7歳、反対咬合の歯列矯正治療について

相談者: リバさん (7歳:男性)
投稿日時:2013-08-12 02:06:56
息子の矯正治療を始めるにあたり、治療方針において気になることがありますのでアドバイスいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

7才の息子の前歯反対咬合のため心配になり、矯正歯科で精密検査を受けたところ、担当医より以下の説明がありました。

「下顎の位置は平均より若干前にあるが、下顎の長さは標準的である。
上顎と下顎のバランスとしては、ほんの少し下顎が前にあるが、そんなに骨格的に受け口という要素は強くない。
現時点では上下ともに前歯の角度が悪いので歯列を広げ早めに正しい咬みあわせに持っていくことで、今後下顎が前に出る要素を減らしていく治療を行う。」

セファロ分析では下顎の位置、上顎と下顎のバランスの項目の数値は正常範囲から外れていたようですが、そんなに骨格的な要素はないとの担当医の判断により骨格を治す治療は行わない方針が示されました。

一般的な矯正治療の場合、骨格的に少しは受け口であっても(マスクで上顎前方牽引やチンキャップで下顎抑制といったような)骨格的な治療を行わないこともありますか?
 
そこまで酷くないとしても少しは骨格的な要素もあるわけなので、親としてはまず骨格を正常な位置に治して欲しいと思うのですが、治療としては可能なのでしょうか?(逆にそこまで酷くないのであれば少しの治療で治るのでは…?と考えています。)

折角7才という上顎の成長期に矯正を始めるので今しかできないこと=上顎の成長をコントロールしながら元(骨格)を正した上で、咬みあわせを整えたいと願うのは素人考えでしょうか?

骨格は悪いままで、歯列だけ整えるという治療に疑問を感じていますが担当医の方針に黙って従うべきでしょうか?(但し診断の際、上顎が劣成長という説明はありませんでした。よって骨格的なズレを治したいと言ってはみても上顎成長促進なのか下顎抑制なのかは不明です。)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-08-12 07:33:24
リバ さん、おはようございます。

他の矯正歯科でご相談になってみるか、既に検査を受けられたようですので、資料を借りてセカンドオピニオンを求めてみてはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-08-12 08:28:00
リバさん、こんにちは。

お子さんの反対咬合、なるべく早く改善してあげたいという気持ちはよく分かります。

チンキャップに関しては、現在その効果に関しては、疑問視されています。
矯正科医によって賛否があるようです。

積極的に治療を行うのが、効果的な治療とは限らず、時には経過を見ながら、治療を進めていくことも大切な場合があります。

現在の矯正科医の方針に納得いかないようであれば、セカンドオピニオンも必要かと思いますが、早く治療を開始すればよいというものでもないので、そこは気を付けてください。

ご参考までに。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-08-12 11:21:19
リバ様こんにちは。

7歳と言えば前歯切歯)が上下4本ずつ生え替わる時期ですが、上顎の前歯は4本生え替わっているでしょうか?

矯正治療は、先生によって考え方ややり方が違ってきます。
最終的なゴールをどのように設定するかによっても違うでしょう。

7歳くらいであれば、顎の形や大きさの不釣り合いが無い場合、簡単な床装置によって2〜6か月くらいで改善する事も多いです。

チンキャップについては私の場合で恐縮ですが、使う場合と使わない場合があります。
チンキャップのみで改善してしまう例もありますが、常に効果を期待出来るわけでもありません。

一生の問題でもありますから、後悔の無いように納得してから治療開始して下さいね。

それではお大事になさって下さい。

鈴木勝

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバさん
返信日時:2013-08-12 13:51:58
小林先生
黒岩先生
鈴木先生
早速のご回答ありがとうございました。

矯正の精密検査後の診断は、矯正歯科医によって違ってくるんですね。
セカンドオピニオンですか…、今の医院が資料一式を渡していただけるかどうか不安ではあります。

息子は現在、下の前歯4本は永久歯ですが、上の前歯はまだ生え変わっておらず乳歯4本がぐらぐらした状態です。

実は精密検査を受けるまでにも何件か相談に行ったのですが、

「恐らく骨格性の受け口なので早急に検査・治療を」

と仰った先生と、、

「まずは上の前歯が生え変わるのを待ってから検査を」

と仰る先生に分かれました。

私としては、もし骨格性の受け口であれば上顎の成長段階である今を逃してはならないとの考えから、検査だけはすぐに受けさせた次第です。

息子は反対咬合でありながら将来叢生になる確率が非常に高く(現時点で隙間が全くありません)、両方の治療が必要とのことでした。

精密検査後の診断では「骨格性の受け口の要素は強くなく、5段階でいえば1位」(0が正常)なので受け口の骨格的な治療は行う必要はなく、上顎の歯列を横と前に拡大する治療を提案されております。

一番気になるのは、程度が強くないとはいえ骨格的な受け口の要素が0ではないのに、上顎の成長促進などの骨格的な治療をしなくてもよいのかということです。

今骨格的な治療をしなければ、少し受け口の骨格の上にきれいに歯を並べて受け口に見えないようにするという後ろ向きな治療のような気がしています。

息子はじきに8才になりますので、上顎の骨格的なコントロールをするのには上顎の成長時期である今しかないと悩んでいるのですが、そこまで骨格的な要素が強くないのであれば一般的に骨格的な治療はしないこともあるのでしょうか?

骨格的な要素が強くない場合、骨格的な治療をするか否かは主治医の判断になるのでしょうか?

息子のような症例では、先生方はどのような判断をなさるのか、一般的な見解で構いませんのでお聞かせいただけると幸いです。よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-08-12 17:16:45
反対咬合治療の場合、その担当医が将来の外科処置も積極的に治療オプションに入れているかどうかで、説明内容が異なるように思います。

チンキャップは下の前歯を内向きに傾斜させるためには有効かと思われますが、万一、将来、オペになる際には、一旦逆方向に戻す必要がある場合もあります。
下顎骨の成長量自体を抑制するかどうかは疑問です。
成長方向は変えるのかもしれませんが・・。

文面より、或いは上顎骨の劣成長は推測されますから、側方拡大や前方への成長を促す治療は意味あることのように思われます。
只、積極的に治療を行っている歯科医院でされる方が良いと思います。

思春期成長がいつ頃から起こり、下顎骨を含む成長発育がいつ頃まで続くか等々、予知が難しい面もあり、まだ7歳の地点では様々なバリエーションを想定しておられる方が良いかもしれませんね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-08-13 00:44:59
7歳で、下の前歯4本が永久歯に生え換わり、隙間があいてないようであれば、下顎の成長を抑制してしまう、チンキャップを使用すると歯並びが悪くなってしまいます。

骨格的に上顎の劣成長が問題の場合、上顎前方牽引装置の使用は有効ですが、実際使用すると解りますが、かなり拷問に近い装置のため、当院では使用しません。

機能的な問題から上顎の劣成長が考えられるため、年齢が7歳と受け口治療にはやや遅いので、歯列の側方・前方拡大から、早期に受け口の改善を行うことを第一に考えます。

その後、骨格を触るべきか、成長発育の段階でより良くなる見込みがあるかを見極め、注意深く観察する必要があると思われます。(舌で下の前歯を押す癖がないか、下顎を前に出す癖がないか、成長の方向や量、時期など)

上顎の成長の方が下顎よりも早く終わってしまうため、下顎がどんどん大きくなるような骨格性の反対咬合の場合、上顎がすきっ歯になるぐらい大きくしたとしても、最終的に手術を行わなければ状態を改善できません。

納得行く治療方針が提示できる歯科医院を、何件か回って探されるのが良いと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバさん
返信日時:2013-08-13 01:47:48
藤森先生
深見先生

大変参考になるご回答、本当にありがとうございます。

何度もご説明を読み返し理解に努めておりますが、理解力が乏しくまだわからない点があるためもう少し質問させてください。

受け口が骨格的に上顎の劣成長が問題の場合、上顎前方牽引装置以外ではどのような治療法がありますか?

担当医の診断では、受け口としては骨格性の要素は強くないとの判断ゆえに、叢生の治療を第一に考え、歯列の側方・前方拡大を提案されたと理解していたのですが、深見先生のご説明によりますと、歯列の側方・前方拡大が早期に受け口の改善を行う治療(=骨格的な治療)になるということでしょうか?

歯列の側方・前方拡大は、単に歯列のアーチを広げるだけであり、上顎の骨格そのものを広げるわけではないので、上顎の劣成長の治療にはならないのではないですか?(←今までこのように認識しておりました。
間違った解釈ならばご指摘よろしくお願いいたします。)

先生が仰る通り、息子は舌で下の前歯を押す癖があり、飲み込む時も舌を前歯につけないと飲み込めません。
また現時点で下の前歯4本(永久歯)と、上の前歯4本(ぐらぐら乳歯)が切端咬合の状態なので意図的に少しずらして噛んでいる可能性もあります。

先生が書いて下さっている「機能的な問題から上顎の劣成長が考えられるため」の機能的な問題とはこれらの癖のことでしょうか?(これらの癖は下顎を出す要因にはなり得ると思うのですが、上顎の劣成長にも起因しているのでしょうか…?)

年齢が7才で受け口治療にはやや遅いこと、今が上顎の成長のピークだと考えた時、上顎の劣成長の治療として今やるべきことは何でしょうか?
セファロで骨格的要素は強くない(5段階で言えば1)と分析されたなら、治療は異なりますか?

