再根管治療後の半年間様子見のためにFillingは必要か? (米国)

相談者: Tomo419さん (32歳:女性)
投稿日時:2014-04-04 11:58:14
はじめまして。
アメリカ在住のtomoと申します。

10年ほど前に日本で根幹治療をした左奥の歯に違和感を感じたため、Endodontist (歯内治療医)に診て頂いた所、一本取り残した神経があるため、その周辺がバクテリア感染を起こしているとのことでしたので、再根幹治療をして頂きました。

幸い、被せてあったクラウンを壊さず1ピースとして取り外して下さったため、再根幹治療後は、その古いクラウンを仮止めして頂きました。



そのEndodontistの先生の指示では、

「まずはすぐに一般歯科に戻って、仮止めクラウンの下にFillingを入れて貰い、半年後に感染が治まっているのを確認した後に、新しいクラウンを作りましょう」

と説明して頂きました。



そこで、質問があります。


今の時点で違和感も痛みも全くないのですが、今すぐにFillingを入れて貰う必要がありますか?

もしくは、今のまま仮のクラウンのみで半年間様子を見て、半年後に感染がひいていれば、新しいクラウンを作るのでも構わないのでしょうか?



アメリカの歯科治療、特に神経治療は高額で、今回の再神経治療で今年の保険の最高支払額を使いきり、更に自費が10万円ほどかかってしまいました。

そこで、また一般歯科で受診とFillingをして貰うと、更に6万円ほどかかります。
しかも、半年後に感染が引いていなければ、結局この歯は抜歯になってしまいます。


再根幹治療後、クラウンの仮止めだけで半年問題ないのであればこのまま様子を見たいですし、もしこのままFillingを無しの仮止めだけでは感染が酷くなり、せっかくして頂いた再根幹治療が台無しになるのであれば、高額でも一般歯科でFillingをして頂きたいと思っています。

なにぶん、海外で語学の問題もあり、このような詳細をEndodontistの先生に質問するチャンスを逃してしまい、困っておりまして、お手数ですが、日本の先生方のご意見を頂けると大変有難いです。


わかり辛い説明で申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-04-04 12:21:03
クラウンを仮止めしている材料では半年という経過観察期間中にセメントの劣化が起こり、外れるであるとか細菌感染を起こすといった可能性があるためにFillingを指示された可能性が高いと推察致します。

海外での治療では費用的に高額になりますが(日本が安すぎるのですが)指示された通りにFillingされた方が宜しいのではないかと思われます。

ご参考になれば。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-04-04 12:37:02
荒木先生に同意します。

もしも封鎖性に劣る修復材料との隙間から細菌が侵入することになれば、再びEndodontistのお世話になることとなります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Tomo419さん
返信日時:2014-04-04 23:14:15
荒木先生、藤森先生

早速ご回答を頂きまして、有難うございました。


クラウンが外れたり細菌感染を起こしたら、今回の再根幹治療が無駄になってしまう可能性があると専門家の方のご意見を聞き、納得しました。

早速、一般歯科にてFillingを入れて頂きます。



お二人の迅速かつ丁寧なご回答に感謝致します。
本当に有難うございました。



タイトル 再根管治療後の半年間様子見のためにFillingは必要か? (米国)
質問者 Tomo419さん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
アメリカ(米国)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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