矯正前の抜歯、小臼歯4本か親知らず4本かどちらがよいですか?
相談者:
karmaさん (26歳:女性)
投稿日時:2013-07-15 17:25:46
抜歯前提での矯正です。
そこで。
親知らずを四本抜歯するか。
犬歯の後ろの上下四本を抜歯するか。
↑
この場合、矯正中、矯正後に親不知の影響でズレたりしないのか。
どちらがいいのかわかりません。
メリット、デメリット教えてください。
歯が全体的に前に出ているので、綺麗に引っ込めた歯並びになるのが理想です。
そこで。
親知らずを四本抜歯するか。
犬歯の後ろの上下四本を抜歯するか。
↑
この場合、矯正中、矯正後に親不知の影響でズレたりしないのか。
どちらがいいのかわかりません。
メリット、デメリット教えてください。
歯が全体的に前に出ているので、綺麗に引っ込めた歯並びになるのが理想です。
[過去のご相談]
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2013-07-15 17:54:00
>どちらがいいのか。わかりません。
どちらが良いかどうかよりも、どちらが必要かの問題だと思います。
場合によっては両方の抜歯が必要かもしれません。
>メリット、デメリット教えてください。
メリット・デメリットは、全体の状況で変わってくるので文面からでは何とも言えません。
もし矯正担当医から選択を依頼されているのであれば、選択の根拠となる情報を直接質問してください。
ご参考まで・・・
どちらが良いかどうかよりも、どちらが必要かの問題だと思います。
場合によっては両方の抜歯が必要かもしれません。
>メリット、デメリット教えてください。
メリット・デメリットは、全体の状況で変わってくるので文面からでは何とも言えません。
もし矯正担当医から選択を依頼されているのであれば、選択の根拠となる情報を直接質問してください。
ご参考まで・・・
回答2
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2013-07-16 11:34:58
矯正治療を開始されるということであれば、すでに、精密分析・診断説明を受けられたことと思います。
担当医からは、どのような問題点が存在して、どのような治療ゴールを設定することが望ましいという説明がありましたか?
理想的な治療ゴールを達成するために、小臼歯4本抜歯が望ましい場合もあれば、親不知(智歯=8番)を抜歯して、インプラントアンカーなどで遠心移動するという治療選択肢がより適する場合もあります。
また、杉原先生がご指摘のように、小臼歯抜歯が必要な場合には、小臼歯抜歯だけではなく、智歯抜歯を含め、計8本の抜歯が必要な場合も少なくありません。
「歯が全体的に前に出ているので、綺麗に引っ込めた歯並びになるのが理想です。 」
とご相談文に記載されていましたが
「上下顎前歯の位置、角度、口元などの軟組織の審美性」に対する治療ゴールの設定において
1.「小臼歯4本抜歯」
2.「親不知抜歯と小臼歯非抜歯と歯列遠心移動」
のどちらの治療選択肢でも、同じ質の治療ゴールを達成可能であると予測される場合もあります。
そのような場合には、2のような「小臼歯非抜歯」の治療選択肢には、歯数の減少が少ないという大きな利点があります。
しかし、一方で、大幅な歯列遠心移動には、一般的なスクリュー型アンカーでは、予知的なコントロールが難しい場合も多く、プレート型インプラントアンカーが必要とされる場合が多くなります。
プレート型インプラントアンカーを使用する場合には、外科手術を担当する、口腔外科への治療費支払いが必要となるため、結果的に治療費総額が高額になるという金銭的な欠点を考慮する必要があります。
なお、治療選択肢によって、
「口元の審美性に対する治療ゴールの質が異なる」
「治療選択肢によっては、治療の質をある程度妥協しなくてはいけない」
と予測された場合には、より慎重な情報収集が必要となります。
そのような診断説明であった場合には、矯正担当医から、各治療選択肢の利点・欠点について、より詳しく説明を求め、理解・納得の上で選択しなければ、治療終了時に、治療結果に対して満足できないというリスクが懸念されるからです。
まずは、実際の状況を把握している矯正担当医と詳しくご相談ください。
担当医からは、どのような問題点が存在して、どのような治療ゴールを設定することが望ましいという説明がありましたか?
理想的な治療ゴールを達成するために、小臼歯4本抜歯が望ましい場合もあれば、親不知(智歯=8番)を抜歯して、インプラントアンカーなどで遠心移動するという治療選択肢がより適する場合もあります。
また、杉原先生がご指摘のように、小臼歯抜歯が必要な場合には、小臼歯抜歯だけではなく、智歯抜歯を含め、計8本の抜歯が必要な場合も少なくありません。
「歯が全体的に前に出ているので、綺麗に引っ込めた歯並びになるのが理想です。 」
とご相談文に記載されていましたが
「上下顎前歯の位置、角度、口元などの軟組織の審美性」に対する治療ゴールの設定において
1.「小臼歯4本抜歯」
2.「親不知抜歯と小臼歯非抜歯と歯列遠心移動」
のどちらの治療選択肢でも、同じ質の治療ゴールを達成可能であると予測される場合もあります。
そのような場合には、2のような「小臼歯非抜歯」の治療選択肢には、歯数の減少が少ないという大きな利点があります。
しかし、一方で、大幅な歯列遠心移動には、一般的なスクリュー型アンカーでは、予知的なコントロールが難しい場合も多く、プレート型インプラントアンカーが必要とされる場合が多くなります。
プレート型インプラントアンカーを使用する場合には、外科手術を担当する、口腔外科への治療費支払いが必要となるため、結果的に治療費総額が高額になるという金銭的な欠点を考慮する必要があります。
なお、治療選択肢によって、
「口元の審美性に対する治療ゴールの質が異なる」
「治療選択肢によっては、治療の質をある程度妥協しなくてはいけない」
と予測された場合には、より慎重な情報収集が必要となります。
そのような診断説明であった場合には、矯正担当医から、各治療選択肢の利点・欠点について、より詳しく説明を求め、理解・納得の上で選択しなければ、治療終了時に、治療結果に対して満足できないというリスクが懸念されるからです。
まずは、実際の状況を把握している矯正担当医と詳しくご相談ください。
タイトル | 矯正前の抜歯、小臼歯4本か親知らず4本かどちらがよいですか? |
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質問者 | karmaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正の治療法 歯並びが悪い |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。