前歯の抜歯判断が医師により異なる、その後のインプラント等について

相談者: ゆっこ888さん (44歳:女性)
投稿日時:2013-10-09 02:26:40
はじめまして。
抜歯について悩んでいます。
よろしくお願いします。


25年前にした上左1右1の差し歯を新しい差し歯にやりかえる予定でしたが、かかりつけの病院で、左1はグラグラしているので抜歯して、右1の差し歯と左2でブリッジと言われました。

別の病院を受診したところ、逆に、右1が折れている、左1は右1を抜いて半年ほど待てばしっかりするので左1と右2でブリッジとのこと。
骨再生をすれば両方抜かずに済むかもという提案もありました。


全く違うことを言われて混乱し、3つ目の病院へ。
骨再生のことも相談したところ、地域の大きな病院に紹介状を書いて下さいました。

そこでは、右は折れているようには見えないが、骨が3割程度しか残っていないので両方とも抜歯を勧めるが、骨の再生まで考えているのなら歯科大付属病院へ行ってみたらと言われました。


付属病院では、骨がかなり吸収されているので再生は難しい、左は折れている。
右は推測だがひびが入っていると思われるので両方抜歯がよいと言われました。
さらにインプラントも勧められました。


3つ目の病院へ戻って再度診ていただいたところ、やはり左は抜歯、右は半年ほど様子を見て、しっかりするようなら残して、右1と左2のブリッジも考えられる。

ただ、できたとしても延命に過ぎずどのくらい持つかはわからない。
健康な歯を削って何年持つかわからないブリッジをするより、両方抜歯してインプラントの方がよいのではとのことでした。


半年様子を見てからインプラントでもOKだけど、どうせインプラントにするなら、抜歯と同時に処置をした方が骨ができやすいので、よりしっかりしたインプラントができるだろうということでした。

実際に診ていただいたわけではないのでお答えいただきにくいとは思うのですが、推測等で結構ですのでお答え頂ければ幸いです。





質問1
左の抜歯は4対1ですし、グラグラしているのが自分でもわかるのでなのでしょうがないと思えるのですが、右は、少なくとも1人の先生は保険でない高額な差し歯でもOK(つまり長く持つ)と言って下さいました。

また3つ目の先生も、延命に過ぎないとはいえ残すことも可能かもという診断です。
一応2対3です。

この期に及んでなるべく抜歯は避けたい気持ちが強いのですが、この状態で抜かないという判断は危険でしょうか。



質問2
半年様子を見た後で残すことを諦めインプラントの処置を開始した場合と、抜歯と同時にインプラントの処置をした場合では、どのくらい骨のできが違い、どのくらいインプラントの出来に差があるのでしょうか。



質問3
ブリッジがインプラントかで迷っています。
インプラントの寿命が気になります。
付属病院の先生は

「手入れ次第で一生持つ。
早くした方が骨の状態もよく入れやすい。
遅れるほど骨が薄くなるのでしにくくなる」

とおっしゃいます。
一方ネットで調べると「寿命は10年位」などとも書かれていたりします。
前歯、女性」ということはリスク要因という記載も見ました。


手入れをしっかりやれば本当に一生持つものなのでしょうか。
もしそうなら、最初からインプラントにしようと思います。

10年ほどでだめになるのなら、最初はブリッジにして、ブリッジがだめになってからインプラントをした方が、インプラントがだめになるのを先送りできると思うのですが、この考え方は間違っていますでしょうか。



質問4
インプラントがだめになった場合、再度インプラントはできるのでしょうか。
(個々の事例にもよるとは思いますが…)



質問5
現在授乳中です。
授乳中でもこれら一連の処置は問題ないでしょうか。
しない方がいいことはありますか。



質問6 
遺伝から将来糖尿病になる可能性が高く、インプラント周囲炎も心配です。
もし糖尿病になった場合、インプラントとブリッジ、どちらが良いなど、ありますでしょうか。


