CT、マイクロスコープを使って保険適用の根管治療

相談者: ハイタックさん (66歳:男性)
投稿日時:2014-01-24 14:24:10
根管治療歯根膿包除去などの治療でCT、マイクロスコープを利用する治療はずべて自費診療になるのでしょうか、すでに何軒か保険診療希望と伝えて断られています。

上記設備の無い開業医から、設備の完備した開業医か歯科大学病院で受診したいのですが、自費診療のみだと負担が厳しくて続きそうもありません。

次善の策を含めてアドバイスしてください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 14:34:08
ハイタック さん、こんにちは。

マイクロスコープの使用は担当医の裁量に任されますので、設備があるからといっても、担当医が必要性を感じなければ使用するかどうかは分かりません。

CTの使用について健康保険が給付されるには、その算定用件を満たさなくてはなりませんので、ハイタック さんのお口の中を診た担当医のみが判断出来るものと思います。


歯科大学病院で受診したいのです

通院が大変かとは思いますが、ご相談になってみてはいかがでしょう。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 15:07:29
ハイタック さん、今日は。

CT、マイクロスコープにこだわられるなら、自費治療を選択するしか無いでしょう。

しかし、根管治療にこだわられるなら、必ずしもCT、マイクロスコープは必要ありません。

根管治療は、設備よりも術者の知識や技術の方が大きな影響があります。
CT、マイクロスコープがなくても、レベルの高い先生はみえます。


次善の策として、必ずラバーダムをするという先生を探されてはいかがですか。
その条件なら、数十件に一軒ぐらいは見つかると思います。

もう一つ贅沢を言えば、拡大鏡も使ってもらえるといいですね。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 15:29:21
私も小牧先生の意見に賛成です。

CT、マイクロスコープも便利な器具であれば、それなりの効果がありますが、必ずなければ、治療の成功率が低くなるというものでもありません。

使って保険治療をやってはいけないと言う事はありませんが、私も導入した初めの一年は頑張って保険治療で使っていましたが、大赤字になってしまい大変な思いをしました。


CT,マイクロを使うというより、ラバーダムをしっかりと使って出来るだけ無菌環境のなかで病気の原因となっている細菌を取り除くまたは不活性かさせるかということが大事です。

小牧先生のおっしゃる通り、まずはラバーダムを使って治療を行っている医院を探されるのが良いと思います。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 15:52:48
ハイタック さんこんにちは

保険診療希望と伝えて断られています。

そうですね、設備のコスト等あらゆる面から考えても難しいことかと思います。


歯科大学病院で受診したい

歯内療法の専門の科がはあると思いますので、そちらで診ていただければ良いと思います。
ただ、マイクロスコープを使用してというのは難しいかもしれませんね。
大学病院でも、すべてのドクターがマイクロスコープを使用できる訳ではありません。

諸先生のおっしゃるように、無理にそこにこだわられないで、歯内療法をきちっとされている先生を探されるのが良いと思います。
その判断基準の1つとしては、ラバーダムを使用している先生を探されるのは良いと思います。


歯根膿包除去などの治療

とありますが、場合によっては、マイクロスコープなどが無いと難しいかもしれませんね。
歯根端切除術等では、マイクロスコープが無ければ成功率は著しく低下します。

そのような場合には、自由診療歯内療法の専門医に診ていただくなどしなといけないかもしれませんね。


お大事にどうぞ。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 17:08:42
ご相談ありがとうございます。

根管治療歯根膿包除去などの治療


専門的には使わない言葉ですが、その病名や治療方針はご自身でお考えになったのでしょうか。


>CT、マイクロスコープを利用する治療


専門的には道具を先に決めることはしませんが、治療道具についてもご自身のお考えによる選択基準でしょうか。


いずれについてもご自身で選択肢を狭めているのであれば、非現実的です。

重要な道具としてラバーダムとか、CT、マイクロスコープとも保険で使用が可能なことはあります。
しかし、道具だけで選んでいては誤ることがあります。

まずしっかり検査と診断をお受けになること、相談する歯科医師から診断と治すための治療方法や道具について説明があり、ご納得できればそれに従うことが一番です。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 19:47:52
マイクロスコープを使う治療が、自費治療になるわけではありません。

ただ、マイクロスコープを使う治療を行うためには、採算性を考えると保険治療では赤字になるので”使いたいけど使えない”のが本音だと思います。

CTに関しましては、病名などによっては保険適用になる場合もあります。


道具で医療の質が決まるわけではありません。 

下手糞なヤブ医者がマイクロスコープ・CTを使うよりは、腕のいい歯医者が裸眼で行うほうがいい結果が出ることもあるでしょう。

自費治療と保険治療についてですが 正直、保険治療では高度な治療は不可能です。

しかし、酷い治療になるともいえません。

その担当医の姿勢次第で保険治療でも、丁寧な治療を受けることは可能になるケースもあります。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 21:40:36
CTを保険で撮影するための要件が、以前に比べて愛知県では難しくなり、根管治療の際に撮りたくても撮れない状態に近いと思います。

他に撮影に必要な要件を満たしていれば保険で撮影できますが、そうでなければ自費になるとこともあると思います。

マイクロスコープを使う診療をするためには、一回あたり千円とか二千円のコストがかかることも考えてくださいね。

保険ではそのマイクロスコープ使用に対する点数、つまり料金はありませんので、歯科医院側で負担しています。

私も患者さんには、最低千円のコストがかかると言っています。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2014-01-24 23:03:39
>次善の策を含めてアドバイスしてください。

結論だけ書きますが、

「CT、マイクロスコープをつかわなければよい治療はできない」は誤り。
自費でなければ最良の治療はできない」も誤り


「CT、マイクロを使ったほうが有益な場合がある」「自費のほうが良い治療を受けられる場合がある」が正解。

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回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2014-01-25 09:27:07
こんにちは、

良い医療を求めるのは、患者さんの権利ですから当然です。

ただ、保険医療であれもこれもとなり、皆が大学病院に駆け込めば本当に大学病院でないと治療困難な方に迷惑がかかります。

現に町の開業医で対処可能な患者さんまで、大学病院を受診していることが問題にもなっています。


また大学病院は学生、研修医の研鑽の場でもありますから、若い経験の浅いドクターが担当することもあります。

若い先生はラバーダム、マイクロを使用して必死に頑張ってくれるとは思いますが、はやり歯科医療(特に根管治療)は経験がものをいう部分もありますから、大学病院で若い先生が担当医になってもその辺りのことは酌んであげてください。
(最新の設備での治療を主に病院を選んでいる訳ですから)


日本の場合は保険治療がある為に、「良い医療にはお金がかかっている」という当然の原理・原則が理解出来しにくいとは思いますが、設備を確保するにはそれ相応の投資を行っていることは理解してもらいたいと思います。
(保険治療でその投資分、治療費に見返りがあるかと言えば「ない」のですから、全て歯科医院の負担になります)


実際、最先端な設備で行う歯科保険医療は、保険患者さんの赤字治療費を自費患者さんの治療費で負担して成り立っている局面もありますからね。

経営とはある部分赤が出ても、「トータルで黒字化させる」そんなものですが、大学病院の場合は、国からの何億円もの補助金を頂いて何とか経営している実情があります。

ですから、誰かがその分の負担をしてより良い医療が成立していることは知っておかれてください。


殆ど参考にならない回答になってしまいました^^;


おだいじに

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回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2014-01-25 13:36:58
CTの保険適用範囲について。

厚労省HPのH24年歯科診療報酬改定の概要の中の66/89ページ目に載っています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/h24_01-07.pdf#search='平成24年+診療報酬改定+歯科'

算定要件がイロハニハと五項目ありますので、どれかに該当すれば保険適用の可能性が出てくると思います。

これも今年の三月まで有効だと思います。
診療報酬改定があると条件が変わる可能性があります。




タイトル CT、マイクロスコープを使って保険適用の根管治療
質問者 ハイタックさん
地域 非公開
年齢 66歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
その他(保険と保険外)
マイクロスコープ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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