過去にぶつけた前歯の神経治療をしてから10年以上違和感が続く
相談者:
じょうたさん (33歳:男性)
投稿日時:2013-10-06 13:46:52
17年程前に人とぶつかり、右の前歯をぶつけました。
当時ぶつけた時の痛みがあったもののそのまま放置しました。
20歳位の時に違和感を感じだし、歯医者に行きました。
その時神経を除去し、薬を入れる治療をしました。
その違和感というのが現在も続く悩みという物で、具体的には歯と歯茎の間から唾液のような物が出ている感覚がします。
それが感覚なのが実際に出ているのかははっきりしませんが、一日の大半はそれが気になってしまう程のものです。
また、痛みはありません。
1年程前に再度歯医者に行き、もう一度歯の中に入っている薬を入れ直して頂き、歯の根を綺麗にして頂きました。
しかしながら状況は変わりません。
これまで3人の先生にレントゲンを見て頂きましたが、いずれもレントゲンには問題なしとの回答、神経除去の治療もきちんと行われているという事です。
正直分からないというのがこれまでの経緯です。
この違和感はなんなのかという答えが一番ほしい回答です。
また、いずれにしても神経を抜いている歯なので、いつかは駄目になって抜く事になるのでしょうか、もしそうであれば今すぐ抜いてしまいたいというのが今の感情です。
抜いた後はインプラントを考えていますが、インプラントにしても今の悩みが解消されるのかは非常に心配な所です。
長文になり申し訳ありませんがよろしくおねがいします。
当時ぶつけた時の痛みがあったもののそのまま放置しました。
20歳位の時に違和感を感じだし、歯医者に行きました。
その時神経を除去し、薬を入れる治療をしました。
その違和感というのが現在も続く悩みという物で、具体的には歯と歯茎の間から唾液のような物が出ている感覚がします。
それが感覚なのが実際に出ているのかははっきりしませんが、一日の大半はそれが気になってしまう程のものです。
また、痛みはありません。
1年程前に再度歯医者に行き、もう一度歯の中に入っている薬を入れ直して頂き、歯の根を綺麗にして頂きました。
しかしながら状況は変わりません。
これまで3人の先生にレントゲンを見て頂きましたが、いずれもレントゲンには問題なしとの回答、神経除去の治療もきちんと行われているという事です。
正直分からないというのがこれまでの経緯です。
この違和感はなんなのかという答えが一番ほしい回答です。
また、いずれにしても神経を抜いている歯なので、いつかは駄目になって抜く事になるのでしょうか、もしそうであれば今すぐ抜いてしまいたいというのが今の感情です。
抜いた後はインプラントを考えていますが、インプラントにしても今の悩みが解消されるのかは非常に心配な所です。
長文になり申し訳ありませんがよろしくおねがいします。
回答1
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2013-10-06 14:26:18
じょうたさんこんにちは
>具体的には歯と歯茎の間から唾液のような物が出ている感覚がします。
なにかしらの炎症があるのかもしれませんね。
であるとしたら歯肉炎などに対する治療が必要かもしれません。
また、もしかしたら、歯にひびが入ってしまっていて慢性的な炎症があるのかもしれません。
ヒビの入り方によってはレントゲンには写ってきにくいです。
その場合、CTを撮影することによってわかることがあります。
また、マイクロスコープなどで根管内を診ることによってわかることもあります。
歯の保存を考えられているのであれば一度歯内療法の専門医にご相談されるのも良いかと思います。
そのあとでインプラントをご検討してみてはいかがでしょうか?
抜歯はできるだけ避けたほうがよいとおもいます。
ごさんこうになれば
>具体的には歯と歯茎の間から唾液のような物が出ている感覚がします。
なにかしらの炎症があるのかもしれませんね。
であるとしたら歯肉炎などに対する治療が必要かもしれません。
また、もしかしたら、歯にひびが入ってしまっていて慢性的な炎症があるのかもしれません。
ヒビの入り方によってはレントゲンには写ってきにくいです。
その場合、CTを撮影することによってわかることがあります。
また、マイクロスコープなどで根管内を診ることによってわかることもあります。
歯の保存を考えられているのであれば一度歯内療法の専門医にご相談されるのも良いかと思います。
そのあとでインプラントをご検討してみてはいかがでしょうか?