たくさんの質問で申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-10-09 06:29:01
ゆっこ888 さん、おはようございます。

質問1
>この期に及んでなるべく抜歯は避けたい気持ちが強いのです

ごもっともな考えです。
なのでしたら、治療が後手に回るかもしれないリスクを承知のうえで、一時的にでも最小限の抜歯に留めておくのも一法かもしれません。



保険でない高額な差し歯でもOK(つまり長く持つ)と言って下さいました。

修復物によって長くもつという表現については、感心できません。



質問2
現状が分かりかねますので、回答のしようもありません。

ただ、「早くした方が骨の状態もよく入れやすい。遅れるほど骨が薄くなるのでしにくくなる」と言われたのであれば、そうなのかもしれません。



質問3
>手入れをしっかりやれば本当に一生持つものなのでしょうか。

どんな修復物とて、一生という考えは難しいかもしれません。
ただ、手入れ次第では、長く持たせることには繋がっていくでしょう。


>最初はブリッジにして、ブリッジがだめになってからインプラントをした方が、インプラントがだめになるのを先送りできると思うのです

逆のように思います。
ブリッジがダメになった時には、骨の退縮が進み、インプラントに出来ないことが多いように思います。
そもそも、最小限の抜歯に留めておくのかといったことと矛盾しますね。



質問4
出来る場合と、出来ない場合とがあります。
その都度、適切な診査をしていただいてください。



質問5
抜歯や埋入に伴う薬剤の服用に関しては、お掛かりの産婦人科または小児科とご相談ください。


質問6 
お子さまも小さいようですから、まずは、家族中での生活習慣の見直しから始めてみませんか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-10-09 08:34:22
ご相談ありがとうございます。

>質問1
この状態で抜かないという判断は危険でしょうか。


骨がだいぶ溶けている、糖尿病の傾向がある、という2点から、今回歯を失うに至った原因として歯周病が考えられます。

その治療についてどこにもお話がありませんが、仮に歯周病対策をしないで放置していてよくなることは決して無いことがふつうです。




>質問2
>半年様子を見た後で残すことを諦めインプラントの処置を開始した場合と、抜歯と同時にインプラントの処置をした場合では、どのくらい骨のできが違い、どのくらいインプラントの出来に差があるのでしょうか。


歯周病を放置していれば最悪になり得ます。

歯周病治療を受ければ今よりやや骨を回復させることも可能です。
矯正治療なども併用すれば、その後に抜歯すると、とても回復させることも可能です。


しかし、骨の状態はお一人ずつによって大きな違いがあり、タイミングがインプラントに大きな影響を与えない人も稀にいらっしゃいます。
ただ、前歯はインプラントができれば良いのではなく、きれいに口元を回復したい場合はまた全く異なります。



>質問3
ブリッジがインプラントかで迷っています。


どちらにもメリットでメリットがあり、良く理解すればどちらも正解なことがあります。
なお、どちらも決して元通りにはならないこと、それはどういうことかを良くおたずねください。


>インプラントの寿命が気になります。付属病院の先生は
>「手入れ次第で一生持つ。早くした方が骨の状態もよく入れやすい。
>遅れるほど骨が薄くなるのでしにくくなる」
>とおっしゃいます。


一生と軽々しく保証できることは考えにくいことです。
しかし、20年30年は十分に可能性があります。
実際に、スウェーデンでは42年間使った例があり、私個人の症例でも20年を越えて何も問題が無く初めと全く骨が変わらない人も何人かいらっしゃいます。


