舌を中心に口内がヒリヒリと痛む
相談者:
ドルネさん (59歳:男性)
投稿日時:2013-12-17 20:31:58
数か月前は、舌先のヒリヒリ感だけだったのですが、現状は、舌を中心に口中全体がヒリヒリしています。
口中の熱感も強く感じています。
現状の治療は内科で、小柴胡湯、メチコバール、ケナログを頂いていますが、回復の兆しは、感じられません。
3か月前に、日赤の口腔外科、耳鼻科にかかり、CTも撮りましたが、はっきりとした診断はでませんでした。
「漢方での治療が中心になります」
とのことでしたので、現状の内科での治療を継続中です。
ネットで色々と検索しましたが、時間のかかる病気のようなのですが、症状が少しでも、軽減するための次のアクション(再度、総合病院に行く等)を迷っています。
舌の状態は、歯痕と舌先が赤味をおびている状態です。
よきアドバイスをお願いいたします。
口中の熱感も強く感じています。
現状の治療は内科で、小柴胡湯、メチコバール、ケナログを頂いていますが、回復の兆しは、感じられません。
3か月前に、日赤の口腔外科、耳鼻科にかかり、CTも撮りましたが、はっきりとした診断はでませんでした。
「漢方での治療が中心になります」
とのことでしたので、現状の内科での治療を継続中です。
ネットで色々と検索しましたが、時間のかかる病気のようなのですが、症状が少しでも、軽減するための次のアクション(再度、総合病院に行く等)を迷っています。
舌の状態は、歯痕と舌先が赤味をおびている状態です。
よきアドバイスをお願いいたします。
回答1
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2013-12-17 23:20:12
博多の児玉です。
当てはまるかどうかわかりませんが・・
>舌先のヒリヒリ感だけだったのですが、現状は、舌を中心に口中全体がヒリヒリしています。
>口中の熱感も強く感じています
唾液の調整がうまくいっていないのかもしれません。
また舌の動きにも問題がある様に思います。
乾燥した口腔内で舌が歯と強く擦れているのではないでしょうか。
そうであるなら、唾液と舌の動きを調整できれば、不快症状は減るような気がします。
当てはまるかどうかわかりませんが・・
>舌先のヒリヒリ感だけだったのですが、現状は、舌を中心に口中全体がヒリヒリしています。
>口中の熱感も強く感じています
唾液の調整がうまくいっていないのかもしれません。
また舌の動きにも問題がある様に思います。
乾燥した口腔内で舌が歯と強く擦れているのではないでしょうか。
そうであるなら、唾液と舌の動きを調整できれば、不快症状は減るような気がします。
相談者からの返信
相談者:
ドルネさん
返信日時:2013-12-18 01:00:54
回答2
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2013-12-18 08:59:50
博多の児玉です。
舌が歯に触らないように転用するのでしょうが、そのような使い方をしたことがないので効果についてはわかりません。
マウスピースはドルネさんのような場合の舌の動きを調整するものではありません。
唾液調整は、○○科とかではなく、唾液の治療に取り組んでいる人が
対応してくださると思います。
舌が歯に触らないように転用するのでしょうが、そのような使い方をしたことがないので効果についてはわかりません。
マウスピースはドルネさんのような場合の舌の動きを調整するものではありません。
唾液調整は、○○科とかではなく、唾液の治療に取り組んでいる人が
対応してくださると思います。
回答3
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-12-19 08:37:26
ドルネさん、こんにちは。
口の中のヒリヒリ感でお悩みのようですね。
様々な原因が、口の中のヒリヒリ感を生じる事があります。
唾液の分泌量が少なくなって口の中の真菌が増える事や傷つきやすくなって生じるもの、ビタミンやミネラルのバランスが崩れて生じるもの、自己免疫疾患により生じるもの、そして特に原因が見当たらないのに痛みを訴える舌痛症などが代表的なものかと思います。
口の渇きは、大きく2つに分類する事ができます。
実際に唾液分泌量が減少している状態(hyposalivation)、または唾液量は特に減少していないが、口が渇いて感じる状態(口腔乾燥感 xerostomia)です。
舌痛症の患者さんの多くは、hyposalivation ではなく、xerostomiaの方が認められます。実際に唾液が減っているのか、そうでないかを見極めるのは重要な事だと思います。
原因がわかれば、それに応じた処置をする事で痛みは改善することが多いのですが、舌痛症は原因が見当たらない物とされていますので、少し難しくなります。
口腔顔面痛の分野では、舌痛症は神経障害性疼痛の一種として扱われています。
治療法は様々な薬剤が使用されていますが、様々な研究結果を検証した結果、クロナゼパム洗口法か、アルファ脂肪酸服用のいずれかが効果的であると考えられています。
しかし、残念ながら日本の歯科保険ではこれらの薬を処方できない可能性が高いですので、医科の先生と連携をして治療をする必要が出てくるかもしれません。
可能であれば、口腔顔面痛に知識のある先生に診察をしてもらうのも良いのではないかと感じます。
早く痛みが改善すると良いですね。
お大事になさってください。
口の中のヒリヒリ感でお悩みのようですね。
様々な原因が、口の中のヒリヒリ感を生じる事があります。
唾液の分泌量が少なくなって口の中の真菌が増える事や傷つきやすくなって生じるもの、ビタミンやミネラルのバランスが崩れて生じるもの、自己免疫疾患により生じるもの、そして特に原因が見当たらないのに痛みを訴える舌痛症などが代表的なものかと思います。
口の渇きは、大きく2つに分類する事ができます。
実際に唾液分泌量が減少している状態(hyposalivation)、または唾液量は特に減少していないが、口が渇いて感じる状態(口腔乾燥感 xerostomia)です。
舌痛症の患者さんの多くは、hyposalivation ではなく、xerostomiaの方が認められます。実際に唾液が減っているのか、そうでないかを見極めるのは重要な事だと思います。
原因がわかれば、それに応じた処置をする事で痛みは改善することが多いのですが、舌痛症は原因が見当たらない物とされていますので、少し難しくなります。
口腔顔面痛の分野では、舌痛症は神経障害性疼痛の一種として扱われています。
治療法は様々な薬剤が使用されていますが、様々な研究結果を検証した結果、クロナゼパム洗口法か、アルファ脂肪酸服用のいずれかが効果的であると考えられています。
しかし、残念ながら日本の歯科保険ではこれらの薬を処方できない可能性が高いですので、医科の先生と連携をして治療をする必要が出てくるかもしれません。
可能であれば、口腔顔面痛に知識のある先生に診察をしてもらうのも良いのではないかと感じます。
早く痛みが改善すると良いですね。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ドルネさん
返信日時:2013-12-19 13:47:56
回答4
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2013-12-20 22:06:00
ドルネさん、こんにちは。
顔面痙攣による筋肉の過緊張が、筋痛を起こすことはございますが、舌痛症のような症状を引き起こす事はあまりありません。
舌が痙攣を起こして歯とこすれあう事によって潰瘍を作るのであれば痛みを生じてもおかしくはありませんが、それならば舌を見ればわかるような潰瘍ができていると思います。
ちなみに、顔面痙攣が30代で始まるのは決して若くなく、始まるとすると幼少期の頃から始まる事が多いようです。
顔面痙攣は残念ながら原因はあまり解明されていないようですが、確かに生命に影響する事は少ないので、一般的には経過を見る事が多いようです。
また、ボツリヌス毒素を使用する対症療法は確かに効果的で、副作用も稀ですが、長期的効果がないため繰り返し治療を受ける必要性は確かにあります。
治療の必要性は、顔面痙攣がどれだけ生活に不自由を及ぼしているかが判断のカギとなります。
さて、確かに舌痛症も顔面痙攣の治療にも漢方薬が用いられるがございます。
もしも興味があるようでしたら、現在かかっている医師に相談して、信頼のおけるドクターに紹介していただくのも良いかもしれません。
お大事になさってください。
顔面痙攣による筋肉の過緊張が、筋痛を起こすことはございますが、舌痛症のような症状を引き起こす事はあまりありません。
舌が痙攣を起こして歯とこすれあう事によって潰瘍を作るのであれば痛みを生じてもおかしくはありませんが、それならば舌を見ればわかるような潰瘍ができていると思います。
ちなみに、顔面痙攣が30代で始まるのは決して若くなく、始まるとすると幼少期の頃から始まる事が多いようです。
顔面痙攣は残念ながら原因はあまり解明されていないようですが、確かに生命に影響する事は少ないので、一般的には経過を見る事が多いようです。
また、ボツリヌス毒素を使用する対症療法は確かに効果的で、副作用も稀ですが、長期的効果がないため繰り返し治療を受ける必要性は確かにあります。
治療の必要性は、顔面痙攣がどれだけ生活に不自由を及ぼしているかが判断のカギとなります。
さて、確かに舌痛症も顔面痙攣の治療にも漢方薬が用いられるがございます。
もしも興味があるようでしたら、現在かかっている医師に相談して、信頼のおけるドクターに紹介していただくのも良いかもしれません。
お大事になさってください。
相談者からの返信
相談者:
ドルネさん
返信日時:2013-12-21 15:03:59
安藤先生、児玉先生
色々とご指導いただきありがとうございます。
なかなかか回復いたしませぬ病故に、次のアクションを迷っておりましたが、お二方の、アドバイスで、今後の指針を見出すことができそうです。
@まず、かかりつけ医で唾液の異常がないか相談をしてみます。
A上記、異常がなければ、こちらの総合病院に、漢方内科という診療科がありましたので、かかりつけ医に、そちらでの受診を相談して みます。
御二方には、長時間にわたりお付き合い頂き、また適切なアドバイスを頂戴し、誠にありがとうございました。
歯のチャンネルに初めて投稿いたしましたが、とてもすばらしい投稿サイトだだと感じました。
今後も、このサイトが継続されますようお願い致します。
色々とご指導いただきありがとうございます。
なかなかか回復いたしませぬ病故に、次のアクションを迷っておりましたが、お二方の、アドバイスで、今後の指針を見出すことができそうです。
@まず、かかりつけ医で唾液の異常がないか相談をしてみます。
A上記、異常がなければ、こちらの総合病院に、漢方内科という診療科がありましたので、かかりつけ医に、そちらでの受診を相談して みます。
御二方には、長時間にわたりお付き合い頂き、また適切なアドバイスを頂戴し、誠にありがとうございました。
歯のチャンネルに初めて投稿いたしましたが、とてもすばらしい投稿サイトだだと感じました。
今後も、このサイトが継続されますようお願い致します。
タイトル | 舌を中心に口内がヒリヒリと痛む |
---|---|
質問者 | ドルネさん |
地域 | 愛媛 |
年齢 | 59歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 無職 |
カテゴリ | 舌の痛み(舌が痛い・舌痛症) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。