48歳でも顎変形症の治療は遅くないですか

相談者: エクリュさん (48歳:女性)
投稿日時:2014-05-09 01:14:03
小学校に入学し歯科検診を受け出して以来、反対咬合を指摘されてきましたが、程度が大きく矯正だけでは無理だろうと素人ながら容易に判断できる程の重症で、今日に至ります。

一生このまま背負うものと諦めていましたが、恥ずかしながらつい最近になり、顎変形症が骨切り手術によって、尚且保険治療で治せることを知りました。


成人してからは開咬が進み、正面から見て1p程度。
両側の数本の奥歯しか噛み合っていません。
下顎は2〜3o前突(自己流で計測)

おそらく舌が大きく、常に下前歯を圧迫しており、舌先に跡が付いています。


それも大きな要因だと知り、意識して上前歯に当てるよう心掛けていますが、長年の悪癖は改善しません。

歯並びはさほど悪くはありませんが、上左5番の歯がスペースが無く埋まっています。
正中が若干ずれています。
横顔はそれほど受け口を感じませんが、上顎が未発達なのか平坦です。


当然前歯で物が噛みきれません。
しゃべり方もおかしく特にさ行は困難です。

長年の慣れはありますが、今からでも可能ならば治したいです。



今後老化に伴い自歯を失った時の処置にも、必ずこの噛み合わせの異常が多大に影響するはずですから、思い切って治療に踏み切りたいのですが、治療期間や手術の程度(かなり困難だとは思います)、また手術後の後遺症などのリスクを思うと、なかなか決断出来ません。

まずは専門医に診て頂くべきなのでしょうが、 先生方に前向きに一歩を踏み出せるアドバイスを いただきたく、思い切って投稿いたしました。

どうかよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-05-09 05:25:18
エクリュさん こんにちは

長年の悩みを改善しようとする努力は良いことだと思います。

そうですね。
まずは、実際に診てもらうことが一番だと思います。

そして、治療するリスクなどもしっかりと説明してもらって、その上でどうするか決められると良いと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-05-09 08:03:21
エクリュ さん、おはようございます。

>顎変形症が骨切り手術によって、尚且保険治療で治せることを知りました。

まずは、矯正歯科、または、歯学部の付属病院でご相談になってみませんか。


* http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf

上記のアドレスの「顎に○」のあるクリニックで相談されてみてはと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2014-05-09 08:35:42
エクリュさん、おはようございます。


顎変形症の手術が多い年齢は、いわゆるお年頃の20歳前後〜30歳くらいです。

しかし、自分の経験では50歳を超える方もみえました。
その患者さんに尋ねたことがあるのですが、

「子供も落ち着き自分の長年のコンプレックスを治すために決心しました」

とおっしゃっていました。


確かに若い方に比べれば、骨粗しょう症などの基礎疾患の制約を受けることも多いです。

実際にできるできないは、治療を行う矯正医や口腔外科医の判断になります。
そのため、矯正歯科(必要があれば矯正歯科からの紹介の上、手術をする口腔外科)に行かれると、エクリュさんの現状や質問に答えてくれると思います。
(その際には、小林先生提示の矯正歯科を参考にしてください)

矯正治療もエクリュさんくらいの年齢の方も珍しくなくなってきています。


まずは勇気を出して、気軽な気持ちでお話を聞きに行ってみてはいかがですか?

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-05-09 10:52:26
外科矯正治療については、年齢は問題ありません。


ただし、外科矯正治療開始前に、全身麻酔を伴う手術が可能な健康状態であるかについて、スクリーニング検査を執刀医側が行い、その結果を検討することになります。

矯正治療は、生活の質を向上させることが目的の手術であり、緊急性の低い治療ですから、健康状態によっては、外科矯正治療を行わない方が望ましいと執刀医が判断することもあります。
 

しかし、検査結果を待ってから、矯正医が術前矯正を開始することが通常の外科矯正治療の流れですから、問題になることはないと思います。

「両側の数本の奥歯しか噛み合っていません。」という状態であれば、現在の咬合では、将来的に、後方天然歯が失われる可能性が高いことが予測されます。

 

また、「今後老化に伴い自歯を失った時の処置にも、必ずこの噛み合わせの異常が多大に影響するはずですから、思い切って治療に踏み切りたい」
と相談文にありましたが、骨格的な特徴が強い患者さんの場合には、天然歯喪失後に、入れ歯義歯)やインプラント補綴などを適用しても、維持・安定が困難なケースも多く、60代以上の高齢になってから、外科矯正手術を受けられる患者さんが、徐々に増えています。


ぜひ、矯正歯科医へご相談されてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エクリュさん
返信日時:2014-05-09 11:06:15
東先生

早々のご回答ありがとうございました。

歯科専門分野に関する質問というより、メンタルな要素が色濃く、今回の投稿を少し反省いたしましたが、今月中に早速受診するつもりです。

歯周病虫歯そして欠損のないうちに、またその他の疾患のない健康体の今、早急に始めます。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エクリュさん
返信日時:2014-05-09 11:11:58
小林先生

ご回答ありがとうございます。

貴重な情報をどうもありがとうございました。
早速今月中に受診いたします。
まず一つ一つ問題をクリアしていきます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エクリュさん
返信日時:2014-05-09 11:28:34
伊藤先生
伊藤先生をご支持くださった先生

ご回答ありがとうございます。



私が一番知りたかったのは正に、年齢的な制限(上のボーダーラインの有無)でした。

先生のおっしゃる通り、色々な課題をクリアし、自分の今後を考える余裕が持てたとき、長年のコンプレックスを解消したいという思いが強くなったのです。

幸い咬合異常以外に疾患のない今、早速受診しようと思います。


本当にありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エクリュさん
返信日時:2014-05-09 11:45:36
堀内先生

ご回答ありがとうございました。

矯正治療に年齢は問題ないということを教えていただいた今、躊躇している理由はなくなりました。

伊藤先生に教えていただいた骨粗鬆症などのの制約、そして全身麻酔に際しての健康状態。

専門医の先生方のご指導を受け、一つ一つ問題をクリアし、念願の整った口元になりたいと思います。

本当にありがとうございました。



タイトル 48歳でも顎変形症の治療は遅くないですか
質問者 エクリュさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 外科矯正
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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