>一方ネットで調べると「寿命は10年位」などとも書かれていたりします。


そういう考えの先生もいらっしゃると思います。



>「前歯、女性」ということはリスク要因という記載も見ました。


その通りです。
治療する人、場所、身体の状況、いろいろ複雑ですから、一般的なことは参考にするだけにして、個人個人の診断をしていただきましょう。



>手入れをしっかりやれば本当に一生持つものなのでしょうか。


一般の方の「しっかりやれば」は、きっと、歯磨きを頑張るとか定期的な歯科検診とかをお考えになっていらっしゃると思います。

それでは無理です。
まず原因となった歯周病をキチンと治すこと、インプラントへのインプラント周囲炎の予防プログラムを受けること、病的状態から健康へとがらりと変えておくこと、その健康を定期的にチェックして確認してもらうことが必要です。



>もしそうなら、最初からインプラントにしようと思います。


それならば人生の折り返し点を過ぎた方々には一生の目標も見えてくる可能性があります。



>10年ほどでだめになるのなら、最初はブリッジにして、ブリッジがだめになってからインプラントをした方が、インプラントがだめになるのを先送りできると思うのですが、この考え方は間違っていますでしょうか。


病気の原因を変えずにブリッジを長く使えば、その後インプラントはとても困難な治療を覚悟する必要がありそうです。



>質問4
>インプラントがだめになった場合、再度インプラントはできるのでしょうか。
>(個々の事例にもよるとは思いますが…)


その態勢を整えておけば可能なことが少なくありません。
しかし、それは避けるべきです。
失敗する可能性をゼロにすることはできませんが、できれば成功の見込みが大きい時に治療を始めることです。

将来の見通しを含めて安心できるには、とても専門性が高い治療となります。
やってみようか、という見切り発車は避けたい気がします。



>質問5
>現在授乳中です。
>授乳中でもこれら一連の処置は問題ないでしょうか。
>しない方がいいことはありますか。


治療可能ですが、産婦人科のご担当の先生と歯科医師と連携、相談しながら進めましょう。



>質問6 
>遺伝から将来糖尿病になる可能性が高く、インプラント周囲炎も心配です。
>もし糖尿病になった場合、インプラントとブリッジ、どちらが良いなど、ありますでしょうか。


糖尿病はどちらの治療にも秋影響を与えます。
きちんと予防しましょう。

現代では糖尿病と歯周病の関連がはっきり証明されています。
どちらにも取り組まないと、両方悪化します。

歯周病治療に実績をあげている歯科医師にインプラントも相談しましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-10-09 18:25:20
>質問1
>この状態で抜かないという判断は危険でしょうか。


歯に対して あなたがどれほど執着心があるのかによります。

自分の歯を残すために多大なる努力を惜しまないのか。
歯を抜いたとしても、その後のリカバリーに努力を惜しまないのか?

どういう価値観であるかによって治療方法は変わります。



>質問2
>半年様子を見た後で残すことを諦めインプラントの処置を開始した場合と、抜歯と同時にインプラントの処置をした場合では、どのくらい骨のできが違い、どのくらいインプラントの出来に差があるのでしょうか。

実際に骨の状態を診ていないので分かりません。
一般的には抜歯と同時のインプラントというやり方は少数派です。



>質問3
>インプラントがだめになるのを先送りできると思うのですが、この考え方は間違っていますでしょうか。

ブリッジがだめになってからインプラントでもいいですが、その場合ブリッジの支台の歯がだめになってしまったらインプラントの必要本数は増えますし、年齢が高齢になると違ったリスクも出てきます。



>質問4
>インプラントがだめになった場合、再度インプラントはできるのでしょうか。
>(個々の事例にもよるとは思いますが…)

出来るケースが多いです。
年々進化しますから今のインプラントが10年後にだめになったとして、そのときは、今よりももっといいインプラントになっていると考えるのもひとつ。

