審美目的でジルコニアクラウン装着後の歯の根元への液体混入

相談者: star******さん (46歳:男性)
投稿日時:2014-01-31 02:49:03
頭が混乱しておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

私は審美目的、元の歯より長く見せるために(笑った時や話す時に歯が見えるようにするため)、上前歯、左3番から右3番までの6本の神経が生きている健康な歯を象牙質まで削り、ジルコニアセラミッククラウン差し歯を(本付け)装着しました。

ですので、歯を削る前も上顎の歯が下顎の歯に多少は被る形ではありましたが、今現在は上顎の歯が下顎の歯に、約5o被るかたちとなっております。

装着(本付け)したジルコニアセラミックの歯が日数が経つにつれ、歯の根元から液体が入り込むようになり、元の自身の歯がしみるようになりました。

装着時の注意事項として、フランスパン等の固い食べ物を、ジルコニアセラミッククラウンの歯で噛まない様に、とのことでした。

私自身、元々就寝時の歯ぎしりが強い体質でした。


ここでいくつかご質問させていただきます。

@ジルコニアセラミックの歯を、いくら強固なセメントで付けたと致しましても、フランスパンを噛んで壊れる、ということであれば、その行為以前に、歯ぎしりをすることにより、やがては歯の根元にヒビが入り、歯の根元辺りに飲食の際の液体が入り込んでしまうことはございませんでしょうか。

施術した医師、若しくは数人の医師に相談を致しましても、医学的に有り得ない、という回答のみを頂きました。

A就寝時に歯ぎしりをする、という時点で、素材は何にせよ、差し歯にする、という事自体が、私には適応していなかったのでしょうか。

Bもし、就寝時の歯ぎしりが原因で、ジルコニアセラミッククラウンの差し歯の根元にヒビが入るのであれば、長くしジルコニアセラミッククラウンの歯を短くすれば問題は解決するのでしょうか。

Cもし、就寝時の歯ぎしりが原因で、ジルコニアセラミッククラウンの差し歯の根元にヒビが入るのであれば、いっそのことジルコニアセラミッククラウンの歯を外し、削った歯を露出させたまま、本物の歯に見える連結のマウスピースの様なものを使用し生活をしたほうがいいのではないか、とも考えました。

差し歯にするために削った歯を露出させている事は、元の削ったっ歯にとりましては、どのような影響があるのでしょうか。

本来であれば何もしなくて良い事を、自身の見栄のためにこのように、高額な金額をかけ、健康な歯を削った事を後悔しております。


厳しいご意見でも構いません。
アドバイスを宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-01-31 08:00:34
star****** さん、おはようございます。

いくつか質問があるようですが、既に削ってしまった歯は元に戻りませんし、「ジルコニアセラミッククラウン差し歯を(本付け)装着しました」ということであれば、「削った歯を露出させたまま」というのも難しいかと思います。

「歯の根元から液体が入り込むようになり、元の自身の歯がしみるようになりました。」という表現がよく分かりませんが、しみるということに対しては、お掛かりの歯科医院で経過を診続けていただきましょう。

就寝時の歯ぎしりについては、TCHを意識した生活を送ってみませんか。

できれば是正指導をしていただける大学病院か歯科医院を受診なさることをお勧めします。

参考⇒TCH、歯列接触癖

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: star******さん
返信日時:2014-01-31 12:56:42
小林先生、お忙しいところアドバイスを下さり、有難うございます。

実は、セカンドオピニオンをしている中、1箇所のクリニックの先生が、実際差し歯被せもの歯肉の様子を観て下さった結果、明らかに差し歯の被せものと歯肉との間に、段差・隙間があり、そこから被せ物の歯や元の歯の根元あたりに液体が入り込んでしまう、ということを言われました。

差し歯というものは割りと皆様がされていると思ったのですが、自身のみがこのような現象が起こることも不可解でかなり悩んでおります。

フランスパンを噛む力で壊れる差し歯であれば、就寝中の歯ぎしりの、自身の体重の2倍の力が差し歯に加わるほうが物理的に壊れやすいのか、と思い、また、歯の根元に液体が入り込んだままでは、削った元の歯の神経まで痛めてしまうのであれば、差し歯は外し、削った歯を露出させたままの方が、元の歯を痛める事がなくて済むのではと考えた次第です。

だからといいまして、削った歯を露出させたままですと、削った歯がしみるのではないかとも考えます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-01-31 13:09:05
star****** さん、今日は

削ってしまったものは元に戻せませんので、残念なことをされましたね。


もしかすると、実際みていないので、はっきりしたことはいえませんので、前歯をのばして噛み合わせを変えたことが問題なのかもしれません。

装着したまま、ジルコニアを大きく削って調整するのでは、精密な噛み合わせを作ることが難しく、形を美しく見せることも難しいでしょう。
また、装着したままでは、研磨が難しく、ジルコニアは研磨をきちんとしないと、反対側の歯のすり減りが大きくなってしまいます。


私の個人的な一番のお勧めは、歯周病の治療がきちんとできて、正しい予防指導ができ、精密な補綴治療をしていただける先生のところで、ジルコニアをすべて外し、メタルボンドで、できるだけもとの形に戻して歯を作っていただくことが良いのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: star******さん
返信日時:2014-01-31 22:47:31
小牧 先生

誠に誠実なアドバイスを下さいまして有難うございます。

やはり、歯を長くすると歯ぎしりによる負担が大きいでしょうか。

ジルコニアセラミッククラウンを付けるために1年医院に通い、その間に2度のクラウンの装着、仮歯での様子見を幾度も繰り返しましたが、歯の根元辺りに液体が入り込む症状が治りませんでした。

歯を短くすればこの問題は解決するのでしょうか。
勿論転院をして治す予定です。

また、メタルボンドの方が良い、というのは、歯ぎしりの力に対しての強度が強いということでしょうか。

本当に愚かな事をしてしまい反省しております。

どうぞ、宜しくお願い致します。



タイトル 審美目的でジルコニアクラウン装着後の歯の根元への液体混入
質問者 star******さん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)のトラブル
審美歯科治療(人工の歯)
審美歯科に関するトラブル
歯軋り(歯ぎしり)
ジルコニアクラウン
クラウン(被せ)の違和感・不快感
回答者




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