根管治療でぺリオドンを25日間も詰めるのは正当な医療行為ですか?
相談者:
ゆうゆう073さん (29歳:女性)
投稿日時:2013-11-13 14:22:28
いつも参考にさせていただいています。
左上7番の歯の根の治療をしているのですが、麻酔をして神経を取った初日からずっとぺリオドンを詰めていたことが分かりました。
初日麻酔をして神経を取りました。
その時に薬など不安だと伝えたら、
「使う薬は水のようなもの。
強い薬ではない」
と言われました。
それから10日後の二回目の治療の時に痛みがあったため、「神経を殺す薬を入れました」と言われました。
それから二週間後の三回目の治療の時に薬の名前を聞くと、ぺリオドンを初日から詰めていたと言われました。
そうすると25日間もぺリオドンを詰めていたことになります。
すごくショックです。
そこで質問させていただきたいのですが、
@25日間もぺリオドンを詰めていて大丈夫だったのでしょうか?
ぺリオドンは一週間で除去とよく聞くのですが、私の場合それより長期間詰めていたのですが、考えられる影響は何がありますか?
A仮蓋はしっかりくっついていたようですが、ぺリオドンが根から身体に吸収されたりしますか?
身体には害はなかったのでしょうか?
B二回の治療にわたり連続でぺリオドンを詰めたり、トータルでぺリオドンを25日間詰めておくことは正当な医療行為なのですか?
歯医者業界ではよくあることなのですか?
不安でまとまりのない文ですみません。
お忙しいと思いますが、よろしくお願い致します。
左上7番の歯の根の治療をしているのですが、麻酔をして神経を取った初日からずっとぺリオドンを詰めていたことが分かりました。
初日麻酔をして神経を取りました。
その時に薬など不安だと伝えたら、
「使う薬は水のようなもの。
強い薬ではない」
と言われました。
それから10日後の二回目の治療の時に痛みがあったため、「神経を殺す薬を入れました」と言われました。
それから二週間後の三回目の治療の時に薬の名前を聞くと、ぺリオドンを初日から詰めていたと言われました。
そうすると25日間もぺリオドンを詰めていたことになります。
すごくショックです。
そこで質問させていただきたいのですが、
@25日間もぺリオドンを詰めていて大丈夫だったのでしょうか?
ぺリオドンは一週間で除去とよく聞くのですが、私の場合それより長期間詰めていたのですが、考えられる影響は何がありますか?
A仮蓋はしっかりくっついていたようですが、ぺリオドンが根から身体に吸収されたりしますか?
身体には害はなかったのでしょうか?
B二回の治療にわたり連続でぺリオドンを詰めたり、トータルでぺリオドンを25日間詰めておくことは正当な医療行為なのですか?
歯医者業界ではよくあることなのですか?
不安でまとまりのない文ですみません。
お忙しいと思いますが、よろしくお願い致します。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-11-13 17:00:31
>@考えられる影響は何がありますか?
あまりないと思います。
>A身体には害はなかったのでしょうか?
仮封がしっかりされていればおそらく大丈夫だと思います。
>B二回の治療にわたり連続でぺリオドンを詰めたり、トータルでぺリオドンを25日間詰めておくことは正当な医療行為なのですか?
担当医が必要だと判断されたのであれば、「医師の裁量権」の範囲だったのではないでしょうか?
>歯医者業界ではよくあることなのですか?
僕はしないので何とも言えません。
あまりないと思います。
>A身体には害はなかったのでしょうか?
仮封がしっかりされていればおそらく大丈夫だと思います。
>B二回の治療にわたり連続でぺリオドンを詰めたり、トータルでぺリオドンを25日間詰めておくことは正当な医療行為なのですか?
担当医が必要だと判断されたのであれば、「医師の裁量権」の範囲だったのではないでしょうか?
>歯医者業界ではよくあることなのですか?
