[写真あり] 6歳時。歯茎の出来物で抜歯治療を提案された(米国)

相談者: ナガオカさん (34歳:男性)
投稿日時:2013-10-03 12:18:13
アメリカ・テネシー州に海外赴任中のものです。

6歳になる息子の虫歯治療抜歯治療を勧められて困っていまして、ご相談させていただきます。


[息子の歯の症状について]

1週間前くらいから、たまに歯が痛いと言い出しました。
慢性的ではなかったため、いつものようにフッソを使用し磨いていました。

しかし食べ物を噛むと痛いと言い出したので、昨晩見てみたところ、左奥から2番目の歯の詰め物が抜けた所の歯茎に、素人目には口内炎と思われる炎症を発見。

痛みを断続的に訴えるようになったため、今日小児歯科を予約の上、行ってきました。
また、口内炎=ビタミン不足と思い、昨晩サプリメントを飲ませました。

そのせいか、今朝は腫れも引いたのですが、よく口内炎で見るような白い斑点(膜状)のものが外側と内側に出ていました。



[息子の体調について]

ちなみに息子は3日前から体調を崩しており、風邪薬を飲ませていました。
昨日は一時体温が38度に上がりましたが今朝は平熱に戻っています。



[小児歯科での診察]

医師に初診してもらったところ、まず炎症の箇所を少し押したところ、白い膿のようなものがでてきました。

口内炎だと思うと伝えたところ、医師の答えは

「口内炎ではなく、虫歯からくる歯茎の感染による腫れものだ」

との答えでした。
レントゲンを見ながら、歯間の薄く影のように見える箇所を指しながら、

‐ 詰め物でカバーしきれずに虫歯の菌が入り込み、根管まで達している可能性が高いこと

‐ 今回は歯茎から膿が出たからまだ良かったものの、ほっておくと歯の内部から顎などにかけて酷く腫れてくる可能性もあり、そうなった場合は病院に2〜3日入院しなければならない事態も起こりうること

‐ このような状況になっていると思われる下の右左両側の奥から二本目の各一本ずつの計2本の虫歯は抜歯の必要があること

‐ また、抜いた跡は間隔をキープするために、ステンレススティール製のスペーサーを填める必要があること

‐ その2本以外に、日本で埋めた歯は全て根の治療銀歯をかぶせる必要があること

‐ 具体的には、下の左と右の一番奥の歯1本ずつ(計2本)、上の左右両方の奥から2本目(計2本)、上の左側の奥歯の合計5本について、治療後に銀歯を被せる

‐ 以上の治療計画を提案されました


通常、奥歯は11歳くらいで乳歯が抜けると聞きました。
今息子は6歳になるところですがこんなに早くに抜いて大丈夫でしょうか?

また、こちらの医師によると、治療方法は中長期的に考えて、抜歯以外にはない、と断言されましたが、抜歯以外の治療方法は本当に考えられないものでしょうか?

どうぞ宜しくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-10-03 12:23:45
ナガオカ さん、こんにちは。

お子さまのこと、ご心配ですね。


>こちらの医師によると、治療方法は中長期的に考えて、抜歯以外にはない、と断言されました

インターネット上の歯科相談掲示板で、ご提案できるのは、2つだけかと思います。

当該の歯の保存を考えてくださる歯科医院を滞在地でお探しになるか、速やかな帰国をご検討なさることかと思います。

ただ、日本国内で診察を受けたとしても、必ずしも抜歯が回避できるかどうかは、実際に診察しれみないと分かりませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-10-03 12:36:15
>今息子は6歳になるところですがこんなに早くに抜いて大丈夫でしょうか?

本来抜ける時期よりも早期に抜歯をした場合、抜歯したスペースに隣の場が倒れこんできて永久歯の生える場所が足りなくなってしまうことがあります。

その影響を最小限にするために、

>抜いた跡は間隔をキープするために、ステンレススティール製のスペーサーを填める必要があること

上記が提案されてます。

>抜歯以外の治療方法は本当に考えられないものでしょうか?

一般的に国外では根尖病巣を有している乳歯は抜歯を第一選択にする傾向が強いようです。

まずは「感染根管治療」を行い、できるだけ乳歯を持たせるという選択もあるかもしれませんが、実際にどちらが妥当なのかは診察しないと判断できません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-10-04 12:31:53
ナガオカさん、今日は。

堀先生が言われるように、

>一般的に国外では根尖病巣を有している乳歯抜歯を第一選択にする傾向が強いようです。

だと思います。

これは、あくまでも私の想像ですが、根管治療が出来ないのではなく、治療費が高すぎて、費用対効果を考えると、抜歯ということになるのだと思います。

おそらく、根管治療を行って修復処置を行えば数十万円かかるでしょう。
しかも、成功率は低いでしょう。

日本だと、保険治療で格安にできるので、ひとまずしましょうかと言うことになるのでしょうか。

世界的な基準から考えるなら、抜歯も妥当なのかもしれません。


費用は数十万円かかっても良い、成功率が低いことは理解しているので治療が成功しなくて訴訟は起こさないと確約すれば、治療を引き受けてもらえる先生もみえるかもしれません。




タイトル [写真あり] 6歳時。歯茎の出来物で抜歯治療を提案された(米国)
質問者 ナガオカさん
地域 海外
年齢 34歳
性別 男性
職業 会社員(管理職)
カテゴリ 虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定
小児歯科治療
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
乳歯(子供の歯)が抜けた・抜歯予定
歯茎の出来物(できもの)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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