左下7番欠損、左上7番の歯が下りてくるのを止める方法について
相談者:
mejarulesさん (32歳:女性)
投稿日時:2014-01-02 21:28:06
こんにちは。
何年も悩んでおりまして、何人かの専門家の意見を聞いたのですが未だに解決策が見いだせません。
どうかアドバイスをお願いします。
9年ほど前に滞在先のスウェーデンにて、何の説明もなく(しかも激痛を伴っていたのでやめてくれと何度か止めたのですが)左下7番を抜歯されてしました。
歯がどういう状態で、なぜ抜歯に至ったかなどの説明は一切受けていません。
その後、帰国してから歯医者さんで、左上7番の歯が最終的に降りてくるかもしれないと告げられました。
もちろんこれについては一切聞かされていなかったので、寝耳に水でした。
左上7番の歯が降りてくるのを一時的に防ぐということで、左下7番の差し歯を作ってもらいました。
しかし引っ越し(日本と海外)が多いので、常にメインテナンスを伴う差し歯は残念ながら私には合っておりませんでした(現在は差し歯は使っていません)。
インプラントも考え色々調べたのですが、手術技術は確立されていてもメインテナンスの研究や実績があまりないようです。
長期的に使うものですので、メインテナンス技術が確立されていないインプラントは正直抵抗があります。
現在左上7番は下がってきてはいますが、下の歯茎にはまだ触れていません。
今まで相談した歯医者さんの意見はバラバラで、要約すると:
・そのままにしておく
・放置すると左上7番が抜けてしまう
・左下7番があったところに差し歯をもう一回いれる
・左上7番を矯正して降りてこないようにする
「放置すると左上7番が抜けてしまう」についてですが、これをまっこうから否定する医師もおりました。
正直誰の意見を信用していいのかわかりません。
歯の再生・移植の実用化をひたすら願っていますが、はまだまだのようで・・・
どうかアドバイスをお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
何年も悩んでおりまして、何人かの専門家の意見を聞いたのですが未だに解決策が見いだせません。
どうかアドバイスをお願いします。
9年ほど前に滞在先のスウェーデンにて、何の説明もなく(しかも激痛を伴っていたのでやめてくれと何度か止めたのですが)左下7番を抜歯されてしました。
歯がどういう状態で、なぜ抜歯に至ったかなどの説明は一切受けていません。
その後、帰国してから歯医者さんで、左上7番の歯が最終的に降りてくるかもしれないと告げられました。
もちろんこれについては一切聞かされていなかったので、寝耳に水でした。
左上7番の歯が降りてくるのを一時的に防ぐということで、左下7番の差し歯を作ってもらいました。
しかし引っ越し(日本と海外)が多いので、常にメインテナンスを伴う差し歯は残念ながら私には合っておりませんでした(現在は差し歯は使っていません)。
インプラントも考え色々調べたのですが、手術技術は確立されていてもメインテナンスの研究や実績があまりないようです。
長期的に使うものですので、メインテナンス技術が確立されていないインプラントは正直抵抗があります。
現在左上7番は下がってきてはいますが、下の歯茎にはまだ触れていません。
今まで相談した歯医者さんの意見はバラバラで、要約すると:
・そのままにしておく
・放置すると左上7番が抜けてしまう
・左下7番があったところに差し歯をもう一回いれる
・左上7番を矯正して降りてこないようにする
「放置すると左上7番が抜けてしまう」についてですが、これをまっこうから否定する医師もおりました。
正直誰の意見を信用していいのかわかりません。
歯の再生・移植の実用化をひたすら願っていますが、はまだまだのようで・・・
どうかアドバイスをお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
仙台東口矯正歯科(仙台市宮城野区)の堀内です。
回答日時:2014-01-02 22:33:04
過去にも同じ種類の相談がありましたので、過去の回答も参考にされてください。
下顎7番の欠損により、上顎7番が過挺出が進行している場合には、下記の2つの対応が一般的です。