数年でもインプラントを先送りにすれば、その間に高性能なインプラントが登場するという考えもひとつです。



>質問5
>現在授乳中です。
>授乳中でもこれら一連の処置は問題ないでしょうか。
>しない方がいいことはありますか。

理屈の上で問題ないとしても、気持ち的に嫌じゃないですか?
私の場合には、断乳できるまでおいておきます。




>質問6 
>もし糖尿病になった場合、インプラントとブリッジ、どちらが良いなど、ありますでしょうか。

糖尿になったら外科処置は避けたいところですが ブリッジとて外科処置を必要とすることはあります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆっこ888さん
返信日時:2013-10-10 02:43:24
小林先生、さがら先生、タカタ先生、回答をありがとうございます。

既に出産して授乳中ですので、今は産婦人科にはかかっていません。
小児科の先生に相談するつもりですが、歯科の先生も、授乳中はダメなお薬や処置等の知識はお持ちだと思っていいのでしょうか。
確かに授乳中は気持ち的には嫌ですね…;;


また、インプラントが上手な先生を見つけるコツ等はありますか。

子どものことがあるのであまり遠くにはいけず、近くで評判の良い歯科を知りません。
知人友人等からの情報もあまりありません。ネットで口コミをみることくらいしかできないのですが…。


何度も申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。




小林先生
確かに、最小限の抜歯をしても将来インプラントができないのでは困ります…よく考えてみます。
ありがとうございました。




さがら先生
歯周病治療については勿論並行して(先行して?)行う予定です。

>前歯はインプラントができれば良いのではなく、きれいに口元を回復したい場合はまた全く異なります。

全く異なるとはどう異なるのでしょうか?



>インプラント周囲炎の予防プログラム

これはどういうものなのでしょうか。
定期的に歯科に通うつもりですが、それでは不十分なのでしょうか。
何度も申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。



タカタ先生

>数年でもインプラントを先送りにすれば、その間に高性能なインプラントが登場するという考えもひとつです。

なるほどと思いました。


>年齢が高齢になると違ったリスクも出てきます。

どのようなリスクかお教えいただけるとありがたいです。
何度も申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-10-10 08:20:46
ご返信ありがとうございます。


歯周病治療については勿論並行して(先行して?)行う予定です。


もしインプラントをする場合、残っている歯や抜歯する歯に歯周病があるときは、インプラント周囲炎を起こす可能性が高いことが報告されています。

インプラントを成功させるためには、インプラント治療前からもう始めていなければならないということです。


>>前歯はインプラントができれば良いのではなく、きれいに口元を回復したい場合はまた全く異なります。
>全く異なるとはどう異なるのでしょうか?


お一人ずつで骨の状態が違いますが、充分に骨が残っていてインプラントが無事にできても、口元がきれいになるかどうかは別の治療となります。

前歯はきれいな歯並びと同時に、歯と歯肉の境目のラインがきれいにそろっていると美しい見栄えができます。
高校生のような口元を想像してみて下さい。

もちろん元通りにはなりませんが、インプラントがしっかりついたとしても、歯肉のラインが非常に下がってしまっては、見栄えがとても老けて見えたり、病的に見えててしまうことがあるからです。


したがって、もし歯の根元が目立つ人の場合は、インプラントがしっかりくっつくと同時に、歯肉のラインが残っている隣とバランス良く整うように計画します。

場合によっては骨移植などが必要になります。
もともと根元が大きく笑っても全く見えない人は、そこまでする必要がないこともあります。


見た目以外に、歯周病で骨がだいぶ無くなってからインプラントをする場合は、インプラントの周りに深いポケットができてしまうこともあります。
その場合も骨の治療を同時に計画する必要があります。



