神経が虫歯菌に侵されていない奥歯後方側面の治療方法
相談者:
D.J.さん (32歳:女性)
投稿日時:2014-03-23 11:49:42
初めまして、D.J.と申します。
お世話になります。
先日、下顎の親知らず(8番)の抜歯のためにレントゲンを撮って頂いたところ第二大臼歯(7番)と親知らずの間に虫歯があることが分かりました。
親知らずはほぼ真横に生えていて、親知らずの頭が第二大臼歯の後方側面に接していて、その側面の接点部分が虫歯になっている状態です。
幸い、第二大臼歯の神経に虫歯菌は到達しておらず、痛みも全く無い状態です。
そこで、ご相談なのですが、この状態で第二大臼歯の神経を残しつつ虫歯の治療を行って頂くことは可能でしょうか。
現在お世話になっている医院では、まず先に親知らずを抜いてから第二大臼歯の治療方法を決定するというお話になっています。
ただ、第二大臼歯の後方側面の虫歯の治療は難しいとも伺っており、選択肢として現状は次の2つをご提示頂いています:
1.根菅治療により神経を抜いて内側から虫歯菌を滅菌する
2.虫歯菌が神経に到達するまでは治療せず虫歯菌の侵食を抑える努力をする(徹底した歯磨き等により)
個人的には、技術的に可能であれば何としてでも神経は残して頂き
たいと希望しており、3つめの選択肢として
3.親知らず抜歯後に第二大臼歯の後方側面の虫歯菌感染部分のみを治療する(神経は抜かない)
が可能かどうかをお伺いしたくご相談させて頂いております。
お手数を頂き恐れ入りますが、ご見解をご教示願えますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お世話になります。
先日、下顎の親知らず(8番)の抜歯のためにレントゲンを撮って頂いたところ第二大臼歯(7番)と親知らずの間に虫歯があることが分かりました。
親知らずはほぼ真横に生えていて、親知らずの頭が第二大臼歯の後方側面に接していて、その側面の接点部分が虫歯になっている状態です。
幸い、第二大臼歯の神経に虫歯菌は到達しておらず、痛みも全く無い状態です。
そこで、ご相談なのですが、この状態で第二大臼歯の神経を残しつつ虫歯の治療を行って頂くことは可能でしょうか。
現在お世話になっている医院では、まず先に親知らずを抜いてから第二大臼歯の治療方法を決定するというお話になっています。
ただ、第二大臼歯の後方側面の虫歯の治療は難しいとも伺っており、選択肢として現状は次の2つをご提示頂いています:
1.根菅治療により神経を抜いて内側から虫歯菌を滅菌する
2.虫歯菌が神経に到達するまでは治療せず虫歯菌の侵食を抑える努力をする(徹底した歯磨き等により)
個人的には、技術的に可能であれば何としてでも神経は残して頂き
たいと希望しており、3つめの選択肢として
3.親知らず抜歯後に第二大臼歯の後方側面の虫歯菌感染部分のみを治療する(神経は抜かない)
が可能かどうかをお伺いしたくご相談させて頂いております。
お手数を頂き恐れ入りますが、ご見解をご教示願えますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-23 12:03:30
>ご相談なのですが、この状態で第二大臼歯の神経を残しつつ虫歯の治療を行って頂くことは可能でしょうか。
実際のところ可能かどうかはやってみなければ解りません、というのが正直な意見です。
下顎の親知らずとの間に出来た7番の虫歯は視野等の問題から非常に治療しにくい場所です、その為健全な歯質を大幅に削らなければならない場合があります。
その為結果として歯髄が保存できない場合もあります。
実際のところ可能かどうかはやってみなければ解りません、というのが正直な意見です。
下顎の親知らずとの間に出来た7番の虫歯は視野等の問題から非常に治療しにくい場所です、その為健全な歯質を大幅に削らなければならない場合があります。
その為結果として歯髄が保存できない場合もあります。
相談者からの返信
相談者:
D.J.さん
返信日時:2014-03-23 13:30:16
細見先生
ご返信ありがとうございます。
> 下顎の親知らずとの間に出来た7番の虫歯は視野等の問題から非常に治療しにくい場所です、その為健全な歯質を大幅に削らなければならない場合があります。
> その為結果として歯髄が保存できない場合もあります。
下顎親知らずとの間の7番の虫歯の治療が非常に難しいことを承知しました。
視野の問題から健全な歯質を大幅に削る必要があるのですね。
となると、確実に歯質を保存しようとすると残された選択肢は、削らずに薬(カリソルブ等)での治療を試みるくらいしかないように思えますが、これも位置的に難しいでしょうか。
あるいは、薬での治療は効果が見込めないでしょうか。
重ねてのご質問となり恐れ入りますが、ご教示頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ご返信ありがとうございます。
> 下顎の親知らずとの間に出来た7番の虫歯は視野等の問題から非常に治療しにくい場所です、その為健全な歯質を大幅に削らなければならない場合があります。
> その為結果として歯髄が保存できない場合もあります。
下顎親知らずとの間の7番の虫歯の治療が非常に難しいことを承知しました。
視野の問題から健全な歯質を大幅に削る必要があるのですね。
となると、確実に歯質を保存しようとすると残された選択肢は、削らずに薬(カリソルブ等)での治療を試みるくらいしかないように思えますが、これも位置的に難しいでしょうか。
あるいは、薬での治療は効果が見込めないでしょうか。
重ねてのご質問となり恐れ入りますが、ご教示頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-03-23 14:16:32
親知らずと7番の歯冠〜歯根のどの高さで接触してるかは、診断の上で非常に重要な情報になると思います。
条件によっては、親知らず抜歯後に虫歯部分が歯茎によって覆われてきたり、深い歯周ポケットが残る場合があるとは思います。
担当の先生とはよく御相談ください。
因みに、カリソルブ使用案は担当医からのものですか?
条件によっては、親知らず抜歯後に虫歯部分が歯茎によって覆われてきたり、深い歯周ポケットが残る場合があるとは思います。
担当の先生とはよく御相談ください。
因みに、カリソルブ使用案は担当医からのものですか?
相談者からの返信
相談者:
D.J.さん
返信日時:2014-03-23 14:44:33
藤森先生
ご返信ありがとうございます。
> 親知らずと7番の歯冠〜歯根のどの高さで接触してるかは、診断の上で非常に重要な情報になると思います。
虫歯部分の高さですが、歯茎水面より少し下の位置です。
ただし、親知らずがいることよって、現状はデンタルフロスや水流洗浄で十分にお手入れできる程度に患部が露出しています。
(この事情から、現在お世話になっている医院の先生からは、患部を十分に手入れできるのであれば、親知らず抜歯後にあえて奥歯を治療しない選択肢もあると伺っております)
> 条件によっては、親知らず抜歯後に虫歯部分が歯茎によって覆われてきたり、深い歯周ポケットが残る場合があるとは 思います。
ご教示をありがとうございます。
そうしますと、抜歯後の治療や手入れをやりやすくするためには、親知らずの頭だけ切り落として、歯茎による覆いや歯周ポケットを回避した方がよろしいでしょうか。
> 因みに、カリソルブ使用案は担当医からのものですか?
いえ、カリソルブやドックベストセメントやレーザー等を含め歯を削らない案は担当の先生からは伺っておりません。
素人の生兵法で恐縮ですが、現在自分の方でも調べているところです。
ご返信ありがとうございます。
> 親知らずと7番の歯冠〜歯根のどの高さで接触してるかは、診断の上で非常に重要な情報になると思います。
虫歯部分の高さですが、歯茎水面より少し下の位置です。
ただし、親知らずがいることよって、現状はデンタルフロスや水流洗浄で十分にお手入れできる程度に患部が露出しています。
(この事情から、現在お世話になっている医院の先生からは、患部を十分に手入れできるのであれば、親知らず抜歯後にあえて奥歯を治療しない選択肢もあると伺っております)
> 条件によっては、親知らず抜歯後に虫歯部分が歯茎によって覆われてきたり、深い歯周ポケットが残る場合があるとは 思います。
ご教示をありがとうございます。
そうしますと、抜歯後の治療や手入れをやりやすくするためには、親知らずの頭だけ切り落として、歯茎による覆いや歯周ポケットを回避した方がよろしいでしょうか。
> 因みに、カリソルブ使用案は担当医からのものですか?
いえ、カリソルブやドックベストセメントやレーザー等を含め歯を削らない案は担当の先生からは伺っておりません。
素人の生兵法で恐縮ですが、現在自分の方でも調べているところです。
タイトル | 神経が虫歯菌に侵されていない奥歯後方側面の治療方法 |
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質問者 | D.J.さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 女性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
虫歯治療 親知らずの隣の歯(7番)への影響 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。