歯のホワイトニングのポリリン酸について

相談者: 康さん (55歳:男性)
投稿日時:2014-02-06 20:44:24
ポリリン酸を使用してホワイトニングをすると、レジンまで色が抜けて透明になる。

また、後戻りがなく施術後すぐにステインのつきやすいものを食べても大丈夫。
知覚過敏にもならないです。


以上のことをポリリン酸を開発した人が言っていましたが本当でしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-02-06 23:09:31
康さん、こんばんは。

ポリリン酸のホワイトニングには何種類かあります。

ポリリン酸単体のホワイトニングは、その作用機序が通常のホワイトニングとは異なり、歯の表面の着色を落として白くするため、歯自体は白くなりません。

そのため後戻り(というよりは再着色)は再度ステインが付くまでの間はありません。
直後にステインが付くわけではありませんので、施術後すぐにステインの付きやすいものを食べても大丈夫です(ポリリン酸で一時的に色素が付きにくくなるという報告はあります)。



一般のホワイトニングの効果は歯の内部まで及ぶために知覚過敏が起こりますが、ポリリン酸ホワイトニングは歯の表面のみの効果のため、知覚過敏は起こりません。

ただ歯科医院で行っているポリリン酸ホワイトニングの中には、ポリリン酸に過酸化水素を加える方法があります。
この方法ですと加える過酸化水素の量によって、歯自体を白くすることができますが、知覚過敏が出たり、後戻りも通常のホワイトニングと同様に起こります。


ポリリン酸でレジン自体の色が抜けることは考えにくいと思います。
おそらくレジンの表面の着色が落とせる、という意味だと思います。




タイトル 歯のホワイトニングのポリリン酸について
質問者 康さん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ホワイトニング治療法
回答者




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