>インプラント周囲炎の予防プログラム
>これはどういうものなのでしょうか。定期的に歯科に通うつもりですが、それでは不十分なのでしょうか。


定期的に通うつもりまでは正解です。

問題はその中身です。
従来の歯科検診自体が、病気の発見ですから、異常が見つかったら手遅れです。

健康を目指す健診であれば、病気を起こさないように健康状態を、あるいは病気の前兆を、検査をして健康を維持増進することになり、全く違います。


インプラント周囲炎の予防プログラムについては、最新の専門的な知識が必要になります。

というのも、昔のガイドラインと最近のガイドラインが180度変わってしまうほど変化することもあるからです。
インプラントに詳しい歯科医師の指導を受けましょう。


ただの虫歯発見の定期検査は意味がありません。
定期的に歯石を取るだけ、あるいはクリーニングをするだけ、も予防にはなりません。

インプラント周囲炎の予防プログラム、また、もう抜歯をしないためには、虫歯発見ではなく虫歯予防プログラム、歯周病発見ではなく歯周病予防プログラム、を基礎として、検査と評価と記録をくり返す定期的通院が必要になります。


そういうプログラムがあるかどうか、歯科衛生士教育を含めて、態勢ができているかどうか、今通っている人たちがどのくらいいるか、その人たちは何十年通っているかどうか、その人たちには原則的に病気が根絶されているかどうか、その人たちとお話ができるかどうか、などをお尋ねになれば希望が叶うかどうか始める前にイメージできると思います。

実際にそれが実現できる歯科医院はとても少ないと思います。
全部かなわなくても、選ぶ基準になるかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-10-10 10:47:35
インプラント医の探し方に関してだけ、余計な一言かも知れませんが私見を述べさせていただきます。


周囲炎とか色々なことをご心配になっているのでしたら、歯周病専門医、歯周病をベースに置いて治療されている先生を探されることを強くお勧めします。

歯周病治療を本格的にしていて、インプラントも手掛けていると言うタイプの先生が良いと思います。


予防プログラムの充実は勿論重要ですが、それをちゃんと成果が出るようにするには患者さんご自身のご協力、自助努力が凄く求められます。

その指導教育がキチンとできるスタッフを常に抱えているのかどうか?
それを基準として探されると見付け易いのでは、と思います。

失礼致しました。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆっこ888さん
返信日時:2013-10-11 01:21:07
さがら先生
何度もお返事をありがとうございました。

大変お詳しい解説、感謝いたします。よくわかりました。
病院選びは難しそうですが、頑張って探してみます。



松元先生
回答をありがとうございます。

余計だなんてとんでもないです!
大変ありがたいアドバイスです。
参考にさせていただきます。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-10-14 04:09:45
ゆっこ888さまおはようございます。

>質問1

先ず抜歯しなくてはならないのかどうかの診断と評価です、ぐらぐらになっている原因によっては残すことは十分可能だと思います。

当たり前の話ですがインプラントに前のめりのDrは抜歯してインプラントを考えるでしょう、インプラントをできるだけ避けたいと考えているDrなら先ず残す方法を考えると思います。

困ったことに戦略的抜歯などと称して残せる歯まで抜歯するインプラント医がいるくらいですから要注意です。

出来るだけ抜歯を避けたいと考えていらっしゃるようなのでインプラントに前のめりのDrを避けるのが賢明です。



>質問2

こればっかりはやってみないことには判らないと思います、個人的には前歯のインプラントは避けたほうがいいと思います。



>質問3

インプラントとブリッジを比較すると断然ブリッジをお勧めいたします、もし仮にインプラントをなさった場合主治医があなたより年齢が上なら先に亡くなる可能性が高いと思います、その後のメインテナンスはどうなるか考えたことはありますか。



>質問4

かなり難しいと思います。



>質問5

基本的には問題ないと思います。



>質問6

どのような治療を選択なさるにしろ糖尿病の自己管理が先決です、参考になれば幸いです。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆっこ888さん
返信日時:2013-10-15 02:29:10
山田先生

回答をありがとうございました。

戦略的抜歯とは恐ろしいことですね。
今、病院を探しているところなんですが、インプラントに前のめりな先生は避けたいと思います。
そして、なるべく自分より若い先生にしたいと思います。


よろしければ、

前歯のインプラントは避けたほうがいいと思われている理由

・再度のインプラントがかなり難しいと思われる理由
をお教えいただけませんでしょうか。


何度も申し訳ありませんが、お手すきのときでかまいませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-10-15 04:30:56
おはようございます。

