麻酔をしても歯科治療が痛い。根性がなく治療中に甘えが出てしまいます
相談者:
keipon11さん (20歳:男性)
投稿日時:2014-03-14 16:34:38
はじめまして
質問をみていただきありがとうございます。
昔から臆病で、歯医者は苦手でした。
それでも、麻酔注射さえ耐えればあとの音などの不快感は根性や精神力で乗り越えられる
と思っていましたし、事実これまでそうでした。
しかし、詰め物の裏から今までではじめて神経まで到達した虫歯が6月にできてしまい、主治医は治療をしようとしてくれました。
そして麻酔注射をして神経を取り除こうとしましたが、そこで激痛が走りました。
下の奥歯ということで、炎症もあり麻酔が効きづらいと言われていましたが、麻酔をしても痛いのはショックでした。
それから麻酔の量を増やしたり、cpという特殊な麻酔を使っても
痛みは消えませんでした。
私のあまりの痛がりぶりに、主治医も呆れたようで、
「そもそも歯医者は痛いものだろ!
少しの痛み位何故頑張れないの?」
と怒鳴られてしまいました。
家族にも多少痛くても我慢しろ。
神経くらいで大げさだと言われています。
そこで最終的には若さに期待して、神経を活かす薬を投与し経過観察になりましたが、麻酔をしても痛いことから歯医者に足が遠のき、つい最近、さすがにまずいだろうと思って違う歯医者を訪ねました。
そこで前の歯医者での措置を説明すると、どうやら6月と同じような状況で、やはり抜髄が適切でしょうと言われました。
状況は悪化はしていないようで、ホッとしましたが、結局は神経を抜く痛みに耐えないといけません。
これまでにほかにそれなりに痛い経験はしましたが、歯の治療中の痛みの耐え方や気の紛らわせ方がわかりません。
先の激痛のせいで削っている時など痛くないときもいつ痛み出すかと冷や汗ものです。
もう二十歳で大人、それも男なのに自分で情けないです。
歯医者恐怖症というものでは確実にないと思いますし……
歯科医の方、何か耐えるコツなどがありましたらご教授いただけるとありがたいです。
長文、失礼しました。
質問をみていただきありがとうございます。
昔から臆病で、歯医者は苦手でした。
それでも、麻酔注射さえ耐えればあとの音などの不快感は根性や精神力で乗り越えられる
と思っていましたし、事実これまでそうでした。
しかし、詰め物の裏から今までではじめて神経まで到達した虫歯が6月にできてしまい、主治医は治療をしようとしてくれました。
そして麻酔注射をして神経を取り除こうとしましたが、そこで激痛が走りました。
下の奥歯ということで、炎症もあり麻酔が効きづらいと言われていましたが、麻酔をしても痛いのはショックでした。
それから麻酔の量を増やしたり、cpという特殊な麻酔を使っても
痛みは消えませんでした。
私のあまりの痛がりぶりに、主治医も呆れたようで、
「そもそも歯医者は痛いものだろ!
少しの痛み位何故頑張れないの?」
と怒鳴られてしまいました。
家族にも多少痛くても我慢しろ。
神経くらいで大げさだと言われています。
そこで最終的には若さに期待して、神経を活かす薬を投与し経過観察になりましたが、麻酔をしても痛いことから歯医者に足が遠のき、つい最近、さすがにまずいだろうと思って違う歯医者を訪ねました。
そこで前の歯医者での措置を説明すると、どうやら6月と同じような状況で、やはり抜髄が適切でしょうと言われました。
状況は悪化はしていないようで、ホッとしましたが、結局は神経を抜く痛みに耐えないといけません。
これまでにほかにそれなりに痛い経験はしましたが、歯の治療中の痛みの耐え方や気の紛らわせ方がわかりません。
先の激痛のせいで削っている時など痛くないときもいつ痛み出すかと冷や汗ものです。
もう二十歳で大人、それも男なのに自分で情けないです。
歯医者恐怖症というものでは確実にないと思いますし……
歯科医の方、何か耐えるコツなどがありましたらご教授いただけるとありがたいです。
長文、失礼しました。
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-03-14 17:10:30
何処の部位の虫歯の治療でしょう?
下顎の大臼歯部とかですか?
その場合、通常の浸潤麻酔では奏功しづらいもので、もっと大元の神経を麻酔する伝達麻酔、という手段と併用することが推奨されます。
ところが、意外な程伝達麻酔は、使われる先生が数少なく、それで虫歯の治療は痛いもの、という一時代昔の概念がまだまだ根強く蔓延っているようです。
今回の件に関しては、そこの問題が解決出来れば、ほぼ無痛で治療を受けられる期待が高い、と私は思います。
痛いのは耐えられないのが当たり前です。
我慢させ、無理に治療した方が治癒が遅くなる、と言う報告もちゃんと出ています。
だからこそ、キチンと麻酔を効かせ、痛ませずに治療をすることが、我々の側での責任でもある、と私は考えます。
個人的考えですが、痛いのを我慢する必要はない、と思います。
但し、炎症の強い部位への麻酔は麻酔自体が時に辛いこともあるので、その時だけは頑張っていただかないといけないこともありますが。
それでも、麻酔がちゃんと効けば、治療行為への痛みは無い筈ですから、麻酔が効いてないことはちゃんと伝えるべき、と思います。
耐えるコツとかは、治った後の明るい未来を必死に念じる、とかでしょうか。
どうしても人は弱いもので、目の前の嫌なことからは逃げようとする、目の前の快楽の方に走るもの、です。
それを乗り越えるには、そのままだともっと大変なことになる、ここで頑張れば明るい未来が待っている、と信じることだと思います。
頑張って下さい。
下顎の大臼歯部とかですか?
