13歳、永久歯欠損の矯正のための永久歯3本抜歯について(米国) 

相談者: bebeさん (13歳:女性)
投稿日時:2014-04-17 03:44:50
13歳の娘の母です。
アメリカ矯正専門医にて歯列矯正を始めて1年半が経ちます。

左下4番が永久歯欠損です。
今回、左上4番と右上4番と右下4番の合計3本の永久歯の抜歯が必要と言われました。
欠損歯の場所は奥の歯を寄せ隙間を埋める、とのことです。

そして、右下4番と右下6番の間にはスペースがほとんどなく、レントゲンを見ると右下5番が生えてこれない状態です。

この1年半の矯正治療は、反対咬合の為半年間毎晩フェイスマスクを付け、それと同じ時期に上顎は1年間エキスパンダーで広げ、今はエキスパンダーは取れています。
今は上顎は綺麗に並んでいる状態です。

矯正を始めてからすでに乳歯を11本抜いていますので、もうこれ以上抜くのは嫌だと本人は言っていますし、私も可愛そうな気がします。
欠損歯の上にあった乳歯もすでに抜いてしまっています。

まだ13歳なので顎の成長があるのではとも思い、抜歯後に顎が成長したら変になってしまうのではと、3本の抜歯に踏み切れないでいます。

レントゲン写真あればいいのですが、今手元になくお見せできないので申し訳ありません。

日本でも、この歳での先天欠如の矯正では、永久歯の抜歯を勧める場合が多いのでしょうか。
それとも他の方法があるのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-04-17 06:02:05
bebe さん こんにちは

矯正治療についてですね。

13歳という年齢ですので、そろそろ乳歯は全部自然に抜けている時期ではありますので、11本抜いたのは、計画的に担当の先生が時期を見ながら抜いていったと思います。

治療について不安があると思いますが、ネットの掲示板で治療が正しいかどうかを判断は出来ません。
担当の先生ともう少しコミュニケーションをとって、納得できる説明を求めてみてはどうでしょうか?

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-04-17 06:58:31
bebeさん、こんにちは。
娘さんの矯正治療のこと、不安があるようですね。

日本でも、この歳での先天欠如矯正では、永久歯抜歯を勧める場合が多いのでしょうか。
それとも他の方法があるのでしょうか。

現状が分からないので何とも言えませんが、もともと歯が足りない場合は、歯並びのバランスを考えて、他の歯も抜いて矯正することももちろんあり得ることです。

他の方法としては、歯を抜かずに、あるいは歯を抜く本数を減らして矯正できる可能性はあるかもしれません。
ただ、そのことにより、完成予定の歯並びのデメリットが発生する可能性があります。

担当の先生に、歯を抜かない矯正が可能かどうか、また、そのデメリットについて娘さんとともによく相談し、納得したうえで治療をすすめることをおすすめします。

ご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-04-17 09:33:46
>まだ13歳なので顎の成長があるのではとも思い、抜歯後に顎が成長したら変になってしまうのではと、3本の抜歯に踏み切れないでいます。

成長のピークは人によって差がかなりありますので、一概にこの年齢だからこうするということはありません。

ご両親の子供時代の成長具合やご本人のこれまでの成長率、レントゲンでの骨年令の評価など、いくつかの指標を使って今後の成長予測をします。

特に反対咬合であれば晩期成長の可能性を考慮して、慎重に判断するようにしています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-04-17 13:21:36
戸苅先生と同じ意見です。

女性の場合では、下顎骨の成長が、14歳〜17歳ぐらいまで続きます。
また、下顎前突症の場合には、成長晩期に、骨格的な下顎前突傾向がより悪化します。

そのような理由もあり、永久歯抜歯などの不可逆的な治療については、下顎骨成長が終了(収束)してから、慎重に判断することが一般的です。
具体的には、下顎骨成長の終了時期を、経時的に撮影しているセフォロレントゲンを重ねあわせることによって、確認します。

下顎骨成長の終了が確認された後に、レントゲンや模型などの精密検査を実施して、成長終了後の状態や問題点を再確認するという流れになります。 

精密検査の分析結果から、下顎骨成長終了後の問題点を明確に確認した後に、2期治療(仕上げの治療)では、どのような治療ゴールが望ましいのか、複数の治療選択肢が存在した場合には、各治療選択肢の利点・欠点は、どのよう点にあるのかについて納得できるまで説明を求めるという段階を踏みます。

なぜなら、2期治療の開始時期には、1期治療とは異なり、保護者だけではなく、お子さん自身の希望がはっきりしてくる時期だからです。

そのため、1期治療では、「矯正担当医と保護者」との間で、矯正治療のゴールを共有することが一般的ですが、2期治療開始においては、「矯正担当医、保護者、患者さん」の3者で、治療ゴールをしっかりと共有してから、治療開始することが原則となります。

 
また、骨格的下顎前突症の場合には、外科矯正治療が有効であったり、場合によっては、必須であったりする可能性もあります。精密診断結果から、「外科矯正治療」の必要性について、慎重に情報を得ることも大切です。


下顎前突症は、東洋人に多くみられる骨格形態なので、世界的な矯正治療の長期管理の流れも、日本から発信されたデータと日本から発信された長期管理方法が、世界標準の長期管理の指針となっています。
 
しかし、アメリカなどの、矯正歯科医院から、患者さんの転医を受け入れる場合には、2期分離治療をベースにした長期管理が行われておらず、下顎前突症の長期管理について、常識的な知識が不足しているのではないかと疑問を感じるケースが少なくありません。

可能であれば、日本に帰国される機会などに、信頼できる、日本の矯正歯科専門医院に、セカンドオピニオンを求めることをおすすめします。 




タイトル 13歳、永久歯欠損の矯正のための永久歯3本抜歯について(米国) 
質問者 bebeさん
地域 非公開
年齢 13歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 矯正で抜いた・抜く予定
抜歯:4番(第一小臼歯)
歯列矯正の治療法
アメリカ(米国)
歯の数が足りない(先天欠損)
子供の歯列矯正
下顎前突(受け口)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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