コーヌステレスコープ・ブリッジ、違和感の少ないのはどちら?
相談者:
ばらくまさん (57歳:女性)
投稿日時:2014-03-29 21:52:50
回答1
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-03-29 23:43:02
ご相談ありがとうございます。
>違和感がないか心配です。
取り外し式の入れ歯はどんな形式であっても、始めて入れ歯を使う場合は違和感が強いといえます。
初めは簡単な入れ歯でリハビリしたほうが安心なことも少なくありません。
>また、将来、介護が必要な状態になったとき、コーヌステレスコープ義歯はいれたままでもよいのでしょうか?
取り外し式ですから、介護を受ける状態になったら外せばケアを受けられます。
きちんと噛めることで心身の健康を支えれば介護の予防にもなり得ます。
小林先生のアドバイスどおり、抜けてしまった原因である歯周病の治療は必ず受けましょう。
再発すれば義歯もダメになります。
>違和感がないか心配です。
取り外し式の入れ歯はどんな形式であっても、始めて入れ歯を使う場合は違和感が強いといえます。
初めは簡単な入れ歯でリハビリしたほうが安心なことも少なくありません。
>また、将来、介護が必要な状態になったとき、コーヌステレスコープ義歯はいれたままでもよいのでしょうか?
取り外し式ですから、介護を受ける状態になったら外せばケアを受けられます。
きちんと噛めることで心身の健康を支えれば介護の予防にもなり得ます。
小林先生のアドバイスどおり、抜けてしまった原因である歯周病の治療は必ず受けましょう。
再発すれば義歯もダメになります。
相談者からの返信
相談者:
ばらくまさん
返信日時:2014-03-30 21:18:11
小林先生、さがら先生回答ありがとうございました。
今、かかっている歯科医師は信頼していますので、補綴の前に歯周病は徹底的に治療して下さると思います。
ただ、抜歯をして土台を作るのに、ブリッジにするか、コーヌステレスコープにするか早めに決めてほしいということでした。
ブリッジにすると、左上2,3,4と右5,6,7がブリッジになります。
右2,3,4はすでに保険外のブリッジがはいっています。
左上6,7は部分入れ歯になるということでした。
見た目を気にするので保険はあまり使いたくないと思っています。
コーヌステレスコープ義歯は見た目がきれいということと、歯周病を治療したあとの再発も少ないということで、心動かされますが、高額なので、違和感がひどかったらどうしようと思います。
私は違和感を感じやすいタイプだと思います。
私のような場合、ブリッジがよいか、コーヌステレスコープ義歯がよいか、意見を聞かせて下さればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
今、かかっている歯科医師は信頼していますので、補綴の前に歯周病は徹底的に治療して下さると思います。
ただ、抜歯をして土台を作るのに、ブリッジにするか、コーヌステレスコープにするか早めに決めてほしいということでした。
ブリッジにすると、左上2,3,4と右5,6,7がブリッジになります。
右2,3,4はすでに保険外のブリッジがはいっています。
左上6,7は部分入れ歯になるということでした。
見た目を気にするので保険はあまり使いたくないと思っています。
コーヌステレスコープ義歯は見た目がきれいということと、歯周病を治療したあとの再発も少ないということで、心動かされますが、高額なので、違和感がひどかったらどうしようと思います。
私は違和感を感じやすいタイプだと思います。
私のような場合、ブリッジがよいか、コーヌステレスコープ義歯がよいか、意見を聞かせて下さればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-04-03 08:32:16
ご返信ありがとうございます。
違和感を問題にするのであればブリッジのほうがまだ安全です。
くり返しになりますが、コーヌステレスコープ義歯も義歯という違和感が必ず出ます。
さらにふつうの義歯よりも違和感は小さくなりますが、通常の義歯と違いコーヌステレスコープ義歯を支える部分が二重の被せものになる構造のために、ふつうの被せものよりも大きめになりがちで、しかも歯茎との境目を自然に作ることが少々難しくて自然観がやや犠牲になりやすいデメリットがあります。
つまり歯科医師と技工士の腕前によって同じタイプでも出来上がりの違和感には大きな差が出る高度な治療方法といえます。