前歯インプラントは避けたほうがいいと思われている理由

フィクスチャーがでてきたら回復の方法は先ずありません。


>再度のインプラントがかなり難しいと思われる理由

インプラントが脱落した場合骨を失っていることと同義なので再度のインプラントの埋入は事実上不可能でしょう。

特に前歯部のインプラントはよほどのメリットがない限り避けられたほうが無難です。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2013-10-15 13:07:27
ゆっこ888さん、こんにちは。

ゆっこ888さんも相談者にありがちな回答者の先生方のご意見に右往左往されていらっしゃる姿が目に浮かびます。

回答をご覧になりお気づきかと思いますが、歯科医師はその経験や知識、技術などいろいろなことによって考え方や治療方針さえも異なります。


インプラントが得意な先生はインプラントを勧め、逆にインプラントを否定的に考える先生はブリッジを勧める・・・。

すべてあくまでもその先生が治療をされるならどのように考えるかという参考意見とお考えください。


実際に治療をする先生がどのような考えを持たれているのかによって治療は異なるわけです。



そこで大切なのはゆっこ888さんがどのような歯科医療を求めていらっしゃるか?です。

タカタ先生がおっしゃるようにあなたがどうしたいか?なのです。

このどうしたいか?も「どうできるか?」がわからないと考えることもできませんね。


素人考えでいいんです。

例えば「抜きたくない」のならば抜かないで何とか治療してくれる先生を探すしかないのです。

探すのが面倒なら抜くことを迫られます。


抜かないで治療する先生は抜かないことのメリット、デメリットを十分にお話しして頂いて納得して治療を受けられてはいかがでしょう?


抜くならば抜くことに納得することが必要です。

「早く抜かないと骨が溶けてなくなる」とご心配かと思いますが、抜いても骨はなくなるんですよ。

抜かずに骨がなくなるのはちょっと難しいのですが、炎症のコントロールができないことで起きます。


例えば歯が割れているために割れ目から細菌が侵入して炎症が起きているとか、根の病気が治せない、歯周病がコントロールできないなど原因はいろいろあります。

しかし、多くの場合歯科医師の技術的な問題で治せる先生もいらっしゃるのが事実です。

もちろん治療は難しく、時間や費用の問題もあると思います。


考えなければならない問題はたくさんあるのです。

インプラントのやり直しなどのお話が出ていますが、やり直しをしなくて済むようにすることを考える方が先ではありませんか?

やり直しは時間と費用と技術があればできるはずです。

それでも、再治療などない方がいいに決まってますね。

再治療をしなくて済むような予防をしっかりとしてくれる歯科医院を探すことです。



いろいろと悩まれるのはわかりますが頭でっかちにならず、ゆっこ888さんの悩みを十分に聞いて最善の治療を提案してくれる歯科医に出会えることを願っています。

何とか歯科難民にならないように・・・。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆっこ888さん
返信日時:2013-10-15 23:25:02
山田 豊和 先生

再度の回答をありがとうございます。
怖いですね…よくよく考えてみたいと思います。



山田 晃久 先生

鋭いご指摘にドキッとしました。
あれこれ調べすぎて余計に不安になっているのかもしれません。

今、
1 インプラントをしっかりしてくれる、でも「まずインプラントありき」ではない

2 一生お付き合いできるように、家から通いやすい


この条件で歯科医院をネットで探しています。
知人に教えてもらったところもあるのですが、少し遠いので迷っています。


素人考えでいいとのこと、安心しました。
なんとか病院を見つけて、最初はまず「出来れば抜きたくない」と相談してみます。
ありがとうございました。



タイトル 前歯の抜歯判断が医師により異なる、その後のインプラント等について
質問者 ゆっこ888さん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
インプラント治療法
糖尿病
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中