質問ばかりですみません。
どうかアドバイスの方よろしくお願いします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-08-16 12:18:35
私が思うに、リバさんはロジックの罠にはまってしまっているように思います。

セファロ分析の数値はあくまでも目安とご理解下さい。

下顎骨の前後的位置関係を確認する代表的な指標の一つであるSNBはN点の位置によってB点の位置が同じでもその値自体が大きく変わってきますし、咬合時に下顎がオーバークロージャーを呈して前方位にある場合も中心位から大きくズレて本来の下顎位と異なってしまいます(詳しくは主治医にお聞き下さい)。

ご不安の

「年齢が7才で受け口治療にはやや遅いこと、今が上顎の成長のピークだと考えた時、上顎の劣成長の治療として今やるべきことは何でしょうか?
セファロで骨格的要素は強くない(5段階で言えば1)と分析されたなら、治療は異なりますか?」

ですが、前歯の被蓋を改善する事によって、お子様の持っている成長のポテンシャルが発揮できるようになりますので、骨格的に自然に良い状況になっていくように思います。

よって、きちんとした教育を受けている矯正専門医が担当するのであれば、その意向を信じて治療を受ける事をお勧めします。

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回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-08-16 15:19:48
>「機能的な問題から上顎の劣成長が考えられるため」の機能的な問題とはこれらの癖のことでしょうか?(これらの癖は下顎を出す要因にはなり得ると思うのですが、上顎の劣成長にも起因しているのでしょうか…?)

上顎がどうやって前方に発育するのかという質問ですが、機能と形態は関連して安定ますから、成長期に正常に機能していない部位は形も悪くなるとお考えになってもいいかと思います。

不正咬合の原因には病的、遺伝的な要素もありますが、成長期の機能(環境)は重要です。

放置していても治らないものを正しい成長方向へ誘導してあげるために早期に歯科治療を受けられると、骨格性に移行することなく正常な形態に修正可能です。

治療法として、複雑な装置を用いるか、簡単な装置を用いるか、短期に治すか、長期にわたってゆっくり治すか、色々な方法や装置がありますから、数軒の歯科医院を受診されて、無理なく通院出来る歯科医院を選択されることが大事かと思います。


成長できる時期に上顎をきちんと成長させておく(ご自身の力で無理ならば、歯科で成長を誘導してもらって)と、のちに来る下顎の発育スパートへの備えになり、メリットは大きいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リバさん
返信日時:2013-08-16 16:44:43
秋山先生 
ご回答ありがとうございます。

前歯の被蓋を改善する事によって、お子様の持っている成長のポテンシャルが発揮できるようになりますので、骨格的に自然に良い状況になっていくように思います。

→担当医の診断は、

「息子の場合骨格性反対咬合の要素も多少あるが、まずは上顎の歯列を拡大することで早めに正しい咬みあわせに持っていき、下顎が前に出る要素を減らしていく」

という治療方針です。

秋山先生のご回答から、前歯の被蓋を改善する事によって骨格的な要素も自然に解消されていくことがわかり一安心いたしました。
一番心配していたのは、骨格的受け口の要素がありながら骨格的な治療はしないということなので、担当医より提案された上顎の歯列の拡大が、骨格的なズレを治すことにつながるのなら何よりです。
ありがとうございました。



舟橋先生
ご回答ありがとうございます。

不正咬合の原因には病的、遺伝的な要素もありますが、成長期の機能(環境)は重要です。

→息子の舌癖(舌で下顎の前歯をいつも押している)が下顎を前に出す原因になっているとも思われます。

原因を取り除くという意味で、息子には舌を強制的に挙上させる装置などが有効だと思うのですが、ムーシールドなどはどうでしょうか? 
ムーシールドは舌を挙上させ口周辺の筋を訓練修正して正常な噛みあわせに導く機能的顎矯正装置のようですが、骨格性の受け口が治るものでしょうか?


>成長できる時期に上顎をきちんと成長させておく(ご自身の力で無理ならば、歯科で成長を誘導してもらって)と、のちに来る下顎の発育スパートへの備えになり、メリットは大きいと思います。

→まさにこの問題で悩んでおりました。
多少とはいっても骨格性反対咬合の要素はあるので、上下の顎のどちらに骨格的なズレがあるのかもう一度担当医に尋ねてみようと思います。
そして上顎が劣成長と言われた時は、なぜ成長誘導が必要ないかも聞いてみようと思います。


ムーシールドが7才の舌癖のある骨格的な受け口に有効か? 

ムーシールドは上顎の歯列の拡大装置(床矯正)と併用できるのか?

教えていただけると嬉しいです。



タイトル 7歳、反対咬合の歯列矯正治療について
質問者 リバさん
地域 非公開
年齢 7歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
小児矯正(子供の矯正)
子供の歯並び
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




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