親知らずを抜いてから1年、痺れがとれません
相談者:
あめんぼさん (18歳:女性)
投稿日時:2013-09-12 19:14:57
昨年の8月に右側の下の親知らずを抜きました。
それから1年が経ちましたが未だに右側の顎、下唇、歯茎に痺れが残っている状態です。
触ると鈍い感じがあり、くちびるを噛むと歯茎に違和感があります。
抜歯した歯科には半年前に行ったっきりで、そのとき先生には
「こんなに痺れが残っている人は見たことがない。
でも、神経はかならず修復するからそのうち治るでしょう。」
と言われました。
そのうち、といっても神経の修復に1年もかかるのでしょうか?
ネットで調べて見てもせいぜい2ヶ月くらいとしか書いてなくて‥。
抜歯したのとは別の行きつけの歯医者さんに話したところ、治りが悪ければレーザー治療もあるとの事でしたがこの場合やはり自己負担なのでしょうか?
実は逆側に親知らずが残っていて抜かなくてはならないのですが、また痺れが残ってしまうかもしれないと不安です。
それから1年が経ちましたが未だに右側の顎、下唇、歯茎に痺れが残っている状態です。
触ると鈍い感じがあり、くちびるを噛むと歯茎に違和感があります。
抜歯した歯科には半年前に行ったっきりで、そのとき先生には
「こんなに痺れが残っている人は見たことがない。
でも、神経はかならず修復するからそのうち治るでしょう。」
と言われました。
そのうち、といっても神経の修復に1年もかかるのでしょうか?
ネットで調べて見てもせいぜい2ヶ月くらいとしか書いてなくて‥。
抜歯したのとは別の行きつけの歯医者さんに話したところ、治りが悪ければレーザー治療もあるとの事でしたがこの場合やはり自己負担なのでしょうか?
実は逆側に親知らずが残っていて抜かなくてはならないのですが、また痺れが残ってしまうかもしれないと不安です。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-09-12 20:10:39
抜歯時に神経の損傷があったのではないかと思います。
親知らずの抜歯に伴う一時的な神経麻痺の発生率は0.3-2.3%程度で、その中で麻痺が長期に残存するのはわずか0.2-1.0%程度と学会誌に報告されています。そのわずか数%のなかに入ってしまったようですね。
完全に感覚がなくなっている場合は切断されている可能性が高く、神経をつなぐ手術が必要になる可能性が高いです。
感覚が鈍い場合には、ビタミン剤やATPなどの内服薬の対応が第一選択で一般的です。
その他星状神経ブロックは有効な方法ですが、出来るだけ早くからはじめた方がより効果が高いようです。
また、鍼やレーザーなどの理学療法により改善がみられることがあります。
1年経過しているので急に改善する事の期待は、残念ながら薄いと思います。
主治医とよく相談して大学病院、麻酔科、ペインクリニックなどを受診すると良いと思いますね。
反対側は、リスクが高いかCTなどで精査してからの方が良いかと思います。
お大事に。
親知らずの抜歯に伴う一時的な神経麻痺の発生率は0.3-2.3%程度で、その中で麻痺が長期に残存するのはわずか0.2-1.0%程度と学会誌に報告されています。そのわずか数%のなかに入ってしまったようですね。
完全に感覚がなくなっている場合は切断されている可能性が高く、神経をつなぐ手術が必要になる可能性が高いです。
感覚が鈍い場合には、ビタミン剤やATPなどの内服薬の対応が第一選択で一般的です。
その他星状神経ブロックは有効な方法ですが、出来るだけ早くからはじめた方がより効果が高いようです。
また、鍼やレーザーなどの理学療法により改善がみられることがあります。
1年経過しているので急に改善する事の期待は、残念ながら薄いと思います。
主治医とよく相談して大学病院、麻酔科、ペインクリニックなどを受診すると良いと思いますね。
反対側は、リスクが高いかCTなどで精査してからの方が良いかと思います。
お大事に。
タイトル | 親知らずを抜いてから1年、痺れがとれません |
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質問者 | あめんぼさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 18歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らず抜歯後の麻痺・しびれ |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。