その場合、通常の浸潤麻酔では奏功しづらいもので、もっと大元の神経を麻酔する伝達麻酔、という手段と併用することが推奨されます。
ところが、意外な程伝達麻酔は、使われる先生が数少なく、それで虫歯の治療は痛いもの、という一時代昔の概念がまだまだ根強く蔓延っているようです。
今回の件に関しては、そこの問題が解決出来れば、ほぼ無痛で治療を受けられる期待が高い、と私は思います。
痛いのは耐えられないのが当たり前です。
我慢させ、無理に治療した方が治癒が遅くなる、と言う報告もちゃんと出ています。
だからこそ、キチンと麻酔を効かせ、痛ませずに治療をすることが、我々の側での責任でもある、と私は考えます。
個人的考えですが、痛いのを我慢する必要はない、と思います。
但し、炎症の強い部位への麻酔は麻酔自体が時に辛いこともあるので、その時だけは頑張っていただかないといけないこともありますが。
それでも、麻酔がちゃんと効けば、治療行為への痛みは無い筈ですから、麻酔が効いてないことはちゃんと伝えるべき、と思います。
耐えるコツとかは、治った後の明るい未来を必死に念じる、とかでしょうか。
どうしても人は弱いもので、目の前の嫌なことからは逃げようとする、目の前の快楽の方に走るもの、です。
それを乗り越えるには、そのままだともっと大変なことになる、ここで頑張れば明るい未来が待っている、と信じることだと思います。
頑張って下さい。
回答2
山田歯科医院(渋谷区幡ヶ谷)の山田です。
回答日時:2014-03-14 18:34:35
keipon11 さん、辛い思いをしましたね。
残念な歯科医に当たったようですね。
松元先生がお答えしたように、下の奥歯は通常の浸潤麻酔では効かないことが多いと思います。
実は難しいんです。
多くの先生が敬遠するのは、下歯槽神経麻痺といって下あごの神経に針が触れて起こるしびれを経験したり、怖がってしたがらないのです。
この麻酔法は麻痺を起さない注射の仕方があって、それを習得した歯科医師ならば上手にできると思いますよ。
麻酔も痛くなくすることはできます。
歯科医もいろいろな考えがあって、上手に治療ができれば患者が痛かろうと大変だろうと関係ないという先生もいれば、治療もさることながら、患者の過去の治療体験を事前に聴いて痛い思いをさせないように配慮してくれる歯科医もいます。
そういう歯科医に出会うことはなかなか難しいかもしれませんが、そんな歯科医もいることを知っていて頂ければと思います。
歯医者は決して嫌なところではありません。
行きたくないところにしない努力をしているかどうか?
その違いだと思います。
歯科治療に根性などいりません。
こんなことで歯科恐怖症にしてしまうのは申し訳ないことです。
ご自分の心内をお話しできる歯科医にめぐり会えることを願ってやみません。
残念な歯科医に当たったようですね。
松元先生がお答えしたように、下の奥歯は通常の浸潤麻酔では効かないことが多いと思います。
実は難しいんです。
多くの先生が敬遠するのは、下歯槽神経麻痺といって下あごの神経に針が触れて起こるしびれを経験したり、怖がってしたがらないのです。
この麻酔法は麻痺を起さない注射の仕方があって、それを習得した歯科医師ならば上手にできると思いますよ。
麻酔も痛くなくすることはできます。
歯科医もいろいろな考えがあって、上手に治療ができれば患者が痛かろうと大変だろうと関係ないという先生もいれば、治療もさることながら、患者の過去の治療体験を事前に聴いて痛い思いをさせないように配慮してくれる歯科医もいます。
そういう歯科医に出会うことはなかなか難しいかもしれませんが、そんな歯科医もいることを知っていて頂ければと思います。
歯医者は決して嫌なところではありません。
行きたくないところにしない努力をしているかどうか?
