6歳、虫歯治療後に蜂窩織炎。乳歯に金属の詰め物をすることについて

相談者: すがちゃんさん (35歳:女性)
投稿日時:2014-01-01 04:37:27
こんにちは。

乳歯詰め物について質問させていただきます。

6才の子どもが、半年前に定期検診で見つけてもらった小さな虫歯が治療後2ヶ月悪化して再治療してもらったのですが、「ほうかしき炎」になり一週間、小児科に入院治療しました。

その後、入院先の口腔外科の先生とも相談して小児歯科へ転院させました。
小児歯科の先生に十分事情を説明し、2ヶ月以上かかって治療してもらいました。
銀歯になりました。

ところが2ヶ月後の二日前突然頬が腫れ、年末でしたので救急受診しました。

やはりほうかしき炎で点滴でいったん抑えてもらいましたが、歯科の先生ではなく耳鼻科の先生だったのですが、レントゲンをとったところ、乳歯の治療に金属が詰め物として使われているようで、一般的には乳歯に金属の詰め物は禁忌のはずだといわれました。


そこで質問なのですが、乳歯に金属の詰め物をすることはあるのでしょうか?

とても不安なので回答よろしくお願いします。


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すがちゃんさん
返信日時:2014-01-01 05:03:14
追伸です。

つめものというのは、小さなものでなく歯の4本の根っこまでしっかり入っていたのですが、これは普通なのか知りたいのでよろしくお願いします。
回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-01-01 07:30:05
すがちゃん さん、おはようございます。

乳歯に金属の詰め物は禁忌のはずだといわれました。

そのようなことはありません。
虫歯になってしまった歯に対しては、金属かレジンで修復することが殆どかと思います。


>乳歯に金属の詰め物をすることはあるのでしょうか?

保育園の園医と、保健所での健診医をさせていただいていますが、昨今、虫歯があるお子さまそのものがあまりいません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-01-01 11:29:44
>耳鼻科の先生だったのですがレントゲンをとったところ、乳歯の治療に金属が詰め物として使われているようで、一般的には乳歯に金属の詰め物は禁忌のはずだといわれました。

直接聞かれた話でしょうか?
にわかには信じがたいんですが・・・

そこまで無知な耳鼻科の先生がいるとは思えないので、何か勘違いがあるのだと思います。

金属による乳歯の修復はスタンダードな治療です。

社会保険診療報酬支払基金の電子点数表などをご覧になれば、金属による修復が乳歯にも適応であることは容易にわかると思います。

蜂窩織炎の原因は、感染歯質の除去や根管内の消毒が結果的に不十分であったか、もしくは何らかの理由により金属修復物の合着が不完全であった等などが考えられますが、(金属アレルギーであれば別の反応をしますので)金属そのものが原因というのは考えられません。

再発の原因はわかりませんが、術者がかわれば結果が変わる可能性もないわけではありませんが、誰が治療しても結果が思わしくないこともあります。

それから、2度も蜂窩織炎で入院となると、お子さんに自己免疫疾患等の基礎疾患がある場合は別ですが、該当歯は抜歯が適当と考えるのが一般的かと思います。(絶対に治せないという意味ではありません。一般論の話です)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-01-01 22:10:13
>つめものというのは、小さなものでなく歯の4本の根っこまでしっかり入っていたのですが

もしかして乳歯に、鋳造のコアが入っているということなんでしょうか?

臼歯の根はまず間違いなく開いてますから、これに鋳造のコアを入れるのは至難の業です。

おそらく2つか3つに分割したものでないと無理かと思われます。
かなりの手間と技術がいりますよ。

それにコアが必要なほど歯の崩壊が進んでいたら、保存すること自体が相当に難しいように思えるんですが・・・

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すがちゃんさん
返信日時:2014-01-06 00:02:38
小林先生、森川先生ご回答ありがとうございます。

森川先生
多分先生のおっしゃる通りなのだと思います。

救急の先生は、乳歯には吸収されていく素材を使うのが普通で、こんな金属の詰め物が根っこまで入ってたら取ることは難しいし、生えかわりにも影響がでると思われるといわれました。

