抜歯後の骨造成の時期について
相談者:
シーカさん (48歳:女性)
投稿日時:2013-09-28 10:40:11
おはようございます
歯周病と虫歯のため、右上顎67番下顎7番を抜歯して、入れ歯と言われました。
年齢的に入れ歯は抵抗があるため、インプラントの可能性を聞いたところ、先生は以前、失敗したインプラントの撤去をたくさんやってこられたので、インプラントには懐疑的であり、ご自分ではやられないとのことでした。
それを別にしても、私の場合、骨の量が少ないためインプラントは無理で、入れ歯しか選択肢はないと言われました。
そこで、インプラント専門医2軒に相談に行ったところ骨造成のあとなら大丈夫とのことでした。
ただ、1軒目の先生は抜歯後なるべく早く骨造成を、とおっしゃっていた一方で。
2軒目の先生は、抜歯後半年はそのままにして、その後骨造成をするとのことでした。
半年待つ理由は、人工骨を入れる前に自分の骨が1〜2ミリでも再生したあとのほうが、強い骨質になるからということでした。
両方の方針の違いに、混乱しています。
何かアドバイスをいただけたら、幸いです。
よろしくお願いいたします。
歯周病と虫歯のため、右上顎67番下顎7番を抜歯して、入れ歯と言われました。
年齢的に入れ歯は抵抗があるため、インプラントの可能性を聞いたところ、先生は以前、失敗したインプラントの撤去をたくさんやってこられたので、インプラントには懐疑的であり、ご自分ではやられないとのことでした。
それを別にしても、私の場合、骨の量が少ないためインプラントは無理で、入れ歯しか選択肢はないと言われました。
そこで、インプラント専門医2軒に相談に行ったところ骨造成のあとなら大丈夫とのことでした。
ただ、1軒目の先生は抜歯後なるべく早く骨造成を、とおっしゃっていた一方で。
2軒目の先生は、抜歯後半年はそのままにして、その後骨造成をするとのことでした。
半年待つ理由は、人工骨を入れる前に自分の骨が1〜2ミリでも再生したあとのほうが、強い骨質になるからということでした。
両方の方針の違いに、混乱しています。
何かアドバイスをいただけたら、幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答1
回答2
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2013-09-28 11:59:12
推測でしかありませんが・・・
抜歯後早期に骨造成を検討されている先生はいわゆるソケットプリザベーション(抜歯後の穴に骨を作る)方向で検討しているのかもしれません。
抜歯後半年待ってから骨造成を検討されている先生はいわゆるサイナスリフト(上顎洞の中に骨を作る)方向で検討しているのかもしれません。
同じ骨造成でも外側に造成するのか中側に造成するのかの方向性が異なっているため、治療方針が違っている可能性があるのではないかと感じました。
ご参考になれば幸いです。
抜歯後早期に骨造成を検討されている先生はいわゆるソケットプリザベーション(抜歯後の穴に骨を作る)方向で検討しているのかもしれません。
抜歯後半年待ってから骨造成を検討されている先生はいわゆるサイナスリフト(上顎洞の中に骨を作る)方向で検討しているのかもしれません。
同じ骨造成でも外側に造成するのか中側に造成するのかの方向性が異なっているため、治療方針が違っている可能性があるのではないかと感じました。
ご参考になれば幸いです。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2013-09-28 12:13:30
シーカさん、今日は
骨造成と言っても色々なタイプがあります。
まず抜歯によって大きく骨が吸収することが予測されるのかそうでないのか。
それによっては抜歯と同時に骨を保存し造成するような処置も考えられます。
抜歯後の骨造成も、外側に足すのか、上顎洞の内側に足すのか。
外側の場合、高さを増すように足すのか、幅を増すように足すのか、またhはその両方なのか。
上顎洞に足すのなら、サイナンスリフト(ラテラルウインドーテクニック)のように大きく足すのか、ソケットリフトというように少しだけたすのか。
それぞれの条件によって色々な手法を組み合わせることがあります。
すべての方法に精通しているほうが良いのですが、先生によっては得意不得意がある場合もあります。
どちらの先生の考えが正しいとはいえませんが、それぞれの先生の得意とされる方法が、その先生に治療を受ける一番良い方法だと思います。
骨造成と言っても色々なタイプがあります。
まず抜歯によって大きく骨が吸収することが予測されるのかそうでないのか。
それによっては抜歯と同時に骨を保存し造成するような処置も考えられます。
抜歯後の骨造成も、外側に足すのか、上顎洞の内側に足すのか。
外側の場合、高さを増すように足すのか、幅を増すように足すのか、またhはその両方なのか。
上顎洞に足すのなら、サイナンスリフト(ラテラルウインドーテクニック)のように大きく足すのか、ソケットリフトというように少しだけたすのか。
それぞれの条件によって色々な手法を組み合わせることがあります。
すべての方法に精通しているほうが良いのですが、先生によっては得意不得意がある場合もあります。
どちらの先生の考えが正しいとはいえませんが、それぞれの先生の得意とされる方法が、その先生に治療を受ける一番良い方法だと思います。
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-09-28 17:22:01
インプラントの治療計画との事ですから、CTは撮影されているものと思います。
CTで上顎洞までの骨の厚みがある程度予測できると思います。
目安としては5mm以上骨があればソケットリフト。
5mm以下であればサイナスリフト(ラテラルウィンドウ)が適応と言われています。
5mm前後と言う事であればどちらか得意な方法を選ぶ事になると思います。
そのあたりを担当の先生から聞かれてみてはいかがでしょうか。
CTで上顎洞までの骨の厚みがある程度予測できると思います。
目安としては5mm以上骨があればソケットリフト。
5mm以下であればサイナスリフト(ラテラルウィンドウ)が適応と言われています。
5mm前後と言う事であればどちらか得意な方法を選ぶ事になると思います。
そのあたりを担当の先生から聞かれてみてはいかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
シーカさん
返信日時:2013-09-28 22:12:29
松山先生、荒木先生、小牧先生、櫻井先生
ご回答ありがとうございました。
骨造成と言っても、いろいろな手法があるのですね。
自分なりに、もっといろいろ勉強して納得のいく方法でやっていただくことにします。
お忙しいなか、本当にありがとうございました。
ご回答ありがとうございました。
骨造成と言っても、いろいろな手法があるのですね。
自分なりに、もっといろいろ勉強して納得のいく方法でやっていただくことにします。
お忙しいなか、本当にありがとうございました。
タイトル | 抜歯後の骨造成の時期について |
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質問者 | シーカさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 インプラント関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。