実際には違和感という、お一人ずつ違う感覚、という問題はここの説明だけでははっきりと断定できない問題です。
ご担当の先生が手がけられた実際の症例写真などを見せていただいてよく相談されることをお勧めいたします。
今回のように微妙な問題については、メーカーなどのサンプル写真などは参考になりません。
違和感を問題にするのであればブリッジのほうがまだ安全です。
くり返しになりますが、コーヌステレスコープ義歯も義歯という違和感が必ず出ます。
さらにふつうの義歯よりも違和感は小さくなりますが、通常の義歯と違いコーヌステレスコープ義歯を支える部分が二重の被せものになる構造のために、ふつうの被せものよりも大きめになりがちで、しかも歯茎との境目を自然に作ることが少々難しくて自然観がやや犠牲になりやすいデメリットがあります。
つまり歯科医師と技工士の腕前によって同じタイプでも出来上がりの違和感には大きな差が出る高度な治療方法といえます。
実際には違和感という、お一人ずつ違う感覚、という問題はここの説明だけでははっきりと断定できない問題です。
ご担当の先生が手がけられた実際の症例写真などを見せていただいてよく相談されることをお勧めいたします。
今回のように微妙な問題については、メーカーなどのサンプル写真などは参考になりません。
回答4
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-04-03 08:41:14
ばらくま さんおはようございます。
>私は違和感を感じやすいタイプだと思います。
コーヌステレスコープは、義歯としては違和感が少ないほうだと思いますし、見た目も綺麗なほうだと思います。
しかし、違和感という視点で考えるとブリッジのほうが少ないかと思います(個人差があるので必ず永久言えませんが)。
ただ、コーヌステレスコープは、とても繊細な義歯なので入れ歯があわなくなると支台の歯が割れてしまったりする事が良くあります。
特に今回は抜歯をされて早い時期に制作されると思いますので、顎堤の部分の変化がしばらく大きいと思われます。
その場合、コーヌステレスコープ製作後かなりこまめにリベースをする必要が出てくる可能性が高いと思われます。
また、新たな欠損が出てきた場合にコーヌステレスコープのやり直しが必要となりますがその場合も土台のやり直し含めて通常の入れ歯に比べて高額になる可能性が考えられます。
個人的には、コーヌステレスコープは、歯台が割れる危険性や、再制作の問題等であまりおすすめしていません。
歯周病の管理を含めて良くご検討ください。
>私は違和感を感じやすいタイプだと思います。
コーヌステレスコープは、義歯としては違和感が少ないほうだと思いますし、見た目も綺麗なほうだと思います。
しかし、違和感という視点で考えるとブリッジのほうが少ないかと思います(個人差があるので必ず永久言えませんが)。
ただ、コーヌステレスコープは、とても繊細な義歯なので入れ歯があわなくなると支台の歯が割れてしまったりする事が良くあります。
特に今回は抜歯をされて早い時期に制作されると思いますので、顎堤の部分の変化がしばらく大きいと思われます。
その場合、コーヌステレスコープ製作後かなりこまめにリベースをする必要が出てくる可能性が高いと思われます。
また、新たな欠損が出てきた場合にコーヌステレスコープのやり直しが必要となりますがその場合も土台のやり直し含めて通常の入れ歯に比べて高額になる可能性が考えられます。
個人的には、コーヌステレスコープは、歯台が割れる危険性や、再制作の問題等であまりおすすめしていません。
歯周病の管理を含めて良くご検討ください。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-04-03 09:25:25
追加説明したいます。
一般的に、コーヌステレスコープ義歯は非常に優れた方法です。
患者さんの向き不向きは、確かにあり診断と選択は重要です。
そうすれば水川先生の説明通り、通常の義歯よりもとても快適で、しかも支えてくれる歯を守る働きがとても大きい方法です。
結果的に、満足感がたかく、残った歯の異常が少ないため、とても長く使えます。
ちなみに当院でも多数のコーヌステレスコープ義歯を作りましたが、歯が割れたことは一度もありません。
最長で30年以上使えて、そのまま天寿を全うされた方もいらっしゃいます。
高くても元が取れます。
また補綴学的な分類では,リジット・サポートと呼ばれる義歯のために、リベースなどの必要性はほとんど出ません。
当院の例でも利ベースという修理はまずしていません。
