7番の修復に保険適用でレジンは可能?銀との強度の違いは?

相談者: 小林ななこさん (33歳:女性)
投稿日時:2014-02-25 12:45:51
こんにちわ。
歯科治療でわからない点があり相談させてください。

(1)下7番(第2大臼歯)に白い詰め物インレー)/かぶせ物クラウン)は、保険範囲内で可能でしょうか?

もし、インレーでその大きさによって異なる場合、詳しくお聞かせいただきたいです。


今までの治療経験で、削る大きさが小さい場合、削って、CRを詰めて、その日に終わることが多かったのですが、削るサイズが大きくなると、型をとって部分的な詰め物になると思います。

真上から見て、歯全体に対して1/3くらいの面積で、深さもわりとあった場合、どういった詰め物(素材)が可能ですか?



(2)銀のインレー/クラウンにした場合との強度の違い。
仮に保険内の白の詰め物(インレー)をした場合、銀と比較すると強度はどの程度弱いでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-02-25 13:34:42
>真上から見て、歯全体に対して1/3くらいの面積で、深さもわりとあった場合、どういった詰め物(素材)が可能ですか?

1級か2級かによって変わってきますが、1級ならコンポジットレジン(CR)2級ならメタルインレーというのが一般的ではないでしょうか。



銀のインレー/クラウンにした場合との強度の違い。

インレーにするかクラウンにするかは強度の違いで選択するわけではありません。



>仮に保険内の白の詰め物(インレー)をした場合、銀と比較すると強度はどの程度弱いでしょうか?

白い詰め物はCRだと思いますが、強度は銀のほうが高いですが、強度が高ければ良いと言うものではありません。

個人的には保険の金銀パラジウム合金は硬すぎるように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 小林ななこさん
返信日時:2014-03-03 17:42:27
お返事くださりどうもありがとうございます。

> >真上から見て、歯全体に対して1/3くらいの面積で、深さもわりとあった場合、どういった詰め物(素材)が可能ですか?

> 1級か2級かによって変わってきますが、1級ならコンポジットレジン(CR)2級ならメタルインレーというのが一般的ではないでしょうか。

1級と2級の区別は具体的にどういったことになりますか?


> >銀のインレー/クラウンにした場合との強度の違い。
インレーにするかクラウンにするかは強度の違いで選択するわけではありません。

わかりづらく申し訳ありません。
インレーで白い詰め物と銀にした場合の強度の比較、クラウンで白い詰め物と銀にした場合の強度の比較、というつもりでした。



> >仮に保険内の白の詰め物(インレー)をした場合、銀と比較すると強度はどの程度弱いでしょうか?

>白い詰め物はCRだと思いますが、強度は銀のほうが高いですが、強度が高ければ良いと言うものではありません。
> 個人的には保険の金銀パラジウム合金は硬すぎるように思います。

なるほど、硬すぎてもいけないことがあるんですね。
歯肉や残っている元々の歯を傷つけたりといったことでしょうか?

また、逆に白だと強度が弱く、噛む力に絶えられず亀裂が入る可能性が高いといったこともありますか?
奥歯の場合は噛む力は相当強そうなので)

10年以上前は、本当に軽い虫歯以外は銀になることが多かったですが、(前歯は治療したことないのでわからないですが)ここ5年くらいでしょうか、白い詰め物になることが多くなりました。

ただ、先生によって、見解が違う場合があるようで混乱しています。
(例えば、別の歯科医院で過去にしていただいたところを、ここは通常は銀だと指摘を受けたりとか…逆はあまりないですが)

素人にもわかりやすい指針などはありますか?
また県や、病院(先生の出身大学?/病院の種類や規模?)によって治療の方針や傾向が異なるといったことはあるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-03 22:06:56
>1級と2級の区別は具体的にどういったことになりますか?

歯の手前あるいは後ろの歯との間までむし歯になった状態あるいは削り方を2級といい、咬合面と呼ばれるかみ合わせする面に限定した虫歯あるいは削り方を1級と呼ぶと思います。

インレーで白い詰め物と銀にした場合の強度の比較、

保険の白い詰め物ならば銀の方が強度があります。
保険外セラミック系だと微妙だと思います。
セラミック系にはいろんな種類がありますので。


クラウンで白い詰め物と銀にした場合の強度の比較

保険で白いクラウンはできませんしセラミックならば同上だと思います。


歯肉や残っている元々の歯を傷つけたりといったことでしょうか?

普通に作れば歯肉は関係なくかみ合うであろう上の7番に対してどうかという意味だと思います。


>素人にもわかりやすい指針などはありますか?
>また県や、病院(先生の出身大学?/病院の種類や規模?)によって治療の方針や傾向が異なるといったことはあるのでしょうか?

