親知らず移植にリスクがあってもしたほうがいいか?
相談者:
かいちゃんさん (49歳:女性)
投稿日時:2014-02-04 08:51:32
ご相談させてください。
右下7番の歯根破折している歯に右上8番の親不知を移植したくて、歯科医院で見てもらいました。
レントゲンを見た限りでは移植は可能だといわれましたが、
@親不知が以前虫歯治療していてかぶせ物があり、現在も若干虫歯になっている。
A親不知の片側の歯根膜が少ない。
B年齢的に40歳以上なので成功率は下がる。
という理由で移植は可能だが失敗のリスクもあります。どうしますか?と言われています。
もともと虫歯が多く、右上も6番、7番、8番と銀のかぶせ物をしており、8番を治療してもらった時も7番の歯がダメになった時ブリッジができるからと説明された記憶があります。
それを考えると、8番の親不知を抜いてから移植できなかった(もしくは移植失敗)時やっぱり残しておいたら良かったと思ってしまうかも、とも思います。
でも、一方では右下の7番は抜歯が確定の歯だし、せっかく親不知が残っているのだからダメもとで移植してみようとも考えます。
ちなみにインプラントは考えていません。
こんな、優柔不断な私にいいアドバイスをください。
よろしくお願いします。
右下7番の歯根破折している歯に右上8番の親不知を移植したくて、歯科医院で見てもらいました。
レントゲンを見た限りでは移植は可能だといわれましたが、
@親不知が以前虫歯治療していてかぶせ物があり、現在も若干虫歯になっている。
A親不知の片側の歯根膜が少ない。
B年齢的に40歳以上なので成功率は下がる。
という理由で移植は可能だが失敗のリスクもあります。どうしますか?と言われています。
もともと虫歯が多く、右上も6番、7番、8番と銀のかぶせ物をしており、8番を治療してもらった時も7番の歯がダメになった時ブリッジができるからと説明された記憶があります。
それを考えると、8番の親不知を抜いてから移植できなかった(もしくは移植失敗)時やっぱり残しておいたら良かったと思ってしまうかも、とも思います。
でも、一方では右下の7番は抜歯が確定の歯だし、せっかく親不知が残っているのだからダメもとで移植してみようとも考えます。
ちなみにインプラントは考えていません。
こんな、優柔不断な私にいいアドバイスをください。
よろしくお願いします。
回答1
みずさわ歯科医院(千葉県鎌ヶ谷市)の水澤です。
回答日時:2014-02-04 08:55:33
>せっかく親不知が残っているのだからダメもとで移植してみようとも考えます。
とお考えなのであれば、それがよいと思いますよ。
結果として、上手くいかなくても 最善を尽くしてのものであれば納得できると思いますので。
うまくいくとよいですね。
お大事になさってください。
とお考えなのであれば、それがよいと思いますよ。
結果として、上手くいかなくても 最善を尽くしてのものであれば納得できると思いますので。
うまくいくとよいですね。
お大事になさってください。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-02-04 09:30:14
おはようございます。
右下7番の歯根破折への対応ですが、仰るような移植と接着再植があります。
インプランとは考えていないとのことなので何らかの形で歯を残したほうがいいと思います、もちろん状況にはよりますが個人的にはどちらも成功の可能性は高いと思います。
接着再植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
歯牙移植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
右下7番の歯根破折への対応ですが、仰るような移植と接着再植があります。
インプランとは考えていないとのことなので何らかの形で歯を残したほうがいいと思います、もちろん状況にはよりますが個人的にはどちらも成功の可能性は高いと思います。
接着再植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=161
歯牙移植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2014-02-04 09:46:00
かいちゃん さん、こんにちは
>8番を治療してもらった時も7番の歯がダメになった時ブリッジができるからと説明された記憶があります。
あくまで私見として受け取ってください。
私は親知らずを使ったブリッジというのは原則として行いません。
理由としては、親知らずは管理が難しく虫歯や炎症の原因になりやすいからです。
ブリッジの支台歯として使ってもあとで虫歯になってしまったらブリッジを壊さなければならないですし、もしかすると残すことも難しくなる可能性もあります。
それならダメ元でも7番へ移植してもよいのではと思います。
何かしらの治療をする限り必ずリスクは伴います。
良く考えて決断してください。
参考になれば幸いです。
>8番を治療してもらった時も7番の歯がダメになった時ブリッジができるからと説明された記憶があります。
あくまで私見として受け取ってください。
私は親知らずを使ったブリッジというのは原則として行いません。
理由としては、親知らずは管理が難しく虫歯や炎症の原因になりやすいからです。
ブリッジの支台歯として使ってもあとで虫歯になってしまったらブリッジを壊さなければならないですし、もしかすると残すことも難しくなる可能性もあります。
それならダメ元でも7番へ移植してもよいのではと思います。
何かしらの治療をする限り必ずリスクは伴います。
良く考えて決断してください。
参考になれば幸いです。
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-02-04 10:20:09
かいちゃん さん、今日は
移植治療そのものに対するリスクは
@かぶせ物があり、若干虫歯になっている。
A片側の歯根膜が少ない。
B年齢的に成功率は下がる。
という3点ですね。
かいちゃんさんご自身の将来的リスクとして、
A)移植が失敗すれば、右下7番を失ってしまう
B)左上7番が抜歯しなければならない状況になった時、8番がないためブリッジができない
という、2点と考えられます。
@とAの問題でAの問題を起こすような状況なら、もし仮に、移植をしないで、Bの状況になってしまった場合に、8番をブリッジの支台歯には使えないような気がします。
結果的にはBだけが問題になると思います。
年齢的なことで成功率が左右されるかどうかは、はっきり結論が出ていません。
実際下がるとしても、80%といわれている一般的な成功率が、年齢が上がると、60%、50%と大きく下がるかといえば、必ずしもそうではないようにも思います。
Aという状況が起こりBという状況が起こらなかった場合、移植した歯を抜歯し、結果的にに移植をしなかったと同じ状況になるわけですから、振り出しに戻って考え直すということから、移植を受けたというマイナスだけで、大きなマイナスにはならないように思います。
Bという状況が起こりAという状況が起こらなかった場合、移植しなかった場合と比べ、失う歯が上下の7番のどちらという違いだけです。
6番までの噛み合わせで終わるのか、上下どちらかの、なくした7番を作って7番まで回復するのか、何れにしても、移植をするしないに関わらず、同じような状況に思います。
これも移植をしたことによるマイナスはさほど多くないように思います。
AとBが同時に起こってしまった場合
a)6番までの噛み合わせでOK
b)7番までの噛み合わせが欲しい
aの場合は、大きな問題になりませんが、bの場合は、上下に何かを作ることになり、移植しなかった時に比べ、問題が大きくなります。
まとめてみますと、
@Aの問題はなく、Bの問題でAという状況に陥り、さらにBという状況が起こってしまい、どうしてもbを希望した場合にのみ、移植しなかった方が良かったということになりませんか。
確率的にはそんなに大きくないように思いますが、いかがでしょうか。
移植治療そのものに対するリスクは
@かぶせ物があり、若干虫歯になっている。
A片側の歯根膜が少ない。
B年齢的に成功率は下がる。
という3点ですね。
かいちゃんさんご自身の将来的リスクとして、
A)移植が失敗すれば、右下7番を失ってしまう
B)左上7番が抜歯しなければならない状況になった時、8番がないためブリッジができない
という、2点と考えられます。
@とAの問題でAの問題を起こすような状況なら、もし仮に、移植をしないで、Bの状況になってしまった場合に、8番をブリッジの支台歯には使えないような気がします。
結果的にはBだけが問題になると思います。
年齢的なことで成功率が左右されるかどうかは、はっきり結論が出ていません。
実際下がるとしても、80%といわれている一般的な成功率が、年齢が上がると、60%、50%と大きく下がるかといえば、必ずしもそうではないようにも思います。
Aという状況が起こりBという状況が起こらなかった場合、移植した歯を抜歯し、結果的にに移植をしなかったと同じ状況になるわけですから、振り出しに戻って考え直すということから、移植を受けたというマイナスだけで、大きなマイナスにはならないように思います。
Bという状況が起こりAという状況が起こらなかった場合、移植しなかった場合と比べ、失う歯が上下の7番のどちらという違いだけです。
6番までの噛み合わせで終わるのか、上下どちらかの、なくした7番を作って7番まで回復するのか、何れにしても、移植をするしないに関わらず、同じような状況に思います。
これも移植をしたことによるマイナスはさほど多くないように思います。
AとBが同時に起こってしまった場合
a)6番までの噛み合わせでOK
b)7番までの噛み合わせが欲しい
aの場合は、大きな問題になりませんが、bの場合は、上下に何かを作ることになり、移植しなかった時に比べ、問題が大きくなります。
まとめてみますと、
@Aの問題はなく、Bの問題でAという状況に陥り、さらにBという状況が起こってしまい、どうしてもbを希望した場合にのみ、移植しなかった方が良かったということになりませんか。
確率的にはそんなに大きくないように思いますが、いかがでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
かいちゃんさん
返信日時:2014-02-04 10:41:04
タイトル | 親知らず移植にリスクがあってもしたほうがいいか? |
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質問者 | かいちゃんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
親知らずの移植 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。