1.何も治療をしないで、定期的なチェックを前提とした、経過観察をおこない、痛みが発生したり、食事や発音などに問題が発生した時点で、過挺出した上顎7番を抜歯するか、矯正治療で圧下するという治療(2番目にあげる治療選択肢です)に移行する。
2.過挺出した上顎7番を、インプラントアンカーを使用した矯正治療で圧下後、補綴物で下顎7番部を補い、上顎7番が再度過挺出することを防止する。
1の選択肢は、金銭的、時間的な投資が必要ないという利点があります。また、過挺出した上顎7番を抜歯したとしても、前方に存在する上下顎6番までの歯列を長期保存できれば、大きな問題は発生しないことが多いと思います。
2の選択肢は、少なくとも半年以上の治療期間を経て、矯正治療を行った後で、補綴用インプラントを適用するという流れになります。
矯正治療もインプラント治療も私費治療となるため、時間的にも金銭的にも負担が大きいという欠点がありますが、全ての治療が成功すれば、上顎7番を長期的に保存できるという利点があります。
なお、2の選択肢での補綴物の種類ですが、下顎7番の部分義歯の使用で上顎7番の過挺出を防止することは、あまり現実的ではないため、通常は補綴用インプラントを下顎7番欠損部に適用することが多いと思います。
なお、上下顎に、親知らず(智歯、8番)が存在すれば、下顎7番欠損部への上下8番移植や下顎6番8番を支台歯としたブリッジ補綴など、上記2つ以外の治療選択肢が有効である場合もありますし、患者さんごとに、上下顎歯列の歯並び、かみ合わせは異なりますので、 異なった治療方法が有効な場合もありますので、矯正歯科へご相談されることをおすすめします。
下顎7番欠損や埋伏を原因とする、上顎7番過挺出に関する相談は、矯正歯科医院では、比較的頻度が高い部類の相談内容なので、類似する症例写真などをみせて、詳しく説明を受けることが可能だと思います。
下顎7番の欠損により、上顎7番が過挺出が進行している場合には、下記の2つの対応が一般的です。
1.何も治療をしないで、定期的なチェックを前提とした、経過観察をおこない、痛みが発生したり、食事や発音などに問題が発生した時点で、過挺出した上顎7番を抜歯するか、矯正治療で圧下するという治療(2番目にあげる治療選択肢です)に移行する。
2.過挺出した上顎7番を、インプラントアンカーを使用した矯正治療で圧下後、補綴物で下顎7番部を補い、上顎7番が再度過挺出することを防止する。
1の選択肢は、金銭的、時間的な投資が必要ないという利点があります。また、過挺出した上顎7番を抜歯したとしても、前方に存在する上下顎6番までの歯列を長期保存できれば、大きな問題は発生しないことが多いと思います。
2の選択肢は、少なくとも半年以上の治療期間を経て、矯正治療を行った後で、補綴用インプラントを適用するという流れになります。
矯正治療もインプラント治療も私費治療となるため、時間的にも金銭的にも負担が大きいという欠点がありますが、全ての治療が成功すれば、上顎7番を長期的に保存できるという利点があります。
なお、2の選択肢での補綴物の種類ですが、下顎7番の部分義歯の使用で上顎7番の過挺出を防止することは、あまり現実的ではないため、通常は補綴用インプラントを下顎7番欠損部に適用することが多いと思います。
なお、上下顎に、親知らず(智歯、8番)が存在すれば、下顎7番欠損部への上下8番移植や下顎6番8番を支台歯としたブリッジ補綴など、上記2つ以外の治療選択肢が有効である場合もありますし、患者さんごとに、上下顎歯列の歯並び、かみ合わせは異なりますので、 異なった治療方法が有効な場合もありますので、矯正歯科へご相談されることをおすすめします。
下顎7番欠損や埋伏を原因とする、上顎7番過挺出に関する相談は、矯正歯科医院では、比較的頻度が高い部類の相談内容なので、類似する症例写真などをみせて、詳しく説明を受けることが可能だと思います。
相談者からの返信
相談者:
mejarulesさん
返信日時:2014-01-02 22:42:28
相談者からの返信
相談者:
mejarulesさん
返信日時:2014-01-02 22:54:32
一点だけ追加事項:
「放置すると左上7番が抜けてしまう」という現象は、現実として起こりうるのでしょうか?
もちろん100%ある・ないと断言はできないと思いますが、稀なのかよくあることなのかだけお聞きしたいと思います…
「放置すると左上7番が抜けてしまう」という現象は、現実として起こりうるのでしょうか?
