[写真あり] 面長にならない歯列矯正。アンカースクリュー使用か否か

相談者: めめこさん (32歳:女性)
投稿日時:2013-12-12 22:16:36
こんばんは。
めめこと申します。

以前に「顔の長さと矯正の関係」について質問させて頂き沢山の先生にお答えを頂き、本当に助かりました。
ありがとうございました。

その後、私の不安をしっかりと受け止めて親身に対応してくださるすばらしい先生に出会えて、晴れて治療を開始することになりました! 

そこで、担当の先生から二つの治療方法を提案されました。
どちらかを決めかねているので、他の先生のアドバイスをも参考にしたいと思います。
お願いいたします。

治療の内容は、上下左右4番目の歯を抜歯し、下前歯のがたがたを治しながら、上下の歯を後ろにひっこめて口元をすっきりさせることです。
 
★方法A:アンカースクリューを用いて、4番目の抜歯スペースに、前の歯を最大限ひっこませる。

◆方法B:アンカースクリューを用いないで、親不知とその前の臼歯を4番目の抜歯スペースに前に移動させながら、上下前歯を引っ込める。

★方法Aについての先生のコメント:
・口元を最大限に引っこませることができる。
 横から見た時に6ミリ引っ込む。
・数値から判断して、最大限ひっこめてもまだ平均には届かず、口が引っこみすぎる心配はない。
・アンカースクリューの用い方によっては、臼歯を圧下させ、顎関節を閉じる方向に回転をさせられる可能性もある。

◆方法Bについての先生のコメント:
・口元は4ミリ引っ込む。
・抜歯スペースより後ろの臼歯たちを前に移動させることによって、誤差の範囲ではあるが、顎関節が閉じる方向に回転し、理屈上は顔が短くなる可能性がある。 
(目で見てわかるような程度ではないけれども。)

先生のおススメは方法Aとのことでした。
2ミリの差は大きいとのことでした。
でも、顔の長さが変わらないのはどちらかというとBの方、ということでした。


そこで、次の3つの質問をさせて下さい。

質問1:アンカースクリューを用いると、抜歯スペースよりも後ろにある臼歯たちはその場から移動しないということですが、力がかかるだけで歯がていしゅつして長くなるということはありませんか?

質問2:方法Bでは、抜歯スぺ―スより後ろにある臼歯が前に移動する際にていしゅつしてきて、結局、顎関節が開く回転をしてしまうことはないですか??

質問3:顔の長さが長くなるのを避けられるのはどちらですか?
いいかえれば、顔が長くなる心配なしに治療できるのはどちらですか? 

よろしくお願いいたします。

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回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-12-12 23:50:13
めめこ さん、こんばんは。

実際の状況が判りませんが、めめこ さんのお口の中を診た歯科医師が「先生のおススメは方法Aとのことでした。」ということなのでしたら、方法Aがめめこ さんに合った治療方法なのかもしれません。

他の矯正歯科でご相談になってみるのも一法かもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-12-13 11:34:15
 治療開始前に、納得できるまで、矯正担当医へ詳しい説明を求めることをお勧めします。

 矯正歯科医であれば、同じような条件の矯正治療ケースを数多く経験していると思われます。

 類似した治療ケースの、治療前後のレントゲン写真の重ねあわせや、口腔内写真、顔面写真などの治療前後の変化をみせていただき、ご自身の希望に合致した治療方法を、慎重に選択されることをお勧めします。

 なお、治療方法Aで、インプラントアンカーを利用するということであれば、場合によっては、上下顎左右大臼歯部の圧下などを意図的に行うことによって、治療後の下顎骨の位置を、お口が閉じる方向へコントロールできるかもしれません。

 治療方法Aでも、お口が閉じる方向へ、下顎骨をコントロールできる可能性はないのか、そのような治療ゴールの設定が、非現実的なのか、実際の状態を把握されている矯正担当医へ、質問されることをお勧めします。

 ただし、大臼歯部の圧下を行う場合には、上下顎左右部への埋入が必要であるため、最低でも4本の矯正用アンカーが必要となることが多くなり、治療費用が、かなり高額になるかもしれません。

 また、大臼歯部の垂直的なコントロールを、予知的に治療計画に組み込むためには、スクリュー型アンカーではなく、プレート型アンカーが、必要となる可能性があります。 

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2013-12-14 08:55:47
めめこさん、おはようございます、

個人的な考えでは、矯正アンカースクリューを用いたほうが、臼歯圧下をできる可能性は高いと考えています。
(もちろん、どこに植立し、どのように利用するかで変わります)
臼歯の圧下ができれば、下顔面の長さを短くできる可能性もあります。

アンカースクリューを用いない方法であっても、様々な付加装置を利用すれば、臼歯の挺出防止は可能かもしれません。


始める前に、再度カウンセリングの時間を作っていただき、担当医とお話しされるのが良いと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: めめこさん
返信日時:2013-12-14 09:15:14
★★★
小林先生、ありがとうございます。
そうです。
出会った先生は、本当にしっかり私の思いを受け止めて親身になって下さるため、「この先生はきっと上手にやって下さる!ついていけば大丈夫!」という安心感が私の心の根底にはあります。
小林先生は以前の私の質問に対して「よい出会いがあるといいですね」と言って下さったのを覚えています。
それが現実になりました。
ありがとうございました!


★★★
堀内先生、ありがとうございます。
とっても詳しい説明を下さって感激です。
担当の先生は本当にしっかり話を聞いて下さるので、今までのところ毎回割り当てられた時間をオーバーぎみなほどです。
最終決定は2月あたりでよいので、まだ時間があるのでよく考えて決めればよいと言って下さっています。

方法Aでアンカースクリューを用いて圧下させる方法については、「こういう可能性もあるかも」くらいのお話だったので、それについてさっそく次回もっと詳しく聞いてみようと思います。
ちなみに、プレート型のアンカーについてのお話もちらっと出てきたのですが、私がニッケルアレルギーを持っているため、あんまり積極的に考えない方がよいとおっしゃいまして詳しい話はありませんでした。

ちなみに、費用については、もうこの際にはあんまり問題ではない、と考えています。

ところで、「顔が短くなる」といっても、現実的には目で見てぱっと違いがわかるほどではないのですよね。
しかし、ぱっと見て違いがわかるほどでないにしても「顔を短くする」方法を選択しておけば、少なくとも「顔が長くなることを確実に避けられる」と考えてよいですか?? 
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: めめこさん
返信日時:2013-12-14 10:01:12
B伊藤先生、詳しいお返事をありがとうございます。

やはり方法Aの、アンカースクリューを用いるやり方の方が、顔の長さが変わるのを「積極的に」防止できるということなのですね。
こちらの方法について、次回、先生に詳しく聞いてみようと思います。

抜歯スペースに前歯を最大限にひっこめるという目的で入れるアンカースクリューであるため、担当の先生は、「できる可能性もある」という言い方をなさったのだろうなと思います。
それを「積極的に」顔を短くするのに役立てられるかについて詳しく聞いてみようと思います。

じょじょに自分が何を次に聞けばいいのかが、はっきりしてきて、とっても助かります。
ありがとうございます。



タイトル [写真あり] 面長にならない歯列矯正。アンカースクリュー使用か否か
質問者 めめこさん
地域 大阪
年齢 32歳
性別 女性
職業 公務員
カテゴリ 歯列矯正の治療法
その他(写真あり)
歯並びが悪い
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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