骨造成処置後、縫合した歯肉が剥がれ骨補填剤が丸見えです
相談者:
さいよしさん (41歳:女性)
投稿日時:2013-11-19 17:20:54
左上6番のインプラント治療に際し、骨造成が必要とのことで、先日抜歯、2週間後に骨造成の処置をしていただきました。
方法は、塞がった歯肉をメスで楕円状に開け、中を掃除し骨補填剤を入れ歯肉を縫合。
歯肉の移植等はしておりません。
その後、4日間抗生物質を服用していたのですが、抗生物質の服用を終えたあたりから、頬、治療部位の痛みと共に、縫合した歯肉が白くなりメスをいれた部分が完全に剥がれ落ちてしまいました。
(剥がれ落ちたというか、壊死していったように思います。)
今は、完全に中に詰めている補填剤が丸見えの状態です。
先生は、なるべく刺激しないようにし、抗生物質を追加服用し様子を見ましょうと言われ、補填剤がじゃりじゃりと口の中に少しづつ落ちるのですが、沢山奥まで詰めているので、問題ないと言われました。
そこで、相談させていただきたいのですが、このままで補填剤の上に歯肉がかぶさってくるのでしょうか?
また、もし、歯肉がかぶさってくれたとしても、補填剤が少しずつ落ちているので、予定していた高さの骨造成ができるのか?
感染症も気になります。
長々とすみません。とにかく、見た目も酷いですし先が心配です。
方法は、塞がった歯肉をメスで楕円状に開け、中を掃除し骨補填剤を入れ歯肉を縫合。
歯肉の移植等はしておりません。
その後、4日間抗生物質を服用していたのですが、抗生物質の服用を終えたあたりから、頬、治療部位の痛みと共に、縫合した歯肉が白くなりメスをいれた部分が完全に剥がれ落ちてしまいました。
(剥がれ落ちたというか、壊死していったように思います。)
今は、完全に中に詰めている補填剤が丸見えの状態です。
先生は、なるべく刺激しないようにし、抗生物質を追加服用し様子を見ましょうと言われ、補填剤がじゃりじゃりと口の中に少しづつ落ちるのですが、沢山奥まで詰めているので、問題ないと言われました。
そこで、相談させていただきたいのですが、このままで補填剤の上に歯肉がかぶさってくるのでしょうか?
また、もし、歯肉がかぶさってくれたとしても、補填剤が少しずつ落ちているので、予定していた高さの骨造成ができるのか?
感染症も気になります。
長々とすみません。とにかく、見た目も酷いですし先が心配です。
回答1
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-11-19 18:30:52
状況によって対応が異なるので何ともいいにくいです。
移植剤をカバーするメンブレンが入ってないようなので、これが一番気になりますね。
結局は、細見先生のような回答になってしまうかもしれません。
移植剤をカバーするメンブレンが入ってないようなので、これが一番気になりますね。
結局は、細見先生のような回答になってしまうかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
さいよしさん
返信日時:2013-11-19 21:32:05
回答3
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2013-11-20 07:55:02
さいよし さん、おはようございます。
>歯肉が壊死した可能性もあるのでしょうか?
色々なことが想定されます。
出来るだけ頻繁に経過を診ていただいてはいかがでしょう。
お二方の先生方も仰っていますが、高次の医療機関でご相談になってみるのも一法かもしれません。
>歯肉が壊死した可能性もあるのでしょうか?
色々なことが想定されます。
出来るだけ頻繁に経過を診ていただいてはいかがでしょう。
お二方の先生方も仰っていますが、高次の医療機関でご相談になってみるのも一法かもしれません。
回答4
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2013-11-21 00:53:27
申し訳ないのですが抜歯後2週間に骨造成の手術すると言うのは、現在考えられている外科手術の一般的考え方から違うものだと思います。
通常抜歯時に病巣を取りきってそこに充填材を入れて治癒を待つか、4週間以上歯茎が治癒するのを待ってそれから骨造成とかの手術をするとかの筈です。
4週間と言うのもかなり早い時期の2回目の手術で、歯茎が大丈夫かどうかと考えられていますので、2週間というのはチョット聞いたことがありません。
現時点で、蓋になっていた歯茎がなくなってしまっているので、唾液とかから再感染して充填物が汚染される危険性も出始めているのでは、と案じられます。
早く対応策を講じる必要があると思いますので、高次の医療機関に相談されるか、頼れるインプラントの先生を探されるのをお勧めします。
失礼しました。
通常抜歯時に病巣を取りきってそこに充填材を入れて治癒を待つか、4週間以上歯茎が治癒するのを待ってそれから骨造成とかの手術をするとかの筈です。
4週間と言うのもかなり早い時期の2回目の手術で、歯茎が大丈夫かどうかと考えられていますので、2週間というのはチョット聞いたことがありません。
現時点で、蓋になっていた歯茎がなくなってしまっているので、唾液とかから再感染して充填物が汚染される危険性も出始めているのでは、と案じられます。
早く対応策を講じる必要があると思いますので、高次の医療機関に相談されるか、頼れるインプラントの先生を探されるのをお勧めします。
失礼しました。
相談者からの返信
相談者:
さいよしさん
返信日時:2013-11-21 18:22:43
小林先生 さがら先生、ご回答ありがとうございます。
やはり経過が良くないようですね。
大学病院へと思いましたが、なかなか予約が取れそうになかったので、昨日、急遽、高次の医療を行えるインプラントセンターへ診てもらいました。
松元先生 ご回答ありがとうございます。
>申し訳ないのですが抜歯後2週間に骨造成の手術すると言うのは、現在考えられている外科手術の一般的考え方から違うものだと思います。
まさに、同じことを言われました。
歯茎が出来たとしても未だブヨブヨの状態だったはず。
その場外で縫合しても歯肉はダメになると。
また、やはり抜歯と同時に補填剤を入れるのが望ましかったとも。
結果、今は未だ歯肉が炎症起こしている状態なので、落ち着くのを待ち、来月、感染起こしているであろう、今入っている補填剤を取り除き、掃除をして新たに補填剤を入れメンブレンで蓋をし、歯肉の端と縫い合わせることになりました。
この時、歯肉はないので、メンブレンは、丸出しの状態となりますが、数か月後には、メンブレンの下に骨と歯肉が出来ているとの説明を受けお願いしようかと思っていますが、このやり方は、現状で行えるベストの方法でしょうか?