なのでどういう意図でこのような治療をしたのか、詰めた先生に聞くべきだといわれました。

もともと虫歯定期検診で見つかった小さなもので、治療後2ヶ月で顔が腫れ、最初の歯科を受診し、その後ひどく顔が腫れ再度受診しました。

週末だったので土日はどうすればいいのか聞いたところ、ひどくなったら救急で抗生物質の点滴をうってもらたらと言われ、私の地域は小児救急が、なかなかないもので、土曜日午後診察している小児科へかかったら、点滴一本の腫れではないと緊急入院になりました。

そこで聞くと切開の時期が早すぎでこうなったと思われると言われ、退院後小児歯科へ転院させました。
その結果がこうなので、もうどうしたらいいのか悩んで相談させていただきました。

確かに入院後の歯は少し他の歯とくらべ変色していました。

なので、本当は最初の歯科に納得いきませんでしたが、乳歯だし、銀歯になっても半ば諦めていましたが、再び蜂窩織炎になり、今度はこのようなことを言われて…。

乳歯に、このような大人の歯の治療をすることは技術的に難しいというのはわかりましたが、適切なのでしょうか。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-01-06 06:23:42
小児歯科医が、乳歯に鋳造コアを用いるとはやはり考えにくいです。

X線像影性の高い(レントゲンで白く映る)吸収性の材料を、耳鼻科医が金属と勘違いしたとは考えられないでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-01-06 08:57:03
勘違いじゃないみたいですね。

だとすれば堀先生が書かれているように、小児歯科では普通に使われている根管充填剤(おそらくビタペックス)を金属と間違えた可能性が高いですね。

(専門領域が異なる先生は特に)前医を疑ってかかるという発想はしていただきたくなかったですね。


>本当は最初の歯科に納得いきませんでしたが

乳歯永久歯と比べて歯が薄いため、比較的小さいと想定していたむし歯であっても、簡単に歯髄まで行ってしまっている場合が少なくありません。

また、根管治療は必ず成功するといった治療では決してありませんので、ある程度の確率でむし歯が再発してしまいます。

その場合、非常に稀ではありますが、顎骨炎や蜂窩織炎といった重症の感染へと進んでしまう場合もあります。

実際に見せていただいたわけではありませんので、はっきりしたことは言えませんが、誰が行っても困難なケースだったのかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すがちゃんさん
返信日時:2014-01-08 17:28:04
堀先生、ご回答ありがとうございます。
森川先生、何度もありがとうございます。

蜂窩織炎の受診で本日、大きな病院でCTを撮ってもらいました。

歯の根の方でアーチフェクトという金属が入っていると光る光が写ったので、やはり金属が入っているのではないかと思いましたが、おっしゃるような根管充填材でも金属のような光が写ることはあるのです。

みてもらった先生は金属は使っていないとおっしゃいましたが、酸化亜鉛というのが薬にはいっていると言われ、素人的には亜鉛って金属じゃ?とか思うんですがどうなんですか?

また、目の下まで頬が腫れて前は入院までしたのに、そんな腫れるのは当たり前で、歯科に連れてきたらいい、医者にかかるようなものじゃないと言われました。

歯医者さんにとっては、蜂窩織炎てそんなものなのですか?

小児科の先生は、点滴一本や抗生剤飲んでいたら済むもんじゃないと言われ、今回の耳鼻科の先生もおなじようなかんじだったんですが……。

とりあえずあんなに熱がでるようなことには、もうさせたくないのですが。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-01-08 18:15:08
>おっしゃるような根管充填材でも金属のような光が写ることはあるのです。

根管充填材はアーチファクト出ます。


>素人的には亜鉛って金属じゃ?とか思うんですがどうなんですか?

たとえばナトリウムNaは金属ですが、食塩NaClは金属ではありません。


>医者にかかるようなものじゃないと言われました。

私は紹介します。
うちには入院設備はないので。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: すがちゃんさん
返信日時:2014-01-15 14:11:49
森川先生

いろいろわからないことを教えていただいてありがとうこざいました。

本当にもう子どもにああいう痛い目をさせたくなくていろいろきいてしまいました。

歯については自分が苦労した分、すごく気を使って育てたつもりだったのでいろいろショックで。

まだこれからどうしたらよいかわかりませんが、参考にさせていただきます。
ありがとうございました。



タイトル 6歳、虫歯治療後に蜂窩織炎。乳歯に金属の詰め物をすることについて
質問者 すがちゃんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 詰め物、インレーその他
小児歯科治療
歯医者への不信感
歯科と全身疾患その他
乳歯の抜髄、根管治療
回答者




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