インプラント、長期安定性がある種類を選びたい
相談者:
ひろ12さん (40歳:女性)
投稿日時:2014-01-01 14:06:26
下顎の第1小臼歯が痛かったので、掛かりつけの歯科医に相談見てもらったところ、根が割れていると言われ、インプラントによる治療を検討しています(今は痛みは治まっています)。
ストローマン社のボーンレベルと、ノーベルバイオケアのノーベルアクティブが選択できるようなので、休みの間にインターネットでいろいろ調べています。
ストローマン社のインプラントの表面性状(SLAやSLActive)は骨との結合性が他社に比べて圧倒的に高く、長期安定の実績に富んでいるとのこと。
一方、ノーベルバイオケア社のインプラントの表面性状であるタイユナイトの表面では、インプラントの面と歯肉とが結合するというソフトティッシュ・インテグレーションにより、インプラントと歯肉の境界からの細菌の侵入を防ぎ、骨吸収の防止になるとの説明がありました。
どちらが合うかは私の症状にも寄るは思いますが、長期安定性を重視する場合、どちらがお勧めでしょうか?
また、それぞれの長所、短所についての情報をお持ちでしたら教えていただければと思います。
ストローマン社のボーンレベルと、ノーベルバイオケアのノーベルアクティブが選択できるようなので、休みの間にインターネットでいろいろ調べています。
ストローマン社のインプラントの表面性状(SLAやSLActive)は骨との結合性が他社に比べて圧倒的に高く、長期安定の実績に富んでいるとのこと。
一方、ノーベルバイオケア社のインプラントの表面性状であるタイユナイトの表面では、インプラントの面と歯肉とが結合するというソフトティッシュ・インテグレーションにより、インプラントと歯肉の境界からの細菌の侵入を防ぎ、骨吸収の防止になるとの説明がありました。
どちらが合うかは私の症状にも寄るは思いますが、長期安定性を重視する場合、どちらがお勧めでしょうか?
また、それぞれの長所、短所についての情報をお持ちでしたら教えていただければと思います。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-01-02 21:27:34
>インプラントの面と歯肉とが結合するというソフトティッシュ・インテグレーションにより、
初めて目にしたことですので、お尋ねしますがノーベルバイオケアー社のHPには書かれているのでしょうか。
私的にはそれ程差がないと思います。
ストローマンとノーベルバイオケアの両者を経験している歯科医は少ないのではないかと思います。
ですから担当歯科医に直接お尋ねになるのが一番良いと思います。
両方を経験していれば、総合的に判断してどちらかのメーカーのどのタイプを用いるかということが重要で、どちらのメーカーがよいということではないからです。
初めて目にしたことですので、お尋ねしますがノーベルバイオケアー社のHPには書かれているのでしょうか。
私的にはそれ程差がないと思います。
ストローマンとノーベルバイオケアの両者を経験している歯科医は少ないのではないかと思います。
ですから担当歯科医に直接お尋ねになるのが一番良いと思います。
両方を経験していれば、総合的に判断してどちらかのメーカーのどのタイプを用いるかということが重要で、どちらのメーカーがよいということではないからです。
相談者からの返信
相談者:
ひろ12さん
返信日時:2014-01-02 22:56:55
松山先生
ご回答いただき、ありがとうございます。
ソフトティッシュ・インテグレーションについては、インプラントガイド〜山口県ー福岡県〜というホームページで見ました。
* http://www.implant-kyushu-yamaguchi.net/glossary.html#0323
先生のおっしゃるとおり、両者を経験している先生に、私の場合どちらが適合しているのかを総合的に判断してもらうのがよいですね。
休み明けに相談してみることにします。
ありがとうございました。
ご回答いただき、ありがとうございます。
ソフトティッシュ・インテグレーションについては、インプラントガイド〜山口県ー福岡県〜というホームページで見ました。
* http://www.implant-kyushu-yamaguchi.net/glossary.html#0323
先生のおっしゃるとおり、両者を経験している先生に、私の場合どちらが適合しているのかを総合的に判断してもらうのがよいですね。
休み明けに相談してみることにします。
ありがとうございました。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-01-03 07:58:40
表面では、インプラントの面と歯肉とが結合するというソフトティッシュ・イ ンテグレーションはノーベルでは言っていますね。
ノーベルとストローマンでは両者の特性が表面性状以外にもあります。
被せ物に対する考え方も異なりますし、インプラント体もメーカーの中でも種類がありますので、何が適しているかは、患者さんの希望や状態によって変わってくると思います。
即時過重といってその日位に被せ物をしたい場合にはノーベルバイオケア社は、自社のマニュアルがあります。
ストローマンですとありません(出来ないわけではないですが、メーカーとしては推奨していないようです)。
その他の点でも異なることはありますので、個人的には使い分けています。
ただし、一般的には揃えるコストも必要なので1社のみが多いと思うので、希望する両方を扱っている歯科医院は少ないかもしれませんね。
ノーベルとストローマンでは両者の特性が表面性状以外にもあります。
被せ物に対する考え方も異なりますし、インプラント体もメーカーの中でも種類がありますので、何が適しているかは、患者さんの希望や状態によって変わってくると思います。
即時過重といってその日位に被せ物をしたい場合にはノーベルバイオケア社は、自社のマニュアルがあります。
ストローマンですとありません(出来ないわけではないですが、メーカーとしては推奨していないようです)。
その他の点でも異なることはありますので、個人的には使い分けています。
ただし、一般的には揃えるコストも必要なので1社のみが多いと思うので、希望する両方を扱っている歯科医院は少ないかもしれませんね。
相談者からの返信
相談者:
ひろ12さん
返信日時:2014-01-03 10:10:00
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-01-03 11:26:18