個人差、経営方針の違い、卒後研修の違い、どちらで失敗したかなど様々だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 小林ななこさん
返信日時:2014-03-04 18:50:30
どうもありがとうございました。

> 歯の手前あるいは後ろの歯との間までむし歯になった状態あるい は削り方を2級といい、

昨年、2級で保険内の白い詰め物をするという治療を受けました。
特に白がいいと希望したわけではないです。
つけた直後は問題なかったのですが、1ヵ月後に、熱いものが異常にしみるようになりました。

すぐに同じ先生のもとにいったのですが、知覚過敏の治療が数回ほどこされ、治るどころか中で悪くなっている感覚です。
それでも知覚過敏の治療を続ける話しかなかったので、さすがにと思い、他の病院にいったところ、抜随処置となりました。

あの時、あつい飲み物をふくむと、数秒してから激痛が走るという状況で、タイムラグがあり、個人的感覚では、詰め物に亀裂がはいったような感覚に思っていました。

白のインレーは強度が弱いのであれば、可能性はゼロではないでしょうか?または、天然歯との接着面に隙間が出来たとか…



色々と見解が違うということもあるようですが、一般に「2級の場合はメタルインレー」とのことですし、銀が安全なようですね。

こちらから特に確認しなかったのがいけなかったのかもしれませんが、患者としては知識がないので、なかなか気がまわりません。

現在は、抜随処置も落ち着き、問題ないですが、あの時、あの病院にいかなければメタルインレーで処置いただいて、もしかしたら、抜随処置を受けずにすんだかもしれない、または、(抜随処置をしたいわけではないですが)初めから抜随処置するだけで済んだのかも…と色々考えてしまいます。

上述の考えや今後の治療の受け方などで、何かアドバイス等がありましたら、何卒お願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-04 18:58:03
個人的な意見ですが、有髄歯を削れば多かれ少なかれ歯髄はダメージを受けます。

ダメージからの回復に関しては修復方法とはあまり関係ないと思います(削る量からするとインレーよりCRの方が少ないのでダメージは少ないかもです)

今回は運悪く抜髄になりましたがインレーにしていても結果は変わらなかったように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 小林ななこさん
返信日時:2014-03-05 12:57:59
どうもありがとうございました。

> 今回は運悪く抜髄になりましたがインレーにしていても結果は変わらなかったように思います。

そうですか。
わかりました。

今までの治療で1ヶ月しか持たないといった経験はなかったので
とても不思議に思えたのです。

その時、先生に伺ったのですが、抜髄するかしないかの瀬戸際の状態ということでもなかったらしいです…

ちなみに抜髄をしない方針の先生というのはいらっしゃるのでしょうか?歯髄炎症を起したら仕方ないものだと思っていたのですが内服薬だけで治ることもあるのでしょうか??

> 削る量からするとインレーよりCRの方が少ないのでダメージは少ないかもです

条件が異なるのかもしれませんが、銀より白の方が削る量が多いと以前、伺ったことがありました。ケースバイケースということでしょうか。
回答 回答4
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-05 16:04:10
歯髄炎症を起したら仕方ないものだと思っていたのですが内服薬だけで治ることもあるのでしょうか??

歯髄が炎症を起こした場合は歯髄腔と云う閉鎖空間で腫れようとしますが腫れる事は出来ず内圧が上がります。

この内圧が根尖から入ってくる動脈圧より高くなってしまった場合は歯髄に対する血流が止まります。

血液が流れなくなった組織は必ず壊死し、いずれは感染をして壊疽になります。

この原理(壊死までの原理)は外傷によって脳が腫れ脳圧が亢進して脳死になる原理と同じです。



>条件が異なるのかもしれませんが、銀より白の方が削る量が多いと以前、伺ったことがありました。ケースバイケースということでしょうか。

これは金属冠に対するセラミック等の審美目的の補綴物の事ですね。

CRとは違います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 小林ななこさん
返信日時:2014-03-06 12:57:45
歯髄炎症を起こした場合は歯髄腔と云う閉鎖空間で 腫れようとしますが腫れる事は出来ず内圧が上がります。

>この内圧が根尖から入ってくる動脈圧より高くなって しまった場合は歯髄に対する血流が止まります。

> 血液が流れなくなった組織は必ず壊死し、 いずれは感染をして壊疽になります。

ということは、歯髄が死ぬ前に抜髄するのがよく内服薬で解消されるような問題ではないということでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-03-10 20:21:24
小林ななこ さん、催促ありがとうございます。

歯髄が死ぬ前に抜髄するのがよく内服薬で解消されるような問題ではないということでしょうか?

貴見の通りで構わないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 小林ななこさん
返信日時:2014-03-14 18:56:25
回答くださりありがとうございました。

全体を通して考えると、診療時のことを全てお伝えできているわけでもないですし、これだけで判断できることではないとは思いますが、初めに診ていただいた先生の診療には疑問が残ります。

場所/時間など通いやすかったのですが、やはり大切な体のことですし、2回目にみていただいた先生の方が、自分にとって信頼できるので、これからもずっとお世話になろうと思いました。


思えば、生涯1箇所でみていただいてればあまり疑問に思わなかったのかもしれませんが勤務地の関係などで複数の先生に診ていただくようになって色々な見解の違いに不安に思うことがでてきてしまいました。

ある程度は患者側にも知識が必要なのかもしれません。
可能な限り勉強しようと思いました。

またお世話になることがありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

この度は色々とどうもありがとうございました。



タイトル 7番の修復に保険適用でレジンは可能?銀との強度の違いは?
質問者 小林ななこさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーの治療費・費用
詰め物、インレーその他
保険のクラウン(奥歯:銀歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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