右下奥歯の抜髄、ファイバーコアは全ての根管に入れないのでしょうか?
相談者:
austen736さん (55歳:女性)
投稿日時:2013-11-23 08:47:51
こんにちは。
前から6番目、右下奥歯の抜随後の治療後も違和感があり、根管治療専門の自由診療歯科を紹介してもらい、3回集中的に治療してもらいました。
おかげで違和感は薄らいだのですが、最後の説明で、神経を抜いた所1カ所にファイバーコアを入れて土台を作ったと言われました。
神経を抜いたあとの3カ所全てに入れるものと思っていたので軽いショックを受けて理由を聞くと、
「ファイバーコアを入れるためにはその分歯をよけいに削らなくてはいけないので、そうすると歯が折れやすくなる。
だから、他の場所はプラスチックで処理しました」
との回答でした。
歯の残っている部分が結構あるのでその兼ね合いでそういうこともあるのかなあと思いましたが、どうも釈然としません。
神経を抜いた歯はもろくなっているので、それを補強するためにファイバーコアを入れるものだと、以前何かで読んだことがあったからです。
ちなみに現在は元かかっていた保険診療の歯科の予約待ちで、仮歯そしてセラミックの冠を作ってもらうのを控えている段階です。
神経を抜いた場所には、全てファイバーコアを入れないというケースはよくあることなのでしょうか?
このまま先に進んで大丈夫でしょうか?
ご回答をお待ちしております。
よろしくお願いします。
前から6番目、右下奥歯の抜随後の治療後も違和感があり、根管治療専門の自由診療歯科を紹介してもらい、3回集中的に治療してもらいました。
おかげで違和感は薄らいだのですが、最後の説明で、神経を抜いた所1カ所にファイバーコアを入れて土台を作ったと言われました。
神経を抜いたあとの3カ所全てに入れるものと思っていたので軽いショックを受けて理由を聞くと、
「ファイバーコアを入れるためにはその分歯をよけいに削らなくてはいけないので、そうすると歯が折れやすくなる。
だから、他の場所はプラスチックで処理しました」
との回答でした。
歯の残っている部分が結構あるのでその兼ね合いでそういうこともあるのかなあと思いましたが、どうも釈然としません。
神経を抜いた歯はもろくなっているので、それを補強するためにファイバーコアを入れるものだと、以前何かで読んだことがあったからです。
ちなみに現在は元かかっていた保険診療の歯科の予約待ちで、仮歯そしてセラミックの冠を作ってもらうのを控えている段階です。
神経を抜いた場所には、全てファイバーコアを入れないというケースはよくあることなのでしょうか?
このまま先に進んで大丈夫でしょうか?
ご回答をお待ちしております。
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-11-23 09:08:35
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2013-11-23 09:12:46
こんにちは、
>神経を抜いた場所には、全てファイバーコアを入れないというケースはよくあることなのでしょうか?
>このまま先に進んで大丈夫でしょうか?
特に大きな問題はないと思いますよ。
基本的に、根管の数ファイバーを入れる先生の方が少数派だと思いますし。
私は大臼歯であればファイバーを入れることは極稀ですが、コアごと取れてきたことは開業以来3件程度しかありません。
>それを補強するためにファイバーコアを入れるものだと、以前何かで読んだことがあったからです。
ファイバーを入れることが、必ずしも補強になっているかと言えばそうでもありません。
指で触ったような油脂が付いたファイバーであれば、レジンとは一体化していない為に逆に土台の強度を下げている恐れもあります。
またコアで大切なのはどの程度ご自身の歯が残っているのか、フェルールは確保できているのか、こちらの方が重要です。
ポストに関しても、歯内療法の観点から言えば太いポストは歯を弱体化させているだけとも見えます。
人工物が取れないようにする為の配慮は、必ずしも歯の寿命を長くしているにはならない部分もあります。
またもし再治療になった際に、1本ずつファイバーポストを取るのは非常にに手間のかかるものです。
それがゆえに歯にヒビを入れたり、歯に穴をあけてしまうこともあります。
個人的には治療とは、再治療の為のことまで考えた配慮を行うべきものだと思います。
(再治療は考えずに、次は抜歯と考えられる人ならいいですが^^;)
ネットなどで情報を仕入れるのもいいですが、それがはたして正しい情報なのか、再治療の際に障害にならないかなども大切なポイントだと思いますよ。
専門の先生が問題ないとされれば、それでいいと思いますよ。
おだいじに
>神経を抜いた場所には、全てファイバーコアを入れないというケースはよくあることなのでしょうか?
>このまま先に進んで大丈夫でしょうか?
特に大きな問題はないと思いますよ。
基本的に、根管の数ファイバーを入れる先生の方が少数派だと思いますし。
私は大臼歯であればファイバーを入れることは極稀ですが、コアごと取れてきたことは開業以来3件程度しかありません。
>それを補強するためにファイバーコアを入れるものだと、以前何かで読んだことがあったからです。
ファイバーを入れることが、必ずしも補強になっているかと言えばそうでもありません。
指で触ったような油脂が付いたファイバーであれば、レジンとは一体化していない為に逆に土台の強度を下げている恐れもあります。
またコアで大切なのはどの程度ご自身の歯が残っているのか、フェルールは確保できているのか、こちらの方が重要です。
ポストに関しても、歯内療法の観点から言えば太いポストは歯を弱体化させているだけとも見えます。
人工物が取れないようにする為の配慮は、必ずしも歯の寿命を長くしているにはならない部分もあります。
またもし再治療になった際に、1本ずつファイバーポストを取るのは非常にに手間のかかるものです。
それがゆえに歯にヒビを入れたり、歯に穴をあけてしまうこともあります。
個人的には治療とは、再治療の為のことまで考えた配慮を行うべきものだと思います。
(再治療は考えずに、次は抜歯と考えられる人ならいいですが^^;)
ネットなどで情報を仕入れるのもいいですが、それがはたして正しい情報なのか、再治療の際に障害にならないかなども大切なポイントだと思いますよ。
専門の先生が問題ないとされれば、それでいいと思いますよ。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
austen736さん
返信日時:2013-11-23 14:11:40
細見先生、井野先生
わかりやすく教えてくださって深く感謝申し上げます。
素人なうえに心配性なので不安になりがちでしたが、安心して治療にのぞむことが出来ます。
ありがとうございました。
わかりやすく教えてくださって深く感謝申し上げます。
素人なうえに心配性なので不安になりがちでしたが、安心して治療にのぞむことが出来ます。
ありがとうございました。
タイトル | 右下奥歯の抜髄、ファイバーコアは全ての根管に入れないのでしょうか? |
---|---|
質問者 | austen736さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台) 支台築造その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。