ご相談ありがとうございます。
>インプラントの面と歯肉が結合すれば、歯周病になりにくいと考えたのですが、表面性状以外の特性も考えて相談してみます。
長期的な成功を目指す場合はとても大事な事ですね。
基本的に分かっている事は、インプラントを埋めた最初はメーカーが謳っているような特徴はそれぞれにあります。
しかし、治療後に長く生活していて歯周炎を防げるかどうかは、インプラントの製法ではなく、歯周病の予防を受けているかどうかにかかってきて、インプラントの種類には影響されません。
いったん歯周炎が起きた後の経過とか治癒に関してはインプラントの製法は影響を受けます。
つまりどのインプラントであろうと、初めから歯周病対策をしているか、治療後もインプラント用の歯周炎予防医療を定期的に受けるかどうかによって決まると言えます。
ちなみに光機能化という治療方法は、インプラントと粘膜との結合にも大きく効果があり、インプラントの種類を全く選ばないとも言われています。
したがって、大事な事はインプラントの種類では無く、治療計画が決定すると言う事になります。
>インプラントの面と歯肉が結合すれば、歯周病になりにくいと考えたのですが、表面性状以外の特性も考えて相談してみます。
長期的な成功を目指す場合はとても大事な事ですね。
基本的に分かっている事は、インプラントを埋めた最初はメーカーが謳っているような特徴はそれぞれにあります。
しかし、治療後に長く生活していて歯周炎を防げるかどうかは、インプラントの製法ではなく、歯周病の予防を受けているかどうかにかかってきて、インプラントの種類には影響されません。
いったん歯周炎が起きた後の経過とか治癒に関してはインプラントの製法は影響を受けます。
つまりどのインプラントであろうと、初めから歯周病対策をしているか、治療後もインプラント用の歯周炎予防医療を定期的に受けるかどうかによって決まると言えます。
ちなみに光機能化という治療方法は、インプラントと粘膜との結合にも大きく効果があり、インプラントの種類を全く選ばないとも言われています。
したがって、大事な事はインプラントの種類では無く、治療計画が決定すると言う事になります。
回答4
アキバ歯科 矯正歯科(港区六本木)の秋馬です。
回答日時:2014-01-03 14:22:10
ひろ12さん、こんにちは。
インプラントの種類についてのご相談ですね。
>ストローマン社のボーンレベルと、ノーベルバイオケアのノーベルアクティブが選択できるようなので、休みの間にインターネットでいろいろ調べています。
おかかりになっている歯科医院でどちらかを選択できるということでよろしいでしょうか?
スローマン社、ノーベルバイオケア社は数あるインプラントメーカーの中でツートップと言える歴史と信頼性の有るメーカーです。
アキバ歯科でも両メーカーを使用していますが、私の印象ではストローマン社は十分な研究を基に安全性を第一にしているインプラント、ノーベルバイオケア社は新しい技術を好むインプラントというイメージです。
私はストローマン社がボーンレベルインプラントを出してからは、審美性も良くなったので、ほとんどの症例でストローマン社のボーンレベルインプラントを使用しています。
また、インプラントの将来的な予後、施術後の必要なメインテナンスなどを治療前に担当医にお聞きになることをおすすめします。
ご参考にしていただければと思います。
インプラントの種類についてのご相談ですね。
>ストローマン社のボーンレベルと、ノーベルバイオケアのノーベルアクティブが選択できるようなので、休みの間にインターネットでいろいろ調べています。
おかかりになっている歯科医院でどちらかを選択できるということでよろしいでしょうか?
スローマン社、ノーベルバイオケア社は数あるインプラントメーカーの中でツートップと言える歴史と信頼性の有るメーカーです。
アキバ歯科でも両メーカーを使用していますが、私の印象ではストローマン社は十分な研究を基に安全性を第一にしているインプラント、ノーベルバイオケア社は新しい技術を好むインプラントというイメージです。
私はストローマン社がボーンレベルインプラントを出してからは、審美性も良くなったので、ほとんどの症例でストローマン社のボーンレベルインプラントを使用しています。
また、インプラントの将来的な予後、施術後の必要なメインテナンスなどを治療前に担当医にお聞きになることをおすすめします。
ご参考にしていただければと思います。
相談者からの返信
相談者:
ひろ12さん
返信日時:2014-01-03 19:21:57
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-01-04 20:51:21
物凄く審美性に拘られているんでしょうか?
そうでないのでしたら、わざわざプラットフォームシフティングタイプのインプラントを使われる理由が私には分かりません。
シンプルに治せる従来のインプラントの方が長期予後も分かっていますし、治療もシンプルで楽です。
当然、治療費も抑えられるんではないでしょうか。
プラットフォームシフティングタイプのインプラントは今大流行ですが、長期予後は確定している訳ではないはずです。
特に臼歯部とか審美性を物凄くシビアに問われない部位で、清掃の難し部位に関してはデータが揃っている従来の治療方法もありではないか、と私は思います。
なので、敢えて書かせていただきました。
失礼しました。
そうでないのでしたら、わざわざプラットフォームシフティングタイプのインプラントを使われる理由が私には分かりません。
シンプルに治せる従来のインプラントの方が長期予後も分かっていますし、治療もシンプルで楽です。
当然、治療費も抑えられるんではないでしょうか。
プラットフォームシフティングタイプのインプラントは今大流行ですが、長期予後は確定している訳ではないはずです。
特に臼歯部とか審美性を物凄くシビアに問われない部位で、清掃の難し部位に関してはデータが揃っている従来の治療方法もありではないか、と私は思います。
なので、敢えて書かせていただきました。
失礼しました。
タイトル | インプラント、長期安定性がある種類を選びたい |
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質問者 | ひろ12さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。