僕はしないので何とも言えません。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-11-13 17:38:48
知り合いの先生の調査によると、ぺリオドンは国内で広く使用されている薬剤の一つであるようです。
また保険診療での使用を許可されています。
特に上7番の抜髄(最初に神経を取る治療)には、本来、かなりの治療時間を必要とするはずです。
しかし、ぺリオドンの使用によって時間短縮出来ている面はあると思います。
二回目の治療の際に、もし薬剤が充分効いていれば使用されなかったと思われますが、その先生の判断の上で再び必要性があったとの事ではないでしょうか。
比較的短い治療時間の中で、患者さんに苦痛を与えない方法を選択されたのだと推測します。
おそらく、そうしたケースは少なくないとも推測します。
また、現在のところ、ぺリオドンの長期使用による健康被害の報告はなかったはずです。
歯内療法に力を入れた歯科医院だとぺリオドンを使用しない確率は非常に高くなると思われますが、その分、治療時間はずっと長くなると思います。
また保険診療での使用を許可されています。
特に上7番の抜髄(最初に神経を取る治療)には、本来、かなりの治療時間を必要とするはずです。
しかし、ぺリオドンの使用によって時間短縮出来ている面はあると思います。
二回目の治療の際に、もし薬剤が充分効いていれば使用されなかったと思われますが、その先生の判断の上で再び必要性があったとの事ではないでしょうか。
比較的短い治療時間の中で、患者さんに苦痛を与えない方法を選択されたのだと推測します。
おそらく、そうしたケースは少なくないとも推測します。
また、現在のところ、ぺリオドンの長期使用による健康被害の報告はなかったはずです。
歯内療法に力を入れた歯科医院だとぺリオドンを使用しない確率は非常に高くなると思われますが、その分、治療時間はずっと長くなると思います。
相談者からの返信
相談者:
ゆうゆう073さん
返信日時:2013-11-14 11:38:43
櫻井 善明 先生
藤森 隆史 先生
お返事いただきありがとうございます。
身体にはあまり害はないと考えていいということで少し安心しました。
担当の先生のことを信用できなくなっていたのですが、治療時間を短くしようとしてくれていたと思えば少し納得できるというか、苛立ちは少しおさまりました。
あと二つだけ質問したいのですが、
@実は心配になって色々調べていたら、ぺリオドンの使用が一週間とされているのは、それ以上使用すると仮蓋を浸透して周りの正常な細胞とかも壊したりするということを書き込んでる人がいたのですが、その点は大丈夫なのでしょうか?
そういう話を聞いたことありますか?
Aあと、担当医は仮蓋はしっかりしていたと言っていたのですが、最初の治療から二回目の治療までの10日間は口の中が薬くさくて少量は漏れていたのではないかと思っていたのですが(二回目から三回目までの二週間は同じ薬と仮蓋だったのに薬の味がまったくしなかったため)、それでも身体には害はないでしょうか?
現時点で口の中で違和感とかがなければ、ぺリオドンの影響や心配なことはないと考えて大丈夫なのでしょうか?
何回も質問してしまいすみません。
これから子供も授かりたいですし、ぺリオドンの成分が身体に吸収されていないのか不安になってしまっています。
お返事いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
藤森 隆史 先生
お返事いただきありがとうございます。
身体にはあまり害はないと考えていいということで少し安心しました。
担当の先生のことを信用できなくなっていたのですが、治療時間を短くしようとしてくれていたと思えば少し納得できるというか、苛立ちは少しおさまりました。
あと二つだけ質問したいのですが、
@実は心配になって色々調べていたら、ぺリオドンの使用が一週間とされているのは、それ以上使用すると仮蓋を浸透して周りの正常な細胞とかも壊したりするということを書き込んでる人がいたのですが、その点は大丈夫なのでしょうか?
そういう話を聞いたことありますか?
Aあと、担当医は仮蓋はしっかりしていたと言っていたのですが、最初の治療から二回目の治療までの10日間は口の中が薬くさくて少量は漏れていたのではないかと思っていたのですが(二回目から三回目までの二週間は同じ薬と仮蓋だったのに薬の味がまったくしなかったため)、それでも身体には害はないでしょうか?
現時点で口の中で違和感とかがなければ、ぺリオドンの影響や心配なことはないと考えて大丈夫なのでしょうか?
何回も質問してしまいすみません。
これから子供も授かりたいですし、ぺリオドンの成分が身体に吸収されていないのか不安になってしまっています。
お返事いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-11-18 08:51:59
ご相談ありがとうございます。
>@実は心配になって色々調べていたら、ぺリオドンの使用が一週間とされているのは、それ以上使用すると仮蓋を浸透して周りの正常な細胞とかも壊したりするということを書き込んでる人がいたのですが、その点は大丈夫なのでしょうか?
「仮蓋を浸透して」しみ出したその薬は問題はまず出ません。
唾液で非常に薄められてしまうことと、お口の中の粘膜はやや強いからです。
>そういう話を聞いたことありますか?
