歯周病で動揺する箇所の処置・歯槽骨再生について

相談者: ぶーひんさん (47歳:男性)
投稿日時:2013-09-30 10:50:47
上顎左の中切歯は5年位前に埋入したインプラントで、上顎左の前歯差し歯となっております。

先日、このサイトでも相談させて頂きましたが、犬歯の動揺から医院に行きました。
レントゲンより、該当インプラントと骨の吸収が9割程進んでおり、犬歯は、これらの影響もあり動揺しているそうです。

前歯も然程ではありませんが、動揺が認められ、前歯、中切歯(インプラント)、犬歯を抜く必要性があるかもしれないとの事でした。


そこで質問をさせて頂きたいと思います。
アドバイス、ご回答の程、よろしくお願いします。

1.
現在の歯学で、歯槽骨の再生はどの程度まで進んでいるのでしょう?
今さらですが、出来れば歯を残したい、残す努力をしたいと考えています。

2.
再インプラントについて。
当初インプラントを埋入した時に骨と吸着せず、3〜4回ほど「撤去・埋入」を繰り返しました。
また、先生との間もギクシャクに。。。。。

今回受診した先生からもインプラントを進められましたが、また同じ結果になるのが怖いです。
人体的に向き不向きがあるのでしょうか?

3.
治療方法はゆっくり検討したいと思いますが、その間に該当歯のスケーリング等は行ってもよろしいものでしょうか?
また、念入りな歯ブラシなどは構わないでしょうか?

長文になりましたが、何卒、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-09-30 11:26:52
>現在の歯学で、歯槽骨の再生はどの程度まで進んでいるのでしょう?

ステント入りの半透膜等を駆使すればインプラントを埋入するのにかなり有利になる位の再生は可能です。



>人体的に向き不向きがあるのでしょうか?

向き不向きは無いと思いますが、歯周病が進行したと云う事はプラークコントロールが不十分だった可能性が他愛です。

その様な状態で埋入を行っても術後感染等でインテグレーションが起こらない事も有るかもしれません。


>その間に該当歯のスケーリング等は行っても よろしいものでしょうか?

当然行って下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-30 12:20:18
ぶーひん さんこんにちは

>1.現在の歯学で、歯槽骨の再生はどの程度まで進んでいるのでしょう?

天然歯であれば、歯根膜が正常であれば、歯根膜のあるレベルに近いところまで再生可能かと思います。
また、歯が無い部分においてもチタンのメッシュなどを用いて骨を造成される先生もいらっしゃるようです。

しかし、どちらもかなり専門の先生がされていますので全ての歯科医師ができるわけではありませんし。全ての方に適応するわけではありません。また再生できる骨の量にも限界はあります。


>2.再インプラントについて

抜歯した後の掻把が十分でなかったり、術後の感染や喫煙、隣在歯の状態などさまざまな原因によってインプラントがインテグレーションしない事があります。

全疾患では、糖尿病貧血骨粗鬆症といった事もリスクファクターとなります。


>その間に該当歯のスケーリング等は行っても

プラークコントロールを含めて良くしていただいてください。

それと、臼歯部の咬合状態がきちんとしていないなど、インプラントに過度の力が加わる場合もうまくいかない場合があリますので他の部分も含めて診ていただいてください。

おだいじにどうぞ。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-09-30 13:44:23
博多の児玉です。

>人体的に向き不向きがあるのでしょうか?

水川先生が書かれた様にインプラントに過度の力を掛ける口腔環境の場合は不向きではないでしょうか。

例えば歯ぎしりや噛み締め、過度の歯の接触や舌の癖等が考えられます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぶーひんさん
返信日時:2013-09-30 18:08:11
細見先生
水川先生
児玉先生

お忙しい中、ご回答頂きありがとうございました。

歯周病虫歯より怖いですね!
歯周病からしっかり直して行きたいと思います。

また、相談に乗って頂ければ幸いです。

有難う御座いました。



タイトル 歯周病で動揺する箇所の処置・歯槽骨再生について
質問者 ぶーひんさん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯がグラグラする
歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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