再根管治療・歯根端切除で迷っています(アメリカ)

相談者: セェ0099さん (34歳:女性)
投稿日時:2013-09-01 12:37:29
アメリカ大都市在住です。

左上1番を20年ほど前に抜髄クラウンが入っています。
そこが2ヶ月前に腫れ、その時は応急処置として歯科医抗生物質をもらったのですが、今またフィステルができてしまいました。

10年ほど前に一度クラウンを入れ替え、その後また5年くらい前に金属のコアからファイバーコアオールセラミックに替えました。
全て日本での治療です。


アメリカの歯科医に相談したところエンドドンティストで歯根端切除を専門にしている有名な歯科医を紹介してくれました。

こちらのサイトでは歯根端切除は最終手段とされていますが、今までコア1回クラウンを2回入れ替えているため再度やり直しても大丈夫なのか、どちらの治療をすべきか迷っており専門家のご意見を伺いたいと思っています。

ちなみに歯根端切除ならアメリカで、再根管治療なら日本に一時帰国して受けようと思っています。

日本で受ける際やはり根管治療専門医のほうが良いでしょうか?

日本で通っていた歯科医(今のコアとクラウンを入れたのとは別の歯科医です)は専門医ではなく、必要な場合のみラバーダムや顕微鏡を使っています。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-09-01 12:54:56
>どちらの治療をすべきか迷っており専門家のご意見を伺いたいと思っています。

紹介して貰うエンドドンティストに相談してみてはどうでしょう。

エンドドンティストは何も歯根端切除をするだけではありません。
根管治療も重要な仕事です(こちらの方がメインです)

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-01 13:00:52
日本での専門医の治療が意思疎通という意味では一番楽かもしれませんね。

>左上1番を20年ほど前に抜髄クラウンが入っています。

この治療をされた歯科医

>必要な場合のみラバーダムや顕微鏡を使っています。

歯科医は同一の歯科医でしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: セェ0099さん
返信日時:2013-09-01 13:34:52
早速のご回答ありがとうございます。

紹介してもらった歯科医はエンドドンティストでも歯根端切除を専門としているため、根管治療なら別の歯科医を探すことになると思います。

20年前に抜髄クラウンを入れた歯科医、ファイバーコアオールセラミックに入れ替えた歯科医、ラバーダムと顕微鏡を使う歯科医は全て別々の歯科医です。

よろしくお願い致します。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-09-01 13:50:14
もともとの根管治療のレベルが低い時に歯根端切除術をしても成功率は低いように個人的には思います。

ですからまず再根管治療が第一選択になると思います。

アメリカ大都市であれば専門医はかなりいるとは思いますが。

回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-09-01 14:54:27
アメリカ歯科医に相談したところエンドドンティストで歯根端切除を専門にしている有名な歯科医を紹介してくれました。

私にはこのこと自体奇異に映ります。
相談したということは診察しなかったのでしょうか.


根管治療がどうしてもうまくいかないときに、次の手段として歯根端切除術を考慮すべきです。

根管治療がうまくいかない理由は多数ありますが、多くは根尖部に問題があり、根管治療ではそれらが解決できない時に歯根端切除を考慮するのです。

相談したエンドドンティストは根管治療がうまくいきそうもない理由を説明してくれましたか。
幸いファイバーコアーメタルコアーと比べると外しやすいものですから、まず根管治療を試してみるべきだと思います。

ただしアメリカでは、根管治療のFeeは日本と比べると高いものですから、費用のことを考えたことかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: セェ0099さん
返信日時:2013-09-01 15:47:17
柴田先生
>もともとの根管治療のレベルが低い時に歯根端切除術をしても成功率は低いように個人的には思います

そうなんですね。
やはり再根管治療が基本なのですね。
ありがとうございます。

大都市なので歯科医は沢山いますが、信頼できる歯科医を探すのはかなり難しいです。


松山先生
ありがとうございます。

エンドドンティストは紹介してもらっただけで、まだ診察には行っていません。
エンドドンティストを紹介してくれた一般歯科医には口腔内全てバイトレントゲンを撮って診てもらいました。

再根管治療+新たなクラウンよりは金額的に抑えられるので歯根端切除をすすめる考えのようです(こちらから費用を抑えたいと希望したわけではありません)。

また病巣は小さい、前歯なので歯根端切除の成功率もかなり高い等言っていましたが。

やはり再根管治療が第一選択なのだと理解しました。
やはり専門医にやってもらうべきでしょうか?
またその理由も教えていただけると助かります。

何度かクラウンを付け替えているので、残りの歯が薄くなっているのではと心配です。
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-09-01 16:50:09
アメリカでは、RootCanalはGPではあまりしないという話を、聞きますが、どうなんでしょう。

日本では普通に歯科医が行っている治療の部類に入ります。

ただ健康保険ではあまりにも不採算なので、根管治療専門医がいるようになりました。
ただこの治療は大変であることは事実です。

冠の除去・コアーの除去・テンポラリークラウンの作成・ラバーダムにこだわるとテンポラリークラウンがうまくいかない

合釘使用のテンポラリークラウンになると思うが仮封の問題(アメリカでは一回で治療を終了するとしても)・ れでも予後観察期間を置きたい・根尖部自体の問題など山積かもしれません。

ですから、歯根端切除手術を薦めたのだと思います。




タイトル 再根管治療・歯根端切除で迷っています(アメリカ)
質問者 セェ0099さん
地域 海外
年齢 34歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
歯根端切除術
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい