詰め物治療後、対合歯を高さ調整で削ったら噛み合わせが不調(海外)
相談者:
uemameさん (40歳:男性)
投稿日時:2014-02-19 09:49:14
こんにちは。
約1か月前に、右上6番をインレーにしたのですが、その際、かみ合わせの調整で、右下の6番を削りました。
右下の6番は前に治療がしてある歯で、レジンで詰めてありましたが、まず真ん中のレジンの部分を少し深く削って、更に噛み合わせたときに当たる、咬頭も削りました。
咬頭は1ミリ以上は削っていると思います。
歯科医師としては、右上6番が結構大きいインレーなので、かみ合わせの負担を減らしたかったのでしょうが、右下6番が削りすぎで低くなってしまい、噛み合わせが少し深くなりました。
症状としては、左側の奥歯(どの歯かわかりません)が、強く当たるようになって、痛みも出てきました。
たまに鈍痛がして、寝るときなど歯をかみ合わさないような状態でも、じんわりと痛い感じがします。
痛みは我慢できない痛みではありませんが、噛み合わせの不快感があります。
それから、前歯も少し、下の歯が上の歯に強く当たるようになりました。
少し様子を見たら、収まるか(歯が自己調節で動いて、適当な位置にずれる)と思って、1か月様子を見てましたが、このまま放っておいてよいものか心配です。
治療するとしたら、強く当たる歯を少し削る。
それか、右下6番を、詰め直し、またはアンレーにして咬頭を高くして、高さを戻すかどっちかになりますか?
海外在住で、こちらの歯医者にも相談しようと思いますが、先生方はどう思われますか?
約1か月前に、右上6番をインレーにしたのですが、その際、かみ合わせの調整で、右下の6番を削りました。
右下の6番は前に治療がしてある歯で、レジンで詰めてありましたが、まず真ん中のレジンの部分を少し深く削って、更に噛み合わせたときに当たる、咬頭も削りました。
咬頭は1ミリ以上は削っていると思います。
歯科医師としては、右上6番が結構大きいインレーなので、かみ合わせの負担を減らしたかったのでしょうが、右下6番が削りすぎで低くなってしまい、噛み合わせが少し深くなりました。
症状としては、左側の奥歯(どの歯かわかりません)が、強く当たるようになって、痛みも出てきました。
たまに鈍痛がして、寝るときなど歯をかみ合わさないような状態でも、じんわりと痛い感じがします。
痛みは我慢できない痛みではありませんが、噛み合わせの不快感があります。
それから、前歯も少し、下の歯が上の歯に強く当たるようになりました。
少し様子を見たら、収まるか(歯が自己調節で動いて、適当な位置にずれる)と思って、1か月様子を見てましたが、このまま放っておいてよいものか心配です。
治療するとしたら、強く当たる歯を少し削る。
それか、右下6番を、詰め直し、またはアンレーにして咬頭を高くして、高さを戻すかどっちかになりますか?
海外在住で、こちらの歯医者にも相談しようと思いますが、先生方はどう思われますか?
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-02-19 10:03:03
uemame さん、こんにちは。
>強く当たる歯を少し削る。
>それか、右下6番を、詰め直し、またはアンレーにして咬頭を高くして、高さを戻すかどっちかになりますか?
不可逆的なことを更に繰り返すことよりも、差し当たり、TCHを意識した生活を送ってみませんか。
症状が消退するかもしれません。
もちろん、ご自身で判断することなく、経過については、診続けていただいてくださいね。
⇒参考:TCH・歯列接触癖
>強く当たる歯を少し削る。
>それか、右下6番を、詰め直し、またはアンレーにして咬頭を高くして、高さを戻すかどっちかになりますか?
不可逆的なことを更に繰り返すことよりも、差し当たり、TCHを意識した生活を送ってみませんか。
症状が消退するかもしれません。
もちろん、ご自身で判断することなく、経過については、診続けていただいてくださいね。
⇒参考:TCH・歯列接触癖
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-02-19 10:20:14
ご相談ありがとうございます。
何本健康な歯が噛んでいる状態かなど、お口の状況が分かりませんから一般的に説明します。
まずポリシーとしての治療方針が二通りあります。
1.病気の後始末の方針。いつも削る繰り返しマイナスする治療
2.健康を目指す方針。マイナスを最小限に、かつ繰り返さない治療
1.であれば、右下6番の次は右下を削った延長で、今度は左と前歯を削ると言われるかもしれません。
あるいは、お考えのように順応、と言えば言葉がきれいですが、他の歯並びが変わって行くに任せる方法もあります。
そのデメリットとして前歯は出っ歯の方向に動いたり前歯に隙間ができるか、歯がぐらぐらになるか、異常に削れたり、神経が死んだりするリスクが考えられます。
あたりが強くなったところは、当然自然に削れていきます。
これも治療で削るか、自然に削れるのを待つか、どちらの同じマイナスの解決方法と言えなくもありません。
2.であれば、初めから右下を削らない方針で右上を治療するはずですから、今からはつじつまが合わなくなる可能性もあります。
また1ミリは削った量ととしては小さくありませんが、その分を足して補おうとするととても薄くて治療しづらい不十分な量です。
まずご自身で一度方針について考えてみても良いかもしれません。
何本健康な歯が噛んでいる状態かなど、お口の状況が分かりませんから一般的に説明します。
まずポリシーとしての治療方針が二通りあります。
1.病気の後始末の方針。いつも削る繰り返しマイナスする治療
2.健康を目指す方針。マイナスを最小限に、かつ繰り返さない治療
1.であれば、右下6番の次は右下を削った延長で、今度は左と前歯を削ると言われるかもしれません。
あるいは、お考えのように順応、と言えば言葉がきれいですが、他の歯並びが変わって行くに任せる方法もあります。
そのデメリットとして前歯は出っ歯の方向に動いたり前歯に隙間ができるか、歯がぐらぐらになるか、異常に削れたり、神経が死んだりするリスクが考えられます。
あたりが強くなったところは、当然自然に削れていきます。
これも治療で削るか、自然に削れるのを待つか、どちらの同じマイナスの解決方法と言えなくもありません。
2.であれば、初めから右下を削らない方針で右上を治療するはずですから、今からはつじつまが合わなくなる可能性もあります。
また1ミリは削った量ととしては小さくありませんが、その分を足して補おうとするととても薄くて治療しづらい不十分な量です。
まずご自身で一度方針について考えてみても良いかもしれません。
回答3
南平台デンタルクリニック(渋谷区南平台町)の松浦です。
回答日時:2014-02-19 10:30:21
削合してしまった歯はもどりません。
ただ、さがら先生のお書きになられているように、下の歯の1ミリの分を回復するのに、より削って何か補綴するのは本末転倒になると思います。
今回いれたインレーを再製し、左が強く当たらない高さで調整しなおししていただいたら如何でしょう。
その時一度仮着で様子を見られたら良いとおもいます。
お大事に。
ただ、さがら先生のお書きになられているように、下の歯の1ミリの分を回復するのに、より削って何か補綴するのは本末転倒になると思います。
今回いれたインレーを再製し、左が強く当たらない高さで調整しなおししていただいたら如何でしょう。
その時一度仮着で様子を見られたら良いとおもいます。
お大事に。
相談者からの返信
相談者:
uemameさん
返信日時:2014-02-19 17:03:03
小林先生、さがら先生、松浦先生。
早速のアドヴァイスありがとうございます。
治療後気になり、ネットでいろいろ調べましたが、TCHの事は知りませんでした。
早速実行してみたら、だいぶ楽になりました。
治療後、おかしいなと思いガチガチ、スリスリやってましたから、そりゃ、歯が痛くなるのも当然ですね。
しばらく、これで様子を見てみます。
しかし、歯はだんだんと削れてくるものなんですね。
普段から接触させない、(無駄に使わない)ことが大切であると分かりました。
一人で悩まずに、思い切って相談して良かったです。
削った歯は元に戻りませんから、ポジティブに行こうと思います。
大変ありがとうございました。
早速のアドヴァイスありがとうございます。
治療後気になり、ネットでいろいろ調べましたが、TCHの事は知りませんでした。
早速実行してみたら、だいぶ楽になりました。
治療後、おかしいなと思いガチガチ、スリスリやってましたから、そりゃ、歯が痛くなるのも当然ですね。
しばらく、これで様子を見てみます。
しかし、歯はだんだんと削れてくるものなんですね。
普段から接触させない、(無駄に使わない)ことが大切であると分かりました。
一人で悩まずに、思い切って相談して良かったです。
削った歯は元に戻りませんから、ポジティブに行こうと思います。
大変ありがとうございました。
タイトル | 詰め物治療後、対合歯を高さ調整で削ったら噛み合わせが不調(海外) |
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質問者 | uemameさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
詰め物、インレーのトラブル 噛み合わせに関するトラブル 海外その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。