欠けた親知らずの治療は無意味でしょうか?(海外)

相談者: Aleさん (41歳:女性)
投稿日時:2014-04-29 08:13:30
お世話になっております。

4か月ほど前に旅行先で親知らずの上端の一部がポロリと欠け象牙質がむきだしになってしまい、歯科に駆け込んだところ、うら若い美人の女医さんが、手っ取り早くレジンの類で修復をしてくれました。

ところがどうもその部分が最近、触ると知覚過敏のような「イタタっ」という感じがあります。

帰ってきてから別の歯医者さん(年配の職人肌な感じ)にかかったところ、

「この白い詰め物、中に水分が漏れるんだよ。
若い人はきれいだからって言ってすぐこういうの使いたがるんだけどねぇー、アマルガムにかなうものはないんだよ」

と。
(ちなみに日本ほど材料が進んでいない国に住んでおりますので、ジルコニアだのセラミックだのは普及しておらず、芸能人等は外国で治療するようです。)

「じゃあアマルガムでやり直してください」

とお願いしたところ、

「意味ないのでやりません。
抜歯なら喜んで」

とキッパリ言われてしまいました。

この先生、かなり状態の悪い6番を抜歯してインプラントか、歯根だけ救済して差し歯かの判断では「抜きません」と力強くおっしゃってくださった先生なので、その理由を尋ねたところ、

1.親知らずは機能的に無意味。
曲論を言えば、4番と6番さえあれば咀嚼はできる。

2.親知らずをきちんと磨ける人はほとんどいない。
遅かれ早かれその周囲に炎症を起こす

3.横の7番の歯根を吸収したり、押したり、顎関節症の原因になったりする。

要は機能的に無意味であるばかりか悪さしかしない、親知らずが生えてこない人は非常にラッキーであるとまで言い切っておられるのですが。。。

この掲示板を読ませていただくと、移植用や7番の位置にずらすためのバッファとしては役に立つようですが、私の場合は、もう欠けてしまった以上その意味もなく、抜歯が妥当なんでしょうか?

ちなみに埋もれ気味とはいえ頂上は歯茎の外にありますし、まっすぐに生えており、下の親知らずとも噛み合わさっており、レントゲンでは立派な根っこがあるのでなんだかもったいない気はするのですが。。。

ご意見をおきかせいただけませんでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-04-29 09:46:21
実際に拝見していないので何とも言えませんが、多くの場合

親知らず虫歯になったら抜歯

と言う提案をされると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-04-29 13:32:29
個人的には担当の先生とほぼ同じ考えです。

中には親知らずがきれいに生えていて、ほとんど問題が起こらないような方もいらっしゃいますので、そのような方の場合は残しておくのもありだと思います。

しかし虫歯になってしまうような場合は清掃が難しく、親知らず部分は精密な治療を行うことも非常に難しいため治療をしても再発をするリスクが高く、しかもその際に他の健康な歯を巻き込んでしまうこともあるため、早めに抜歯をしておくほうが良いと考える医師が多いです。

ちなみに、歯科医師にはほとんど親知らずが残っている人はいません。
親知らずがある場合は、大学時代の相互実習などで練習台として抜かれます(^^;)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Aleさん
返信日時:2014-04-29 14:35:49
櫻井先生、田尾先生、ご回答ありがとうございます。

なるほど、親知らずは他の歯とはちょっと扱いが違うわけですね。

確かに7番と8番の内側の境目とか、磨くのがとても大変です。
そこから7番が虫歯になるかもしれませんよね。

それにしても練習で抜きっこするなんて、想像しただけで恐ろしいですね。
口の端から血をタラタラ流しながら帰宅の途につく若者の一団をありありと想像してしまいました。

私の場合すでに経験豊富な先生に抜いていただけるわけですので、安心して抜歯してまいります。

ありがとうございました。



タイトル 欠けた親知らずの治療は無意味でしょうか?(海外)
質問者 Aleさん
地域 海外
年齢 41歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
歯が割れた・折れた・欠けた
親知らずの抜歯
親知らずの痛み
海外その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい