[写真あり] 顎関節症と下顎のずれ
相談者:
みなちんさん (23歳:女性)
投稿日時:2013-12-28 14:50:01
初めまして。
20代前半の時にはあまり気にならなかったのですが、下顎がずれてきてしまいました。
軽い顎関節症とも診断されたのですが、歯の噛み合わせについて聞いたところ、歯並びは悪くないし、歯の環境にとっては、上と下があまり被さらない方がいいということを言われました。
そして口が開けずらい事を相談したところ、マウスピースを作って、これで顎関節症が穏和すると言われ、つけていましたが結局何も変わらず。
寝てるときも食いしばりしているようで、耳のしたのエラあたりが常に痛く、酷いとこめかみまで痛くなり頭痛が起きます。
ほおっておいていたのですが、見た目も変わってきてしまい、歯がずれたようになり、顎もずれてきてしまいました。
少し受け口気味な感じにも見えます。
下の方に親知らずが横にはえているので、抜糸して矯正することを進められたのですが、神経が近くにあるということを言われ、ためらっています。
しかし、親知らずはゴミがたまってしまってたまに痛むので抜く予定で、それと同時に顎の方も治療したいと考えているのですが、歯科医に行っても顎のことを重要視してもらえず、歯並びは悪くないので平気としか言われないので、私の悩みは審美的な悩みになってしまい、治療するのは難しくなってしまうのでしょうか?
顎変形症の口元にも似ている気がするのですが、口腔外科や大学病院に行けば、顎や歯の様子を判断し、歯並びが…などといわれず治療してもらえるのでしょうか?
とても悩んでいるのですが、どこの歯医者にかかっても何もしてもらえません。
できるなら今から治しておきたいのですが、どうしていいかわからないので、写真をみて、どういうところに行くべきか、何かアドバイスを頂きたいです。
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20代前半の時にはあまり気にならなかったのですが、下顎がずれてきてしまいました。
軽い顎関節症とも診断されたのですが、歯の噛み合わせについて聞いたところ、歯並びは悪くないし、歯の環境にとっては、上と下があまり被さらない方がいいということを言われました。
そして口が開けずらい事を相談したところ、マウスピースを作って、これで顎関節症が穏和すると言われ、つけていましたが結局何も変わらず。
寝てるときも食いしばりしているようで、耳のしたのエラあたりが常に痛く、酷いとこめかみまで痛くなり頭痛が起きます。
ほおっておいていたのですが、見た目も変わってきてしまい、歯がずれたようになり、顎もずれてきてしまいました。
少し受け口気味な感じにも見えます。
下の方に親知らずが横にはえているので、抜糸して矯正することを進められたのですが、神経が近くにあるということを言われ、ためらっています。
しかし、親知らずはゴミがたまってしまってたまに痛むので抜く予定で、それと同時に顎の方も治療したいと考えているのですが、歯科医に行っても顎のことを重要視してもらえず、歯並びは悪くないので平気としか言われないので、私の悩みは審美的な悩みになってしまい、治療するのは難しくなってしまうのでしょうか?
顎変形症の口元にも似ている気がするのですが、口腔外科や大学病院に行けば、顎や歯の様子を判断し、歯並びが…などといわれず治療してもらえるのでしょうか?
とても悩んでいるのですが、どこの歯医者にかかっても何もしてもらえません。
できるなら今から治しておきたいのですが、どうしていいかわからないので、写真をみて、どういうところに行くべきか、何かアドバイスを頂きたいです。
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回答1
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2013-12-28 15:04:26
博多の児玉です。
>耳のしたのエラあたりが常に痛く痛みがあるのに
>歯医者にかかっても何もしてもらえません。
痛みに対して対応して頂けないというのは辛いですね。
>顎関節症と診断
>マウスピースで結局何も変わらず
マウスピースを使わない方法もありますので、顎関節症を専門に扱う口腔外科や大学病院での治療をお勧めします。
>耳のしたのエラあたりが常に痛く痛みがあるのに
>歯医者にかかっても何もしてもらえません。
痛みに対して対応して頂けないというのは辛いですね。
>顎関節症と診断
>マウスピースで結局何も変わらず
マウスピースを使わない方法もありますので、顎関節症を専門に扱う口腔外科や大学病院での治療をお勧めします。
回答2
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2013-12-28 15:28:15
添付写真からは、上顎骨(上顎歯)が正面からみて左側下がり、(左下がりのCant)、さらに、下顎骨が右側へずれている状態(上下顎骨非対称)であり、そのような上下顎骨の形態的な特徴により、下顎歯列正中も左側へ偏位している可能性が疑われます。
もし、歯並びだけを改善するということであれば、上下顎骨の形態的な特徴は、そのままに、通常矯正治療で対応する場合もあります。
また、精密検査の結果、顎のずれが存在した場合に、顎のずれまでを緩和するという治療目標を設定する場合には、外科矯正治療といって、上下顎骨の顎矯正手術を外科医が担当して、術前と術後の矯正治療を矯正医が担当するという、外科矯正治療が望ましい状態である可能性もあります。
いずれにしても、外科矯正治療に対応可能な矯正歯科医院へ精密検査を依頼して、現在の状態・問題点と、どのような治療が望ましいのかについて、くわしい説明を受けられることをお勧めします。
また、外科矯正治療を検討される場合には、最終的な治療選択をする前に、相談先の矯正医から外科執刀医を紹介していただき、外科執刀医側からの説明を受けられてから、「通常矯正治療」、「外科矯正治療」もしくは、「矯正治療自体を受けない内で、経過観察を行う」という3つの選択肢について、各選択肢の利点・欠点を慎重に検討されることをお勧めします。
外科矯正治療に対応可能である矯正歯科医院は、下記のアドレスのPDFファイルで、一番右の「顎」という項目に「〇」がついている施設です。
http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
なお、歯並びや顎のずれを矯正治療で改善したとしても、顎関節の症状は、改善しない場合もあります。矯正治療は、歯並び、かみあわせ、顎骨の形態的な特徴にアプローチする治療方法ですので、顎関節の不調とは切り離して、検討されることをお勧めします。
もし、歯並びだけを改善するということであれば、上下顎骨の形態的な特徴は、そのままに、通常矯正治療で対応する場合もあります。
また、精密検査の結果、顎のずれが存在した場合に、顎のずれまでを緩和するという治療目標を設定する場合には、外科矯正治療といって、上下顎骨の顎矯正手術を外科医が担当して、術前と術後の矯正治療を矯正医が担当するという、外科矯正治療が望ましい状態である可能性もあります。
いずれにしても、外科矯正治療に対応可能な矯正歯科医院へ精密検査を依頼して、現在の状態・問題点と、どのような治療が望ましいのかについて、くわしい説明を受けられることをお勧めします。
また、外科矯正治療を検討される場合には、最終的な治療選択をする前に、相談先の矯正医から外科執刀医を紹介していただき、外科執刀医側からの説明を受けられてから、「通常矯正治療」、「外科矯正治療」もしくは、「矯正治療自体を受けない内で、経過観察を行う」という3つの選択肢について、各選択肢の利点・欠点を慎重に検討されることをお勧めします。
外科矯正治療に対応可能である矯正歯科医院は、下記のアドレスのPDFファイルで、一番右の「顎」という項目に「〇」がついている施設です。
http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
なお、歯並びや顎のずれを矯正治療で改善したとしても、顎関節の症状は、改善しない場合もあります。矯正治療は、歯並び、かみあわせ、顎骨の形態的な特徴にアプローチする治療方法ですので、顎関節の不調とは切り離して、検討されることをお勧めします。
回答3
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-12-28 16:03:06
>親知らずはゴミがたまってしまってたまに痛むので抜く予定で、それと同時に顎の方も治療したいと考えているのですが、歯科医に行っても顎のことを重要視してもらえず、 歯並びは悪くないので平気としか言われないので、私の悩みは審美的な悩みになってしまい、治療するのは難しくなってしまうのでしょうか?
痛みの原因をまずは取り除きたいのですよね。
顎のほうも問いっている意味が、顎関節症等の治療なのか審美的なことなのか文面では分かりにくいです。
かかりつけの先生が言っている上下の歯の接触についてですが、穂の接触時間が長くなると筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増え、 起床時症状(顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど)や顎関節症、様々な不定愁訴に関わっている可能性が考えられています。
歯の接触する癖をTCHと言いますが、痛みの原因がTCHであるのであれば、1度TCHの是正指導を受けられてみては銅でしょうか?
参考⇒TCH、歯列接触癖
>顎変形症の口元にも似ている気がするのですが、口腔外科や大学病院に行けば、 顎や歯の様子を判断し、歯並びが…などといわれず治療してもらえるのでしょうか?
>とても悩んでいるのですが、どこの歯医者にかかっても何もしてもらえません。
私が知る限り、先ほど述べたTCHの是正指導は残念ながらすべての大学病院で受けられる訳ではないので、TCHをまずは治療が受けてみたいと思われるのであれば、受診前に調べておく必要があるかと思います。
参考までに。
痛みの原因をまずは取り除きたいのですよね。
顎のほうも問いっている意味が、顎関節症等の治療なのか審美的なことなのか文面では分かりにくいです。
かかりつけの先生が言っている上下の歯の接触についてですが、穂の接触時間が長くなると筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増え、 起床時症状(顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど)や顎関節症、様々な不定愁訴に関わっている可能性が考えられています。
歯の接触する癖をTCHと言いますが、痛みの原因がTCHであるのであれば、1度TCHの是正指導を受けられてみては銅でしょうか?
参考⇒TCH、歯列接触癖
>顎変形症の口元にも似ている気がするのですが、口腔外科や大学病院に行けば、 顎や歯の様子を判断し、歯並びが…などといわれず治療してもらえるのでしょうか?
>とても悩んでいるのですが、どこの歯医者にかかっても何もしてもらえません。
私が知る限り、先ほど述べたTCHの是正指導は残念ながらすべての大学病院で受けられる訳ではないので、TCHをまずは治療が受けてみたいと思われるのであれば、受診前に調べておく必要があるかと思います。
参考までに。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-12-29 11:47:47
回答5
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2013-12-29 12:17:18
西山です
顎変形症で前後または左右で噛み合わせに大きなズレがある場合、整理的な噛み合わせの接触時間であっても、顎関節や筋肉に大きな負担がかかる可能性は考えられます。
その場合、外科矯正でバランスの良い噛み合わせになれば、顎関節症に影響するリスクが減りますので、結果として顎関節症自体が軽減する可能性はあり得ます。
ただ、他の要因も顎関節には関係してきますので、最初からそれを予測できるわけではありませんので、顎関節症の治療とは切り離して対応したほうがよいでしょう。
できることなら、矯正前に顎関節症を改善しておくべきだと考えます。
顎が痛かったり、動きが悪い状態で矯正治療を行うと、そのような環境下で噛み合わせを作ることになりますので。
顎変形症で前後または左右で噛み合わせに大きなズレがある場合、整理的な噛み合わせの接触時間であっても、顎関節や筋肉に大きな負担がかかる可能性は考えられます。
その場合、外科矯正でバランスの良い噛み合わせになれば、顎関節症に影響するリスクが減りますので、結果として顎関節症自体が軽減する可能性はあり得ます。
ただ、他の要因も顎関節には関係してきますので、最初からそれを予測できるわけではありませんので、顎関節症の治療とは切り離して対応したほうがよいでしょう。
できることなら、矯正前に顎関節症を改善しておくべきだと考えます。
顎が痛かったり、動きが悪い状態で矯正治療を行うと、そのような環境下で噛み合わせを作ることになりますので。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-12-29 15:06:13
西山先生
例えば、下顎頭の形態・大きさに左右差があるケース等も少なくないように予測します。
目に見える部分である上下顎骨の左右差を是正して「バランスの良い噛み合わせ」に変えることが、「顎運動機能にとって、必ずプラスになる」のであれば良いのですが・・。
例えば、下顎頭の形態・大きさに左右差があるケース等も少なくないように予測します。
目に見える部分である上下顎骨の左右差を是正して「バランスの良い噛み合わせ」に変えることが、「顎運動機能にとって、必ずプラスになる」のであれば良いのですが・・。
タイトル | [写真あり] 顎関節症と下顎のずれ |
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質問者 | みなちんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 23歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 顎関節症 口腔外科関連 その他(写真あり) 歯並びが悪くなってきた |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。