睡眠時の食いしばりによる頭痛の治療方法について
相談者:
arakithiさん (39歳:男性)
投稿日時:2013-10-15 09:33:48
こんにちは。
長年、睡眠時の食いしばりによる頭痛に悩まされています。
起床時に、こめかみの下から首筋、首の後ろ側に強いコリができており、そのたびに痛み止めを飲んですごしてきました。
歯科にて見ていただいても、奥歯の磨り減りも激しいようでマウスピースを今まで2つ作っていただきましたが、頭痛に対する効果はありませんでした。
マウスピースをはめて就寝しても、マウスピースごとかなり強く食いしばっているようです。
そのため、歯の磨り減りなどは防げても、食いしばりが原因の頭痛はまったく効果ないのではないでしょうか?
ボトックスを使った治療があるそうですが、有効でしょうか?
また、そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
(当方は大阪です)
長年の症状に悩まされています。
どうか、よろしくご教授ください。
長年、睡眠時の食いしばりによる頭痛に悩まされています。
起床時に、こめかみの下から首筋、首の後ろ側に強いコリができており、そのたびに痛み止めを飲んですごしてきました。
歯科にて見ていただいても、奥歯の磨り減りも激しいようでマウスピースを今まで2つ作っていただきましたが、頭痛に対する効果はありませんでした。
マウスピースをはめて就寝しても、マウスピースごとかなり強く食いしばっているようです。
そのため、歯の磨り減りなどは防げても、食いしばりが原因の頭痛はまったく効果ないのではないでしょうか?
ボトックスを使った治療があるそうですが、有効でしょうか?
また、そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
(当方は大阪です)
長年の症状に悩まされています。
どうか、よろしくご教授ください。
[過去のご相談]
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-10-15 10:01:04
>マウスピースごとかなり強く食いしばっているようです。
>そのため、歯の磨り減りなどは防げても、食いしばりが原因の頭痛はまったく効果ないのではないでしょうか?
そうですね、確かにマウスピースで食い縛りを治す事は出来ませんが、仰る通りに歯のすり減りの予防は出来ます。
一度TCHを気にかけて生活されてはどうでしょうか。
>そのため、歯の磨り減りなどは防げても、食いしばりが原因の頭痛はまったく効果ないのではないでしょうか?
そうですね、確かにマウスピースで食い縛りを治す事は出来ませんが、仰る通りに歯のすり減りの予防は出来ます。
一度TCHを気にかけて生活されてはどうでしょうか。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-10-15 10:15:31
「睡眠時の食いしばりが原因で、その結果が頭痛」との因果関係が成り立っているのか、或いは、その祖先となる原因はないか等を診断してもらって、話し合われたら良いと思います。
昼間のTCH改善が睡眠時習癖の改善にも繋がるとの意見もあります。
まず最初に取り組んでみられたら宜しいかと思います。
昼間のTCH改善が睡眠時習癖の改善にも繋がるとの意見もあります。
まず最初に取り組んでみられたら宜しいかと思います。
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-10-15 10:36:08
arakithi さん、こんにちは。
>長年、睡眠時の食いしばりによる頭痛に悩まされています。
まずは、頭痛の原因を確認していただいた方が良いかと思います。
>マウスピースを今まで2つ作っていただきましたが、頭痛に対する効果はありませんでした。
マウスピースでは、歯ぎしりや、食いしばり、咬み締めを改善することは出来ません。
>そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
出来れば、自己流よりも、是正指導していただくことをお勧めします。
こちらをご参考になさってみてはいかがでしょう。
参考:TCH、歯列接触癖
>長年、睡眠時の食いしばりによる頭痛に悩まされています。
まずは、頭痛の原因を確認していただいた方が良いかと思います。
>マウスピースを今まで2つ作っていただきましたが、頭痛に対する効果はありませんでした。
マウスピースでは、歯ぎしりや、食いしばり、咬み締めを改善することは出来ません。
>そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
出来れば、自己流よりも、是正指導していただくことをお勧めします。
こちらをご参考になさってみてはいかがでしょう。
参考:TCH、歯列接触癖
回答4
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-10-15 23:03:13
西山です
睡眠自体に何か問題はないのでしょうか.
睡眠障害によって睡眠時の歯ぎしりやくいしばり(睡眠時ブラキシズムといいます)が増加することもあります.
>ボトックスを使った治療があるそうですが、有効でしょうか?
>また、そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
ボトックスで筋肉の活動量は低下しますので、筋肉が原因の症状なら軽減する可能性はあるかもしれませんが、科学的に証明されているわけではありません。
また。国内では歯科医師が使用することはできません(購入権利がありませんので)。
どうしてもというなら、海外から個人輸入している歯科医師が医師にお願いするしかないと思います。
私費治療になりますが。
睡眠自体に何か問題はないのでしょうか.
睡眠障害によって睡眠時の歯ぎしりやくいしばり(睡眠時ブラキシズムといいます)が増加することもあります.
>ボトックスを使った治療があるそうですが、有効でしょうか?
>また、そこまでの治療をしていただける歯科医院はどのように探せばよいのでしょうか?
ボトックスで筋肉の活動量は低下しますので、筋肉が原因の症状なら軽減する可能性はあるかもしれませんが、科学的に証明されているわけではありません。
また。国内では歯科医師が使用することはできません(購入権利がありませんので)。
どうしてもというなら、海外から個人輸入している歯科医師が医師にお願いするしかないと思います。
私費治療になりますが。
回答5
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-10-16 13:50:53
arakithiさん、こんにちは。
睡眠時の食いしばりと、頭痛でお困りの様ですね。
どのような経緯で食いしばりが頭痛を引き起こしているという結論に至ったのでしょうか?
頭痛があるから、食いしばりを引き起こしているという可能性は考えられましたでしょうか?
また、食いしばりと頭痛は同時に存在はするが、因果関係は無いという可能性も考えられましたでしょうか?
頭痛と咀嚼筋(噛むための筋肉)や首・肩の痛みが同時に存在する場合は、顎・首・肩のリハビリ運動や温熱療法などの理学療法を行う事で改善する事もありますが、頭痛に対するアプローチをしなくては改善しない場合ももちろんあります。
頭痛には色んな種類がありますが、緊張性頭痛と偏頭痛がその大半を占めます。
週に3日以上または月に15日以上これらの頭痛がある場合は、慢性緊張性頭痛や慢性偏頭痛と呼ばれ、頻度が少ない頭痛とは異なった治療方針が存在します。
ちなみに、痛みどめは週に何回くらいお使いでしょうか?
痛みどめの種類にもよりますが、頻繁な痛みどめの使用は頭痛を引き起こす可能性もございます。
まずは頭痛を専門とする神経内科の先生を探して、受診してみてはいかがでしょうか?
また、食いしばりに対するボトックスの使用は、私はあまりお勧めしません。
ボトックスは効果が2〜3か月で切れるので、何度も使用する必要がある、つまりお金がかかる。
また、咬筋および側頭筋(噛むために使う筋肉)に標準量のボトックスを使用したとしても、筋肉の活動量は100%が70%くらいになるだけです。
このわずかな活動量の低下が、頭痛に及ぼす影響は限りなく少ない事が予想されます。
また、筋肉の活動量をさらに落とすために多量のボトックスを注射したとすれば、噛めない・喋れないで生活ができなくなるので、非現実的ですね。
それと、歯のすり減りを防止するためにマウスピースを使用する事は悪い事ではないと思います。
これは、定期的に歯医者さんに診てもらい、調整してもらってください。
長文となりましたが、何か参考になる事があったならば幸いです。
お大事になさってください。
睡眠時の食いしばりと、頭痛でお困りの様ですね。
どのような経緯で食いしばりが頭痛を引き起こしているという結論に至ったのでしょうか?
頭痛があるから、食いしばりを引き起こしているという可能性は考えられましたでしょうか?
また、食いしばりと頭痛は同時に存在はするが、因果関係は無いという可能性も考えられましたでしょうか?
頭痛と咀嚼筋(噛むための筋肉)や首・肩の痛みが同時に存在する場合は、顎・首・肩のリハビリ運動や温熱療法などの理学療法を行う事で改善する事もありますが、頭痛に対するアプローチをしなくては改善しない場合ももちろんあります。
頭痛には色んな種類がありますが、緊張性頭痛と偏頭痛がその大半を占めます。
週に3日以上または月に15日以上これらの頭痛がある場合は、慢性緊張性頭痛や慢性偏頭痛と呼ばれ、頻度が少ない頭痛とは異なった治療方針が存在します。
ちなみに、痛みどめは週に何回くらいお使いでしょうか?
痛みどめの種類にもよりますが、頻繁な痛みどめの使用は頭痛を引き起こす可能性もございます。
まずは頭痛を専門とする神経内科の先生を探して、受診してみてはいかがでしょうか?
また、食いしばりに対するボトックスの使用は、私はあまりお勧めしません。
ボトックスは効果が2〜3か月で切れるので、何度も使用する必要がある、つまりお金がかかる。
また、咬筋および側頭筋(噛むために使う筋肉)に標準量のボトックスを使用したとしても、筋肉の活動量は100%が70%くらいになるだけです。
このわずかな活動量の低下が、頭痛に及ぼす影響は限りなく少ない事が予想されます。
また、筋肉の活動量をさらに落とすために多量のボトックスを注射したとすれば、噛めない・喋れないで生活ができなくなるので、非現実的ですね。
それと、歯のすり減りを防止するためにマウスピースを使用する事は悪い事ではないと思います。
これは、定期的に歯医者さんに診てもらい、調整してもらってください。
長文となりましたが、何か参考になる事があったならば幸いです。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
arakithiさん
返信日時:2013-10-16 21:19:25
タイトル | 睡眠時の食いしばりによる頭痛の治療方法について |
---|---|
質問者 | arakithiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯軋り(歯ぎしり) 頭痛、めまい |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。