抜歯はできるだけ避けたほうがよいとおもいます。
ごさんこうになれば
回答2
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-10-06 15:29:46
じょうたさん、こんにちは。
外傷を受けた後、その同じ部分に違和感をずっと感じていらっしゃるのですね。
外傷などの障害を受けた後、「痛み」ではないが「違和感」を持続的に感じる状態の事をdysesthesiaと言います。
もしも、すでに3人の先生がじょうたさんのお口の中を見て、特に異常はないと言っているのであれば、dysesthesiaといって感覚神経が過敏になっている状態も可能性としては考えられます。
dysesthesiaとは、翻訳するとただの「感覚異常」となります。
これがどのようにして起こるかというと、感覚神経がなんらかの障害を受けた時に、それに反応してその感覚神経の「過敏度」に変化が起き、通常では反応しないような刺激でも反応してしまうような「過敏な状態」になっている、そういう状態です。
この状態は、「痛み」を治療する時よりも多少困難ですが、治療方針としては同じように、神経の過敏度を軽減させる薬を局所的に塗布するか、それとも飲んでいただくかのどちらかが可能性としては考えられます。
>この違和感はなんなのかという答えが一番ほしい回答です。
残念ながら、インターネット相談では診断行為は禁じられています。
ですので、じょうたさんの違和感がなんであるかという事にお答えする事は不可能です。
実際に状態を診て、触って、検査をしたりしてみないと、どうしても診断につなげる事は不可能なんです。
しかし、もしもすでに3人の歯医者さんに診てもらい、異常が無いと言われたにもかかわらず、唾液がその部位から出ている、溜まっているというような異常感覚を感じていらっしゃるのであれば、私はdysesthesiaという状態を一番に疑うと思います。
dysesthesiaという状態は、痛みと比べると治療するのは困難な状態ではありますが、試せない治療法がないわけではありません。
局所的に薬物を塗布する方法だったり、ある種のお薬を飲んでもらう治療法です。
もしも、日常生活を著しく傷害するような「痛み」で無い限りは歯を抜くことはお勧めできません。
歯を抜く前に、試すべき治療法がいくつか存在するからです。
ちなみに、私はアメリカで診療していた時に、じょうたさんととても似ている事をおっしゃる患者さんを診たことがあります。
その方は、「前歯の広がりを抑えるために矯正治療を再開してから、上の前歯2本の間に『唾液が溜まるような感覚が持続していて、煩わしく』、喋りづらい」とおっしゃっていました。
実際に診てみない事には、水川先生がおっしゃるような「慢性的炎症」である可能性は否定できません。
どちらにしろ、歯を抜くことに関しては思いとどまっていただき、歯内療法の専門医に歯根破折の可能性について診査していただき、もしもそうでないのであれば、口腔顔面痛に理解のある先生に診察してもらう事をお勧め致します。
早く感覚が改善すると良いですね。
お大事になさってください。
外傷を受けた後、その同じ部分に違和感をずっと感じていらっしゃるのですね。
外傷などの障害を受けた後、「痛み」ではないが「違和感」を持続的に感じる状態の事をdysesthesiaと言います。
もしも、すでに3人の先生がじょうたさんのお口の中を見て、特に異常はないと言っているのであれば、dysesthesiaといって感覚神経が過敏になっている状態も可能性としては考えられます。
dysesthesiaとは、翻訳するとただの「感覚異常」となります。
これがどのようにして起こるかというと、感覚神経がなんらかの障害を受けた時に、それに反応してその感覚神経の「過敏度」に変化が起き、通常では反応しないような刺激でも反応してしまうような「過敏な状態」になっている、そういう状態です。
この状態は、「痛み」を治療する時よりも多少困難ですが、治療方針としては同じように、神経の過敏度を軽減させる薬を局所的に塗布するか、それとも飲んでいただくかのどちらかが可能性としては考えられます。
>この違和感はなんなのかという答えが一番ほしい回答です。
残念ながら、インターネット相談では診断行為は禁じられています。
ですので、じょうたさんの違和感がなんであるかという事にお答えする事は不可能です。
実際に状態を診て、触って、検査をしたりしてみないと、どうしても診断につなげる事は不可能なんです。
しかし、もしもすでに3人の歯医者さんに診てもらい、異常が無いと言われたにもかかわらず、唾液がその部位から出ている、溜まっているというような異常感覚を感じていらっしゃるのであれば、私はdysesthesiaという状態を一番に疑うと思います。
dysesthesiaという状態は、痛みと比べると治療するのは困難な状態ではありますが、試せない治療法がないわけではありません。
局所的に薬物を塗布する方法だったり、ある種のお薬を飲んでもらう治療法です。
もしも、日常生活を著しく傷害するような「痛み」で無い限りは歯を抜くことはお勧めできません。
歯を抜く前に、試すべき治療法がいくつか存在するからです。
ちなみに、私はアメリカで診療していた時に、じょうたさんととても似ている事をおっしゃる患者さんを診たことがあります。
その方は、「前歯の広がりを抑えるために矯正治療を再開してから、上の前歯2本の間に『唾液が溜まるような感覚が持続していて、煩わしく』、喋りづらい」とおっしゃっていました。
実際に診てみない事には、水川先生がおっしゃるような「慢性的炎症」である可能性は否定できません。
どちらにしろ、歯を抜くことに関しては思いとどまっていただき、歯内療法の専門医に歯根破折の可能性について診査していただき、もしもそうでないのであれば、口腔顔面痛に理解のある先生に診察してもらう事をお勧め致します。
早く感覚が改善すると良いですね。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
じょうたさん
返信日時:2013-10-09 21:04:53
タイトル | 過去にぶつけた前歯の神経治療をしてから10年以上違和感が続く |
---|---|
質問者 | じょうたさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。