[写真あり] 非復位性関節円板前方転位による開咬
相談者:
たてぞうさん (31歳:女性)
投稿日時:2013-08-24 18:53:53
相談よろしくお願いいたします。
8年前に左顎の非復位性関節円板前方転位になりました。
その時から、オープンバイトになりました。
奥歯でしか物を噛めない状態で8年過ごして来ています。
最近、奥歯のダメージが気になります。
特に左奥歯から3番めの歯が強く当たります。
非復位性関節円板前方転位は、完治は難しいとのこと、私の口は指4本入るし、痛みもありません。
よって、今の状態で噛み合わせを治した方がいいですよね?
非復位性関節円板前方転位を伴っているので大学病院等で噛み合わせ治療をした方がよいのか、町の歯医者さんでも良いのか 迷っております。
強く当たっているところを削ったりして噛み合わせが治ったらいいなと思っております!(前歯が当たるようになりたい)
あまり歯を抜いたり、矯正をしたくはありません。
回答よろしくお願いいたします!
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8年前に左顎の非復位性関節円板前方転位になりました。
その時から、オープンバイトになりました。
奥歯でしか物を噛めない状態で8年過ごして来ています。
最近、奥歯のダメージが気になります。
特に左奥歯から3番めの歯が強く当たります。
非復位性関節円板前方転位は、完治は難しいとのこと、私の口は指4本入るし、痛みもありません。
よって、今の状態で噛み合わせを治した方がいいですよね?
非復位性関節円板前方転位を伴っているので大学病院等で噛み合わせ治療をした方がよいのか、町の歯医者さんでも良いのか 迷っております。
強く当たっているところを削ったりして噛み合わせが治ったらいいなと思っております!(前歯が当たるようになりたい)
あまり歯を抜いたり、矯正をしたくはありません。
回答よろしくお願いいたします!
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回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-08-24 19:27:01
西山です
左顎関節の非復位性円板転位の慢性経過のようですね。
左下顎頭の吸収変形が生じているのかもしれません。
まずはレントゲン、CTで進行性か否かを確認する必要があると思います。
現在、骨の形態が安定しているのであれば噛み合わせの治療に進めるとは思いますが、歯を削るだけだと難しいかもしれません。
左顎関節の非復位性円板転位の慢性経過のようですね。
左下顎頭の吸収変形が生じているのかもしれません。
まずはレントゲン、CTで進行性か否かを確認する必要があると思います。
現在、骨の形態が安定しているのであれば噛み合わせの治療に進めるとは思いますが、歯を削るだけだと難しいかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
たてぞうさん
返信日時:2013-08-27 14:03:02
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-08-27 18:09:44
開咬の治療で難しいケースは、骨格性の要素が強く、具体的に下顎が下前方に突き出た、顔面が長く見えるタイプです(歯科矯正ではドリコ型といいます。
写真は下方から撮っていますが、そのような感じは受けません。
「今の現状で矯正するにはとても難しいと言われ」は、現状の意味がよく分かりません。
臼歯部ディスクレパンシー(歯の混み具合、顎との不調和)が強く親知らず抜歯、あるいは小臼歯抜歯でなければ、難しいという意味なのでしょうか。
ドリコ型でもなくディスクレパンシー(この場合上下の意味ですが)が強くなければ、開咬の治療はそう難しいものではなくしかも短期間で治療できるものです。
その意味では(あと、開咬で抜かない矯正で なおかつ一年未満で矯正終了という歯医者を目にしたのですが、短期間でも治療終了することはあるのでしょうか?)は、あり得ますということが出来ます。
ディスクレパンシー(上下)は、ご自身が書いている、(特に左奥歯から3番めの歯が強く当たります)のように過萌出の状態を意味します(またこのことから、親知らずはあると想定しています)。
これを圧下する矯正により、下顎が閉鎖する方向へ回転して、開咬は良化します。
ただし非復位性関節円板前方転位がよくなるとは限りません。
写真は下方から撮っていますが、そのような感じは受けません。
「今の現状で矯正するにはとても難しいと言われ」は、現状の意味がよく分かりません。
臼歯部ディスクレパンシー(歯の混み具合、顎との不調和)が強く親知らず抜歯、あるいは小臼歯抜歯でなければ、難しいという意味なのでしょうか。
ドリコ型でもなくディスクレパンシー(この場合上下の意味ですが)が強くなければ、開咬の治療はそう難しいものではなくしかも短期間で治療できるものです。
その意味では(あと、開咬で抜かない矯正で なおかつ一年未満で矯正終了という歯医者を目にしたのですが、短期間でも治療終了することはあるのでしょうか?)は、あり得ますということが出来ます。
ディスクレパンシー(上下)は、ご自身が書いている、(特に左奥歯から3番めの歯が強く当たります)のように過萌出の状態を意味します(またこのことから、親知らずはあると想定しています)。
これを圧下する矯正により、下顎が閉鎖する方向へ回転して、開咬は良化します。
ただし非復位性関節円板前方転位がよくなるとは限りません。
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-08-27 18:44:57
こうしたケースの治療経験はありませんが、このまま矯正的・補綴的(クラウンで調節する科)で噛み合わせを作ることが最善案であるのかどうか・・・は悩みます。(すみません。判りません。)
もしも、補綴科で納得のいく説明が得られない場合には、地元国立大学医学部付属病院口腔外科でも意見を求められたら良いと思います。
もしも、補綴科で納得のいく説明が得られない場合には、地元国立大学医学部付属病院口腔外科でも意見を求められたら良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
たてぞうさん
返信日時:2013-09-01 12:45:57
タイトル | [写真あり] 非復位性関節円板前方転位による開咬 |
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質問者 | たてぞうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口腔外科関連 その他(写真あり) 開咬・オープンバイト(前歯が噛まない) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。