もちろん100%ある・ないと断言はできないと思いますが、稀なのかよくあることなのかだけお聞きしたいと思います…
回答2
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-01-03 08:30:17
歯が歯肉・歯槽骨から飛び出して来る現象は、重度の歯周病になったまま、相当長期間放置していれば起こるかもしれません。
しかしながら、咬み合わせの歯を失った事のみの理由で生じるとは思えません。
後者の場合、基本的には歯茎(歯槽骨)と一緒に降りてくるようなイメージですね。
しかしながら、咬み合わせの歯を失った事のみの理由で生じるとは思えません。
後者の場合、基本的には歯茎(歯槽骨)と一緒に降りてくるようなイメージですね。
相談者からの返信
相談者:
mejarulesさん
返信日時:2014-01-03 15:14:31
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-01-04 19:43:51
mejarules さん、今晩は
>私の場合は、インプラントか矯正かの選択肢しかなさそうですね・・・
もし私が提案するとすれば以下の選択肢になります。
1)このまま何もしない
2)上の7番を抜いて、上下とも何も入れない
3)上の7番の神経を取り、かぶせもので噛み合わせを整えた上で、下の7番にインプラントを入れる
4)上の7番を矯正で押し上げて、元の位置に戻し、下の7番にインプラントを入れる。
大きくわけて、ご自身が、7番の噛み合わせが欲しいのか3)4)、特になくても良いと思われるのか1)2)が、大きなポイントになると思います。
ご自身の最もご希望、問題点、心配されることは何でしょか?
もし、「このままだと、上の7番が抜けてしまうのではないか」ということでしたら、他の先生方がお書きのように、下の7番が無いことで、上の7番が抜けてしまうことは無いので、1)の選択が最も良いように思います。
もし、「何も不自由は無いが、上の7番が気になるのでなんとかしたい」ということでしたら、2)の選択肢が良いように思います。
もし「現時点で噛むのに不自由を感じている」「奥歯まで噛み合わせを回復した」ということでしたら、3)4)の選択が良いように思います。
1)を選択しておいて、将来不便を感じたり、問題が生じるようでしたら、その時点で3)か4)を選択されても良いと思いますが。
>私の場合は、インプラントか矯正かの選択肢しかなさそうですね・・・
もし私が提案するとすれば以下の選択肢になります。
1)このまま何もしない
2)上の7番を抜いて、上下とも何も入れない
3)上の7番の神経を取り、かぶせもので噛み合わせを整えた上で、下の7番にインプラントを入れる
4)上の7番を矯正で押し上げて、元の位置に戻し、下の7番にインプラントを入れる。
大きくわけて、ご自身が、7番の噛み合わせが欲しいのか3)4)、特になくても良いと思われるのか1)2)が、大きなポイントになると思います。
ご自身の最もご希望、問題点、心配されることは何でしょか?
もし、「このままだと、上の7番が抜けてしまうのではないか」ということでしたら、他の先生方がお書きのように、下の7番が無いことで、上の7番が抜けてしまうことは無いので、1)の選択が最も良いように思います。
もし、「何も不自由は無いが、上の7番が気になるのでなんとかしたい」ということでしたら、2)の選択肢が良いように思います。
もし「現時点で噛むのに不自由を感じている」「奥歯まで噛み合わせを回復した」ということでしたら、3)4)の選択が良いように思います。
1)を選択しておいて、将来不便を感じたり、問題が生じるようでしたら、その時点で3)か4)を選択されても良いと思いますが。
相談者からの返信
相談者:
mejarulesさん
返信日時:2014-01-05 21:46:48
小牧先生
明けましておめでとうございます。
ご丁寧にコメントをいただきましてありがとうございました。
頂戴いたしましたコメントをもとにして、どのような治療をしたらいいのか相談し決定したいと思います。
ありがとうございました。
明けましておめでとうございます。
ご丁寧にコメントをいただきましてありがとうございました。
頂戴いたしましたコメントをもとにして、どのような治療をしたらいいのか相談し決定したいと思います。
ありがとうございました。
タイトル | 左下7番欠損、左上7番の歯が下りてくるのを止める方法について |
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質問者 | mejarulesさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯後の痛み・異常・トラブル 抜歯:7番(第二大臼歯) 補綴関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。