矯正検討中。出っ歯をクラウンで治療しているため歯がダメにならないか

相談者: さっとんさん (29歳:女性)
投稿日時:2013-09-20 23:30:42
先生方、宜しくお願いします。


学生時代からずっと歯並びが気になっていて数年前から矯正を検討していますが、なかなか決断できません。
もうすぐ30歳になるのを機に本気で矯正するか、あっさり諦めるか判断したいと思っています。

数か月前に矯正歯科に相談に出向きました。
そこでは上下左右4本抜歯と言われました。
しかも(噛み合わせの問題で)非対称に全て4番の歯ではなく、下の左だけ5番でした。


@先生を信用してないわけではありませんが、非対称の抜歯もよくあることなのでしょうか?

歯の状態は上が出っ歯で下が叢生です。
ちなみに上の左右1番は幼少期に折っており、10年ほど前にセラミッククラウンにしてしまっています。
ちなみに、このときに出っ歯を少しでもマシに見せるよう、本来の歯よりは少し内側に向けて被せてもらっています。
が、出っ歯です。



矯正を決断できない一番の理由はこのクラウンです。

こちらで他の方の相談
補綴で出っ歯治療し後悔。歯列矯正したが歯が強く当たり根尖病変も

などを読んでいると、コアが入っているクラウンを矯正し、噛み合わせが変わると、歯冠が割れる程度ならまだしも、コアに影響を及ぼし、根がだめになることがあると知り、とても怖いです。


今は出っ歯の状態なので上下の前歯はそれほど噛み合っていないと思います。
(少し当たる程度)
なので現時点でコアやクラウンに影響がないだけで、出っ歯が治ると今度はコア(根)がダメになるのではないかと心配です。


歯並びを整えたいというのは見た目を良くしたいという単純な自分の欲望です。
その欲望の結果、いくら見た目が良くなっても根がダメになって抜歯なんてことになる恐れがあるのなら、見た目を我慢してこのまま放置した方がいいのかと毎日考えいて、一向に前に進めません。
この迷いから解放されたくて毎日憂鬱です。



A上記のような心配事は稀なケースなのでしょうか?
それともそんなに珍しくないことなのでしょうか?

ファイバーコアの入っているクラウンの歯を矯正するにあたって起こり得るデメリットなどありますか?


どうかご助言ください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-09-21 07:45:47
さっとん さん、おはようございます。

>@非対称の抜歯もよくあることなのでしょうか?

あると思います。


>A上記のような心配事は稀なケースなのでしょうか?

個人的には、稀な部類に入ると思います。


他の矯正歯科でも、ご相談になってみるのも一法かと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-21 11:09:24
さっとん さん、今日は。


@
成人の場合、それぞれに条件が大きく異なってきますので、よく有ることだと思います。





A
よくあるケースではないと思いますが、


>ちなみに、このときに出っ歯を少しでもマシに見せるよう、本来の歯よりは少し内側に向けて被せてもらっています。

本来あった角度に仮歯でかぶせなおして、矯正が終わった後に、最終的なかぶせものにするという選択が良いように思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-09-21 12:33:09
実際の状況を診ていませんので、一般論のみで、回答させていただきます。


@ 矯正治療では、個々の患者さんで、問題点が異なります。
個々の患者さんの問題点を踏まえて個別に設定する、矯正治療ゴールを達成するために、抜歯矯正が適用される場合に、抜歯部位を非対称に設定することは、ごく一般的な工夫です。



A クラウンについては、不自然に内側に傾かせている形態であれば、矯正治療前に、本来の歯軸で仮歯を装着して、その仮歯にブラケットを装着して矯正治療を行い、矯正治療後にあらためて、クラウンを装着する場合もあります。

ただし、仮歯に置きかえる場合にも、あらたなクラウンを製作・装着する場合にも歯の削合(当然歯は小さくなります)が必要となりますので、現在装着されているクラウンの形態に大きな問題がない場合には、現在のクラウンにブラケットを装着して矯正配列する場合もあります。


実際の状況を診ている、矯正担当医に、ご自身が納得できるまで、説明を求めてから、矯正治療を開始されるか、開始されないかを決断されることをお勧めします。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さっとんさん
返信日時:2013-09-21 23:16:33
先生方、ありがとうございます。

小牧先生の
>本来あった角度に仮歯でかぶせなおして、矯正が終わった後に、最終的なかぶせものにするという選択が良いように思います。

は、相談に行った医院でも同じ説明を受けました。
しかし、

堀内先生の
>仮歯に置きかえる場合にも、あらたなクラウンを製作・装着する場合にも歯の削合(当然歯は小さくなります)

とういのは初めて知りました。


歯が小さくなるというのはやはり歯にとっては良くないですよね…??
気にするほどの削合量ではないのでしょうか?


見た目を重視し過ぎて歯にとって良くないことをするのは気が引けるし、予後の不安が大きいです。

要するに、私の現状では矯正で得られるメリットが少ないように思えてなりません。


あと最後にお伺いしたいのですが、クラウンの入っている歯を矯正した例って結構あるものですか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-09-23 23:25:13
>あと最後にお伺いしたいのですが、クラウンの入っている歯を矯正した例って結構あるものですか?

ごく一般的に行われています。




タイトル 矯正検討中。出っ歯をクラウンで治療しているため歯がダメにならないか
質問者 さっとんさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
クイック矯正(セラミック矯正、補綴矯正)
上顎前突(出っ歯)
回答者




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