その違いだと思います。
歯科治療に根性などいりません。
こんなことで歯科恐怖症にしてしまうのは申し訳ないことです。
ご自分の心内をお話しできる歯科医にめぐり会えることを願ってやみません。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-03-15 09:00:02
伝達麻酔は使用していなかったという前提で回答されている先生がおられるようですが、そうであったかわからない状況で前医を安易に非難されるのはいかがなものでしょうか。
伝達麻酔を行ってもあまり麻酔が効かない症例を時々経験します。
個人的な感覚では0.1%未満ですが、0ではありません。
もちろん麻酔の上手下手はありますので、歯科医院によって状況は異なりますが、そういった麻酔が非常に効きづらい人の場合は、やはり「根性で我慢する」かもしくは全身麻酔で行うといった選択になるかと思います。
伝達麻酔を行ってもあまり麻酔が効かない症例を時々経験します。
個人的な感覚では0.1%未満ですが、0ではありません。
もちろん麻酔の上手下手はありますので、歯科医院によって状況は異なりますが、そういった麻酔が非常に効きづらい人の場合は、やはり「根性で我慢する」かもしくは全身麻酔で行うといった選択になるかと思います。
相談者からの返信
相談者:
keipon11さん
返信日時:2014-03-15 16:06:44
先生方、回答ありがとうございます。
伝達麻酔を教えてくださったことをきっかけに、いろんな麻酔が歯科治療に用いられていることを知りました。
最終的には治療完了するだろうという希望も見え、少し気が楽になりました。
感謝致します。
また、他サイトでですが、こういった患者の負担や痛みを和らげる治療行為が保険点数上、ほとんどボランティアに近いという記載も見受けられ、前回の主治医様及び歯科医の皆様には頭が上がらない、そう言った心境です。
非常に恐縮ですが、3点ほど疑問や悩みがあります。
・前主治医様にはcp(聞き間違いかも)といった麻酔もしてもらいましたが、その時口内の舌を含む左半分が痺れていました。
これは伝達麻酔でしょうか?
・進級による大学のキャンパス変更により、同県内とはいえ、20km離れたところに4月に引越し致します。
神経までいってるので、短期の治療は望めないでしょうが、治療途中での転院などは可能なんでしょうか?
本当はもっと早く治療開始したかったのですが、予約や大学の再試験の関係上今まで通えませんでした。
・麻酔の効き具合というのは、100か0なんでしょうか?
効きにくいとはいえ、100の痛みが80、50、20へと和らいでいるものなのでしょうか?
追加の質問で申し訳ないです。
もしよろしければ回答お願いします。
伝達麻酔を教えてくださったことをきっかけに、いろんな麻酔が歯科治療に用いられていることを知りました。
最終的には治療完了するだろうという希望も見え、少し気が楽になりました。
感謝致します。
また、他サイトでですが、こういった患者の負担や痛みを和らげる治療行為が保険点数上、ほとんどボランティアに近いという記載も見受けられ、前回の主治医様及び歯科医の皆様には頭が上がらない、そう言った心境です。
非常に恐縮ですが、3点ほど疑問や悩みがあります。
・前主治医様にはcp(聞き間違いかも)といった麻酔もしてもらいましたが、その時口内の舌を含む左半分が痺れていました。
これは伝達麻酔でしょうか?
・進級による大学のキャンパス変更により、同県内とはいえ、20km離れたところに4月に引越し致します。
神経までいってるので、短期の治療は望めないでしょうが、治療途中での転院などは可能なんでしょうか?
本当はもっと早く治療開始したかったのですが、予約や大学の再試験の関係上今まで通えませんでした。
・麻酔の効き具合というのは、100か0なんでしょうか?
効きにくいとはいえ、100の痛みが80、50、20へと和らいでいるものなのでしょうか?
追加の質問で申し訳ないです。
もしよろしければ回答お願いします。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-03-15 18:30:51
>これは伝達麻酔でしょうか?
おそらく。
>治療途中での転院などは可能なんでしょうか?
可能です。
>麻酔の効き具合というのは、100か0なんでしょうか?
>効きにくいとはいえ、100の痛みが80、50、20へと和らいでいるものなのでしょうか?
痛みを全く感じないようにするのは困難な場合はありますが、ある程度痛みを弱くすることは可能です。
また、麻酔以外にも静脈内鎮静法あるいは笑気吸入鎮静法を併用することでも、痛みを弱くできる可能性があります。
最悪、(アバウトな目安ですが)50くらいまで弱めて削る痛みを我慢してもらい、露髄までこぎつければ、その後は髄腔内麻酔という”山”を超えさえすれば、ほぼすべての人において、痛み0に近いところまでは持って行けるはずです。
おそらく。
>治療途中での転院などは可能なんでしょうか?
可能です。
>麻酔の効き具合というのは、100か0なんでしょうか?
>効きにくいとはいえ、100の痛みが80、50、20へと和らいでいるものなのでしょうか?
痛みを全く感じないようにするのは困難な場合はありますが、ある程度痛みを弱くすることは可能です。
また、麻酔以外にも静脈内鎮静法あるいは笑気吸入鎮静法を併用することでも、痛みを弱くできる可能性があります。
最悪、(アバウトな目安ですが)50くらいまで弱めて削る痛みを我慢してもらい、露髄までこぎつければ、その後は髄腔内麻酔という”山”を超えさえすれば、ほぼすべての人において、痛み0に近いところまでは持って行けるはずです。
タイトル | 麻酔をしても歯科治療が痛い。根性がなく治療中に甘えが出てしまいます |
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質問者 | keipon11さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療中の痛み 歯科治療中の歯の痛み 麻酔が効かない・効きにくい |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。