実際に身体への影響はあり得ます。
それは仮蓋を浸透してではなく、歯の中からしみ出していく場合です。
しかし、根の治療にそれ以外のどの薬を使っても、歯の中からしみ出していく可能性があり、またそうなった時には全ての薬が身体の細胞へ影響を与えます。
薬は、もともと治療にも毒にもなることはご存知のことと思います。
虫歯を作ったこと、神経を失ったこと、それ自体身体へ害を与えます。
そのツケを払うにはデメリットも知っておく必要があります。
もともと神経を抜いてしまった場合、元通りに治ることはありません。
症状が無く、レントゲンの検査結果がきれいでも、細菌の身体への侵入を食い止めることは不可能なので、殆どの場合身体への影響が出ます。
それに加えて薬の害も出る可能性があります。
もしそれがすべて心配であれば、抜歯が一番適切と大昔から最近まで動物実験や臨床報告でも証明されています。
もちろん、抜歯で歯を丸ごと失うデメリットも享受しなければなりませんから、行動の前に相談しましょう。
>A口の中が薬くさくて少量は漏れていたのではないかと思っていたのですが(身体には害はないでしょうか?
無視しても良いくらいの害だと思います。
口の中も、身体の中も、健康を守る働きがたくさんあります。
ちょっとくらいはご心配ありません。
>現時点で口の中で違和感とかがなければ、ぺリオドンの影響や心配なことはないと考えて大丈夫なのでしょうか?
ご担当の先生に診断していただくことが良いと思います。
>何回も質問してしまいすみません。
>これから子供も授かりたいですし、ぺリオドンの成分が身体に吸収されていないのか不安になってしまっています。
健康な身体であればその影響は乗り越えられるはずです。
良いことかどうかは別として、その薬は何十年と使われてきていますが、出産に異常が出るという報告は効いたことがありません。
ご担当の先生に相談して、安心して家族計画をどんどんお進めになると良いと思います。
そして、もう一生虫歯ができないように、本当の予防医療を受けて、もう心配をしないで安心できる暮らしを手に入れましょう。
普通の人ならば、虫歯などできないようにすることは可能だからです。
>@実は心配になって色々調べていたら、ぺリオドンの使用が一週間とされているのは、それ以上使用すると仮蓋を浸透して周りの正常な細胞とかも壊したりするということを書き込んでる人がいたのですが、その点は大丈夫なのでしょうか?
「仮蓋を浸透して」しみ出したその薬は問題はまず出ません。
唾液で非常に薄められてしまうことと、お口の中の粘膜はやや強いからです。
>そういう話を聞いたことありますか?
実際に身体への影響はあり得ます。
それは仮蓋を浸透してではなく、歯の中からしみ出していく場合です。
しかし、根の治療にそれ以外のどの薬を使っても、歯の中からしみ出していく可能性があり、またそうなった時には全ての薬が身体の細胞へ影響を与えます。
薬は、もともと治療にも毒にもなることはご存知のことと思います。
虫歯を作ったこと、神経を失ったこと、それ自体身体へ害を与えます。
そのツケを払うにはデメリットも知っておく必要があります。
もともと神経を抜いてしまった場合、元通りに治ることはありません。
症状が無く、レントゲンの検査結果がきれいでも、細菌の身体への侵入を食い止めることは不可能なので、殆どの場合身体への影響が出ます。
それに加えて薬の害も出る可能性があります。
もしそれがすべて心配であれば、抜歯が一番適切と大昔から最近まで動物実験や臨床報告でも証明されています。
もちろん、抜歯で歯を丸ごと失うデメリットも享受しなければなりませんから、行動の前に相談しましょう。
>A口の中が薬くさくて少量は漏れていたのではないかと思っていたのですが(身体には害はないでしょうか?
無視しても良いくらいの害だと思います。
口の中も、身体の中も、健康を守る働きがたくさんあります。
ちょっとくらいはご心配ありません。
>現時点で口の中で違和感とかがなければ、ぺリオドンの影響や心配なことはないと考えて大丈夫なのでしょうか?
ご担当の先生に診断していただくことが良いと思います。
>何回も質問してしまいすみません。
>これから子供も授かりたいですし、ぺリオドンの成分が身体に吸収されていないのか不安になってしまっています。
健康な身体であればその影響は乗り越えられるはずです。
良いことかどうかは別として、その薬は何十年と使われてきていますが、出産に異常が出るという報告は効いたことがありません。
ご担当の先生に相談して、安心して家族計画をどんどんお進めになると良いと思います。
そして、もう一生虫歯ができないように、本当の予防医療を受けて、もう心配をしないで安心できる暮らしを手に入れましょう。
普通の人ならば、虫歯などできないようにすることは可能だからです。
タイトル | 根管治療でぺリオドンを25日間も詰めるのは正当な医療行為ですか? |
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質問者 | ゆうゆう073さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 歯医者への不信感 材料・機材関連 根管貼薬 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。