インプラント埋入後、歯茎に水疱。液が排出されてもまた大きくなる

相談者: ルルラさん (50歳:男性)
投稿日時:2014-05-09 22:26:39
よろしくお願いいたします。

3月中旬に左下6番7番にインプラントを埋め込む手術をしました。
2本一度に行ったので、鈍痛と歯茎の腫れはありましたが1週間ぐらいで気にならなくなりました。

現在は中に埋め込んで骨と密着するのを待っている段階で、まだ上の歯は立てておりません。
先生からは「思ったより骨が柔らかいようだ」と言われています。

しかし、その後傷口の抜糸をした頃にゴマ粒ぐらいのプツッとした白い膨らみが2つ歯茎の上方に出来ました。
でもそれは1週間ぐらいでなくなりました。

そしてまたここ3週間ぐらい前から同じような場所に、今度は少し大き目の水泡のようなものが出来ています。
白い膿疱という感じでもなく半透明で硬い感じの膨らみです。

少しずつ大きくなってきたので、中は何が詰まっているのだろうと思い、消毒した針の先でつついてみたのですが、中からは少しだけ透明な液体が出て少し小さくなりました。

しかし、また大きく膨らんできています。
今度は針で刺しても何も出てきませんし、大きさもあまり変わりません。

歯茎全体の腫れという感じではなく、水泡だけがポコンとある
という感じです。
水泡は歯茎上方にあるので、歯茎を側面から押してみても痛みはありませんが、少しボワンとした違和感はあります。

水泡自体は舌で触ると少しヒリヒリします。

これはいったい何なのでしょか?

よく言われているインプラント歯周炎なのでしょうか?


当然歯科医院に行ってますが、インプラントをしていただいた担当の先生とは1か月に1度しか会えず、なかなか思うように見ていただけません。

明日は他の先生にみていただきますが、予備知識として知っておきたいと思いご相談させていただきました。

上記申し出内容でわかる範囲で教えていただければと思います。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-05-09 23:02:46
ルルラ さん、こんばんは。

>少しずつ大きくなってきたので、中は何が詰まっているのだろうと思い、消毒した針の先でつついてみたのです
>水泡自体は舌で触ると

わざわざ刺激を与えるのは如何なものかと思います。


>明日は他の先生にみていただきますが、予備知識として知っておきたいと思いご相談させていただきました。

漠然とした情報に翻弄されたり、ご自身で判断したりせず、疑問に思うこと、不安に感じることは、受診のうえで直接ご相談になる習慣をつけた方が良さそうに思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-05-10 09:57:22
まず第1点、インプラント担当医に1月に1回しか会えない、と言うような医院選択されているのが問題だ、と思います。

インプラント治療は総合的な治療です。
そして、何が起きるのか人の体では分からないことが多くて、直ぐの反応、対応できる体制が必須なのです。

まだこう言う正しい知識すら普及してない時代であることが、色々な問題の根底にあると思います。

つまり、インプラントはまだまだ発展途上の学問であり、不明な部分が多いんです。

それを上手く乗り切るには、即対処の基本姿勢が重要です。

ご質問の内容に関しても、通常の施術では起こり得ないようなことが起こっている可能性があると思います。
真相は施術医しか分からない、と思います。

このサイトにおられる先生方は真っ当な方なので、疑問の内容に関してのような普通でないような経験は為されていないと思います。
なので、ここで質問いただいても分かりません、と言う答えが帰って来るのが殆どではないでしょうか。

大変厳しい言い方で申し訳ないのですが、医院選択、DR選択を間違えられている、と感じます。

でも仕方がないんです。
何処が本当に良いのか、我々専門家ですら分からないんですから、素人さんである患者さんでは判断出来ないでしょうから。

時間が経てば、徐々に整理されて、チャンとしている所が生き残って真っ当に成って来るんでしょうが、今は混沌そのものの時代なんです。

インプラント治療の問題点は、そうそう医院を変えられない、インプラントシステムとか色々なことが全く違うので、始めたら変更、改善するのが難しい、と言うことなんです。
どうしてもの場合には、公共的機関、大学病院とか公的な大きな病院とかで後始末を受けていただく他ないでしょう。

今後どうされるのか、ご自分でご判断いただくしかないのですが、やや心配な医院だと思いますので、ご自身でも勉強なさり、上手く乗り切ることをお勧めします。


失礼な言い方ですが、インプラント手術の内容をご存知ですか?
インプラント手術の方式には1回法、2回法があって、それぞれ違うのをご存知ですか?
1回法の場合、最初からインプラントが歯茎を貫通していて金属とか仮歯とかが見えているものです。
2回法の場合、歯茎を縫い合わせてしまっていて、インプラントは見えないようになっている筈です。

こう言う基本的なことをご存知でしたか?

そして、世界の潮流は現在1回法が4年ほど前から主流になっていて、にも関わらず、日本ではいまだに2回法が多数派だ、と言うことまで知っていると良いと思います。

つまり、日本は遅れているんです。
医療先進国と言うのは、この分野では間違いなんです。

ついでに書けば、歯冠を完成後の装着の仕方でも、ネジ留めとセメント合着の2方式があり、世界の主流はセメント式です。
しかし、このセメント式は、非常に余剰のセメントの除去が難しく、知識、腕、経験が必要です。
そこを解決出来れば、セメント式の方がスクリューよりも利点が多いです。

その他にも、歯周病との関連、咬合力との対処の仕方とか、患者さん側でも基本的事項で知って置いていただきたいことが沢山あります。

良い医療を受ける為には、患者さんも賢くなることが大切なんです。

その意味で、このサイトのご活用はとても良いことだと思いますが、ちょっと後手に回られている感がありますね。

混沌の時代で、大変だと思いますが、今回の経験を活かされて、医療側へきちんと要望を出し、改善の意向を示していただけることも、業界を良くすることですから、是非頑張って下さい。

業界を良くするには、何よりも患者さんの声が効くんです。

厳しいこと沢山書きましたが、患者さん全体の為、業界の為と思ってのことですので、ご理解下さい。

失礼しました。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ルルラさん
返信日時:2014-05-11 00:39:48
両先生ともご意見ありがとうございました。
参考とさせていただきます。



タイトル インプラント埋入後、歯茎に水疱。液が排出されてもまた大きくなる
質問者 ルルラさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラントその他
歯茎の出来物(できもの)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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