歯周病で奥歯多数欠損、ブリッジの前歯がぐらつき治療に迷う

相談者: gaseiさん (57歳:女性)
投稿日時:2013-09-28 11:52:14
歯周病で上の左5.6.7と右5〜8を欠損し、現在は保険適用の部分義歯を使用しています。

最近、前歯のぐらつきに気付き、先生に相談したところ抜歯後、歯茎の状態が回復するまでの数ヶ月、前歯で食事していたので負担がかかったのだろうとの事。

前歯は左2が欠損で、左右1.2の計4本をセラミックブリッジをしています。
ブリッジをやり直すことで現状維持が可能か相談したところ、難かしいだろうとの見解。

前歯全部にブリッジをかけるのなら、かなりの強度は期待できるとの事。
その場合、自費診療で1本84000円×8本の治療費になるとの事。



現在は歯周病も改善され、定期的に検診も続けることを前提に、その方向でいこうかと思っているのですが、他にも良い方法がないかと思い、相談させて頂くことに致しました。

インプラントは歯茎の骨がかなり溶けているので、治療に時間がかかる事や費用の面で決心がつきません。

また部分入れ歯について、笑うとバネが見えるので、その事も気になって、人と会うときは外しているので、前歯で食事することになり、それも悪かったのだと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-09-28 12:30:34
gaseiさん、今日は。


歯周病奥歯を失って、前歯に負担がかかりすぎているような場合は、基本的にはインプラントは、前歯の負担軽減には大きく役立つでしょう。

入れ歯は、どのような高価な入れ歯を入れたとしても、前歯の負担軽減にはほとんど役にたちません。

むしろ、重度の歯周病にかかり、奥歯を多数失った状態で入れ歯を入れると、針金をかけた歯から順に悪くなっていく可能性があります。

現状では、入れ歯を入れない方が歯が長持ちするかもしれません。


もしインプラントをしないとするなら、次善の策として、フルブリッジという方法も考えられます。

左の8番が、土台として使えるようなら(場合によっては部分矯正で8番の位置や方向を整えて)、左上8番から、右上4番までのブリッジによる固定と、右上5番のカンチレバーと言う方法が可能かもしれません。

左の8番が使えないようなら、4番から4番までの連結固定に左右5番のカンチレバーと言う方法もあります。


但しフルブリッジは、大変難しい治療で、歯周治療補綴(かぶせもの)治療と噛み合わせに精通した歯科医師でなければ成功は難しいでしょう。

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タイトル 歯周病で奥歯多数欠損、ブリッジの前歯がぐらつき治療に迷う
質問者 gaseiさん
地域 非公開
年齢 57歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
延長ブリッジ・カンチレバー
部分入れ歯 その他
歯周病その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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