最初の先生を信頼してお願いして、このような状況になってしまい、不安でいっぱいです。
やはり経過が良くないようですね。
大学病院へと思いましたが、なかなか予約が取れそうになかったので、昨日、急遽、高次の医療を行えるインプラントセンターへ診てもらいました。
松元先生 ご回答ありがとうございます。
>申し訳ないのですが抜歯後2週間に骨造成の手術すると言うのは、現在考えられている外科手術の一般的考え方から違うものだと思います。
まさに、同じことを言われました。
歯茎が出来たとしても未だブヨブヨの状態だったはず。
その場外で縫合しても歯肉はダメになると。
また、やはり抜歯と同時に補填剤を入れるのが望ましかったとも。
結果、今は未だ歯肉が炎症起こしている状態なので、落ち着くのを待ち、来月、感染起こしているであろう、今入っている補填剤を取り除き、掃除をして新たに補填剤を入れメンブレンで蓋をし、歯肉の端と縫い合わせることになりました。
この時、歯肉はないので、メンブレンは、丸出しの状態となりますが、数か月後には、メンブレンの下に骨と歯肉が出来ているとの説明を受けお願いしようかと思っていますが、このやり方は、現状で行えるベストの方法でしょうか?
最初の先生を信頼してお願いして、このような状況になってしまい、不安でいっぱいです。
回答6
歯科医師の松山です。
回答日時:2013-11-21 19:35:45
その後他所で診てもらったようですから、かなり状況が分かっていただけたものとしてコメントします。
>やはり抜歯と同時に補填剤を入れるのが望ましかったとも
そうとは限らないのですよ。
抜歯後2週間たって歯肉がブヨブヨだったとしたら、抜歯時はもっとブヨブヨした状態が想定でき、縫合しても裂けてしまいやすかったはずといえるからです。
そのうえ、抜歯後の歯肉の ”裂開”が大きくて、2週間後より閉鎖は難しいのです。
そのために、抜歯部周囲の歯槽骨から歯肉をはがして、伸展できるようにして縫合したとしても、完全に閉鎖するのは、難しいことが多いのです。
消極的に少量の骨補てん剤にして、メンブレンを設置したり、コラゲンシートを併用するくらいしかできないことが多いのです。
>今は未だ歯肉が炎症起こしている状態なので
であれば、抜歯時に炎症が想定できることと比べて一つもよくなっているとは言えないはずです。
また2週間経ってでは同じことになる可能性がたかいです。
2週間というのは術後の様子見の期間、抜糸までの据え置き期間、多くの医院は年末休暇に入ることからの、逆算タイムスケジュールです。
初めに書きましたが、歯肉の状況、裂開の状況、骨の4壁がどうなっているのか、骨硬化を起こしていないか、炎症をどのくらい放置しておいたのか等考慮することが多いものです。
○○インプラントセンターと称していても本当に高次の医療機関といえるかは、インプラントに関しては疑問の時もあります。
>やはり抜歯と同時に補填剤を入れるのが望ましかったとも
そうとは限らないのですよ。
抜歯後2週間たって歯肉がブヨブヨだったとしたら、抜歯時はもっとブヨブヨした状態が想定でき、縫合しても裂けてしまいやすかったはずといえるからです。
そのうえ、抜歯後の歯肉の ”裂開”が大きくて、2週間後より閉鎖は難しいのです。
そのために、抜歯部周囲の歯槽骨から歯肉をはがして、伸展できるようにして縫合したとしても、完全に閉鎖するのは、難しいことが多いのです。
消極的に少量の骨補てん剤にして、メンブレンを設置したり、コラゲンシートを併用するくらいしかできないことが多いのです。
>今は未だ歯肉が炎症起こしている状態なので
であれば、抜歯時に炎症が想定できることと比べて一つもよくなっているとは言えないはずです。
また2週間経ってでは同じことになる可能性がたかいです。
2週間というのは術後の様子見の期間、抜糸までの据え置き期間、多くの医院は年末休暇に入ることからの、逆算タイムスケジュールです。
初めに書きましたが、歯肉の状況、裂開の状況、骨の4壁がどうなっているのか、骨硬化を起こしていないか、炎症をどのくらい放置しておいたのか等考慮することが多いものです。
○○インプラントセンターと称していても本当に高次の医療機関といえるかは、インプラントに関しては疑問の時もあります。
タイトル | 骨造成処置後、縫合した歯肉が剥がれ骨補填剤が丸見えです |
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質問者 | さいよしさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラントその他 歯茎の異常・トラブルその他 薬剤その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。