事が疑われます。

口腔領域に発生する悪性腫瘍は、良くなったり悪くなったりを波を打つように繰り返すという事は、あまりありません。
腫瘍細胞が継続的に、不秩序に増殖をしていくのが一般的な悪性腫瘍ですので、状態としては徐々に継続的に悪くなるという風にイメージをしていただけるとわかりやすいと思います。

また、悪性腫瘍は痛みを伴わない事が多いです。
痛みを伴う悪性腫瘍もございますが、比較的稀ではあります。
良くなったり悪くなったりを繰り返すのは、どちらかというと自己免疫疾患や慢性骨髄炎のような疾患に良く見られる特徴です。

本当にガレー骨髄炎なのかどうかは、実際に診察をしてみないとわかりません。
ただ、症状としては、ガレー骨髄炎から大きく外れたものではないという印象を受けます。
しかし、2か月継続的に喉が痛い事や、免疫力が落ちているという自覚があるのであれば、内科で免疫状態の確認をしていただくのも良いと思います。

お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aki127さん
返信日時:2013-07-20 09:38:18
>安藤先生へ

とても詳しく説明してくださって本当にありがとうございました!

今自分の口の中にあるものが悪性とどう違うのか、近くの歯科医の先生も説明してくださらなかったので、とても不安になって怖くて怖くて仕方がありませんでしたが、回答を聞いてやっと安心しました

次の休みをなんとか合わせて歯医者に行こうと思います

喉の痛みもあってなにか悪いものが広がっているのかなと思っていたのですが、確かに仕事も忙しいので全身疲労で免疫力が下がっているのだろうと思います。

こんなに詳しく説明してくださる先生が近くにいらっしゃる患者さんは幸せだと思いました、私も安藤先生の治療を受けたかったです

本当にありがとうございました!



タイトル ガレー骨髄炎?脈を打つように腫瘍が痛む
質問者 aki127さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
その他(その他)
回答者




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