何かあっても最小限の対応で乗り切る計画とできますので、当院でも再製作をしたことが一度もありません。
しかし、これは理想的な場合です。
水川先生が解説されているように、とても繊細な義歯なのでお口全体の総合的な診断と選択が絶対に欠かせません。
さきにブリッジをしてしまってから、残りをコーヌステレスコープ義歯にするというのではなく、初めから、コーヌステレスコープ義歯ともし必要ならばブリッジの組み合わせをするとか、全体的な計画が合って初めて良い結果が出てきます。
もちろん歯周病の管理は絶対不可欠です。
一般的に、コーヌステレスコープ義歯は非常に優れた方法です。
患者さんの向き不向きは、確かにあり診断と選択は重要です。
そうすれば水川先生の説明通り、通常の義歯よりもとても快適で、しかも支えてくれる歯を守る働きがとても大きい方法です。
結果的に、満足感がたかく、残った歯の異常が少ないため、とても長く使えます。
ちなみに当院でも多数のコーヌステレスコープ義歯を作りましたが、歯が割れたことは一度もありません。
最長で30年以上使えて、そのまま天寿を全うされた方もいらっしゃいます。
高くても元が取れます。
また補綴学的な分類では,リジット・サポートと呼ばれる義歯のために、リベースなどの必要性はほとんど出ません。
当院の例でも利ベースという修理はまずしていません。
何かあっても最小限の対応で乗り切る計画とできますので、当院でも再製作をしたことが一度もありません。
しかし、これは理想的な場合です。
水川先生が解説されているように、とても繊細な義歯なのでお口全体の総合的な診断と選択が絶対に欠かせません。
さきにブリッジをしてしまってから、残りをコーヌステレスコープ義歯にするというのではなく、初めから、コーヌステレスコープ義歯ともし必要ならばブリッジの組み合わせをするとか、全体的な計画が合って初めて良い結果が出てきます。
もちろん歯周病の管理は絶対不可欠です。
相談者からの返信
相談者:
ばらくまさん
返信日時:2014-04-04 22:06:34
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-04-05 08:21:46
ご返信ありがとうございます。
>左上の2,3,4,5,6,7をコーヌスレスコープ義歯にして、右5,6,7をブリッジにするというのは可能でしょうか?
違和感のないこと以外に、噛める義歯にしたい場合は、噛み合わせの検査も必要で、下の歯の状況を調べないと決められません。
それを置いておいたとしても、違和感以外に見た目の自然観の問題も増えそうで、少々難しい設計となりそうです。
右上3番も使えない歯だとすると右のブリッジをする意味が薄くなりそうです。
お気持ちや他の歯とか歯周病などお口の状況などによって、お一人ずつで全く違ってきます。
実際の設計やデメリットなどはご担当の先生と直接ご相談ください。
>左上の2,3,4,5,6,7をコーヌスレスコープ義歯にして、右5,6,7をブリッジにするというのは可能でしょうか?
違和感のないこと以外に、噛める義歯にしたい場合は、噛み合わせの検査も必要で、下の歯の状況を調べないと決められません。
それを置いておいたとしても、違和感以外に見た目の自然観の問題も増えそうで、少々難しい設計となりそうです。
右上3番も使えない歯だとすると右のブリッジをする意味が薄くなりそうです。
お気持ちや他の歯とか歯周病などお口の状況などによって、お一人ずつで全く違ってきます。
実際の設計やデメリットなどはご担当の先生と直接ご相談ください。
相談者からの返信
相談者:
ばらくまさん
返信日時:2014-04-05 10:16:09
さがら先生回答ありがとうございました。
水口先生、小林先生も回答ありがとうございました。
先生方の意見を参考にさせていただいて、担当の先生とよく相談いたします。
水口先生、小林先生も回答ありがとうございました。
先生方の意見を参考にさせていただいて、担当の先生とよく相談いたします。
タイトル | コーヌステレスコープ・ブリッジ、違和感の少ないのはどちら? |
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質問者 | ばらくまさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 57歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジその他 部分入れ歯 その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。