多歯欠損で状態も悪い、ブリッジかアタッチメント総義歯にするか

相談者: ココロさん (60歳:女性)
投稿日時:2013-12-13 00:54:30
若い頃から抜歯するたびブリッジを繰り返し、現在は、上顎左前歯から1・2・6番右4・5・6が欠損です。

15年程前に右側456を部分入れ歯で、左7・5・4・3右1・2・3を長いブリッジにしていましたが、さすがに支えてる右123
番に負担がかかり、歯周病そして被せものが合わなくなって今通院中です。


ここ一年、全体の根幹治療とともにブラッシングを励行してましたが、歯周病が酷くなり先日歯周病の手術を受けました。
歯肉を切ったので、かなり歯茎が上がった状態です。
おまけに左5番の根が割れているようだとのこと。


その上で3つの方法を提案されました。

1、残存の歯を切りマグネット式のアタッチメント義歯を被せる
 
2、左5番を抜歯後、前回と同じブリッジと部分入れ歯
   
3、左5番の割れた根をボンドでつけて再植し、ブリッジと部分入れ歯(再植した歯が5年持つのは、50%なので万が一の時は、抜歯出来るように被せる部分を小さくするとのこと)1本でも支えが多い方が・・・というところでしょうか?


残存してる歯も歯周病と根が短いということなので、難しいと思いますが、私自身もまだ総入れ歯にしたくない気持ちと最初に先生が苦慮しながらも「アーチ型にするとブリッジは、意外と持つ」ということで治療を始め、もうすでに土台などで40万円位かかってます。

正直一年間痛い思いをし、耐えて来たのに・・・今さら総入れ歯と言われても・・・選択するのは、私自身ということで悩んでます。


何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-12-13 01:16:18
ココロ さん、こんばんは。

>ここ一年、全体の根幹治療とともにブラッシングを励行してましたが、歯周病が酷くなり先日歯周病の手術を受けました。

プラークコントロールは、ご自分流ではなく、ココロ さんの今の状況に合わせた指導を受け続けたのでしょうか。

この辺りが徹底され、歯肉の状態が改善しないようですと、どのような手法を用いても、修復がうまくいかないように思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-12-13 04:06:38
ココロさまこんばんわ。

今までブリッジを作っては抜歯になって作り変えるということの繰り返しで今回は1年間治療してきて費用を使ってきたにもかかわらず総義歯を提案されて悩んでいらっしゃるようですね。

おそらく情けないお気持ちになっていらっしゃる事とお察しいたします。


実際にお口の中を拝見したわけではないので断定はいたしかねますがおそらく甘党で間食が多かったのではないでしょうか。

間食が多いとお砂糖の過剰摂取になってしまいむし歯抜髄根管治療補綴物の脱落を繰り返しそれに歯周病も併発してやがて総入れ歯になってしまいます。


もし間食が多いのであれば減らす努力をなさるのが先だと思います、その上で磨ける磨き方の習得即ち歯磨き練習をなさるのがむし歯予防や歯周病の治療にはいちばん必要です。

ここをクリアしておかないと今までの繰り返しになると思います、その上で補綴方法の選択になるでしょう、つまりアタッチメント総義歯にするかしないかの選択になります。

たとえアタッチメントにしたところで義歯の設計がよくなければ義歯は安定しません、また根面アタッチメントは歯磨きが難しいので二次カリエスのリスクが高いと思います。


個人的にはオーソドックスな維持装置としてクラスプを使ったいれ歯のほうが清掃はやりやすいと考えています、参考になれば幸いです。


むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
歯周病 http://www.yamadashika.jp/perio.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ココロさん
返信日時:2013-12-13 18:41:49
小林先生、そして山田先生、早速のご回答、有難うございます。

まずは、歯肉の回復ですね。
歯周病手術を終えて、まだ一週間なのに焦り過ぎました。


そして、見抜かれたような山田先生のご指摘にビックリ。
まさしく、私は大の甘党で、毎日の間食が楽しみでした。
もっと前に気付けば、こんなに歯で悩むこともなかったのですね。

深く反省し、まずは、間食を減らし、正しい歯磨きを習得したいと思います。
その上で、補綴物はじっくり考えたいと思います。


お二人の先生のご回答に感謝します。
 



タイトル 多歯欠損で状態も悪い、ブリッジかアタッチメント総義歯にするか
質問者 ココロさん
地域 非公開
年齢 60歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
部分入れ歯 その他
歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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