3歳、ぶつけた歯の抜歯を薦められたが根管治療できないか? (ドイツ)

相談者: はるる3さん (45歳:女性)
投稿日時:2014-03-27 20:37:22
こんにちは

3歳児の抜歯に付いて質問です。
よろしくお願い致します。


去年の7月に転倒し、歯茎から1週間ほど出血。
痛みもありました。
転倒後直ぐに歯科医で診察を受けレントゲンを撮りましたが折れた様子は無く、経過観察。と言われました。

その後3か月ほど後、歯が灰色がかっている様に見えたので再び診察。レントゲンを撮りましたが特に出来る事は無いとの事で更に経過観察と。。。



先日3歳児歯科検診にて左Aの付け根に小さな水泡が破れているような物がありレントゲンを撮ってみるとその付け根は葉の形ではなく陰になっており、根が溶けている様に見えます。

歯科医からは左Aの付け根が膿んでいて放置すれば永久歯への影響と、隣の歯への感染もあり抜歯が最善の策。といわれました。
ですが、この先永久歯が出るまでの数年、左前歯が無い状態でいる事を考えると抜歯に踏み切れません。


見た目だけの危惧で抜歯を揶揄するのは親のエゴであり、この年齢の子に対する根幹治療のトラウマを考えるならば抜歯は一番負担が無く、更に他の歯への感染の防止を考えるなら最善の対処だと説明されました。



ここで質問ですが、根幹治療は永久歯への根幹治療と違い完治させる事が難しく、膿を取りきれず他の歯へ感染させるリスクを残す。と説明されました。

更に、根幹治療しても最終的に抜歯もしくは、感染した隣の歯も巻き込む最悪の決断になりうる。と言われました。

映像を見ると確かにその歯の奥には永久歯が控え、永久歯の様な根幹治療とは違うと想像できるのですが、美容的な物だけではなく、永久歯への生え変わりの影響や、残された歯の並びが変わって行くのでは?!等と心配が付きません。


先日取って来たレントゲンも載せようとしましたが何度トライしても載せる事が出来ませんでした。
レントゲン写真がありながら、画像無しでの相談になってしまいますが、こちらの先生方の意見を是非お聞かせ下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-03-27 22:28:44
居住地での歯科のレベルが分かりませんしアクセスし易さもわかりません。

日本ならば別の歯医者さんへとか、根管治療に詳しい先生とか、小児歯科とか回答できるのですが。

抜歯後に使う小児義歯という方法もあると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-03-27 22:54:27
歯を強くぶつけてしまうと歯髄が失活して変色してくることがあります。
そこに感染を起こすと腫れてきます。
お子様の状況は、その状態だと推測します。


このような場合、通常根管治療を行うと思いますが、保存出来ないほど悪いのでしょうか?
3歳ですと、生え変わるまでにあと3〜4年あります。

診察していないので抜歯が必要かどうかは判断できませんし、主治医の意見を否定することは出来ませんが、先生によって考え方や治療方針が異なる場合があります。


納得の上で治療を受けてほしいと思います。
鈴木勝

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はるる3さん
返信日時:2014-03-28 02:57:02
柴田先生。鈴木先生。
早々のご回答傷み入ります。

居住地はドイツです。
診療はアメリカ歯科医師にしてもらい。
その後ドイツの歯科にもセカンドオピニオンを聞きに行っております。
日本の歯科技術と、日本の歯に対する考え方の違いに付いても説明して下さる医師も居りました。


保存できないほど悪い状態なのか?!ですが、今では色も戻り、見た目には、とても健康そうに見えるため抜歯を躊躇しています。

ですが、現地の医師の診断は、乳歯根幹治療ほどの負担をかけ、更に、乳歯であるがため完全に膿を取りきるほど中には進めない為根幹治療に対してはリスクがつく。という説明でした。

本当に、乳歯の根幹治療は膿を完全に取りきるのが困難な曖昧なアプローチしかできないのでしょうか?!


こちらでは、率先して他の先生の意見を聞く事を進める傾向にあるので、その点は遠慮無しで聞いて歩いておりますが、鈴木先生のおっしゃる様に、はえ変わりまでの3〜4年を考えると美容的な問題だけではない危惧をしております。


先生方のおっしゃる様に、納得のいった上で判断してあげたいと考え、ご意見を御伺い致しました。
先生方の御時間を頂き感謝しております。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-03-28 14:30:56
一般的に海外では乳歯感染根管根管治療を行わずに抜歯を選択することが多いようです。


推測ですが、根管治療には回数がかかるということ(低年齢児に何回も処置をしたくない)、回数がかかる割にスッキリと治らず再発することもあること、医療費の問題なども関係しているのかもしれません。

私個人的には同様のケースであれば根管治療を試みて、ダメなようなら抜歯を選択することが多いです(もちろん初めから抜歯が適切なケースもありますが)。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はるる3さん
返信日時:2014-04-04 05:03:30
堀先生
お忙しい中、ご回答下さいまして、感謝致します。


先生のおっしゃる様に乳歯感染根管根管治療しないのは、スッキリと治らず再発する可能性の方が高い。というのが理由だそうです。

欧米の歯科医からすれば、日本の歯科技術と、保険制度
日本人歯科医師の手先の器用さが乳歯の根管治療を実現しているのだ。。。とも言われました。

しかし、先日まで感染しているのも気がつかないほどだったのが、痛みを訴える様になり、抜歯の選択をした所です。



今は、柴田先生のアドバイスにあった乳歯義歯を検討しております。
鈴木先生の言われた様に生え変わりまでの3〜4年あります。

前歯左Aが無いのは、やはり可哀想に思うのと、娘は3歳になったばかりですが、医師を驚かすほど治療には協力的でこの後の義歯を作る作業にも問題は無いと思われます。


国外に出て始めて日本医療の水準がいかに高いものであるか、
日本の医療。日本の医療技術。保険制度に守られている事。当たり前の様にある事が、実はとても特別な事だとわかります。



この度は、親身にアドバイス頂きまして本当にありがとうございました。
諸先生方のご好意に感謝致します。



タイトル 3歳、ぶつけた歯の抜歯を薦められたが根管治療できないか? (ドイツ)
質問者 はるる3さん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ドイツ
歯をぶつけた、歯が欠けた・抜けた
乳歯の抜髄、根管治療
歯をぶつけた(歯の打撲・外傷)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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