銀インレーの再治療で歯を削る量が多く、ゴールド不可と言われた

相談者: 猫パンチさん (39歳:女性)
投稿日時:2014-05-11 06:57:43
はじめまして。

左上6番(過去2度治療済みで約20年前)の保険の銀歯の表面に、茶褐色の変色部分と詰め物の境目に黒い筋さらに口臭も気になるため、銀歯のやり直しをお願いしました。

最初に検診を受けた歯科は、痛みがないため気になるなら変色部分だけ削りましょうという判断でした。

私は、ネットや歯科相談を拝見したり、自身の虫歯経験も含めて、左上6番の二次カリエスを心配していたのですが、自覚症状(痛み?)がないため、詰め直しをしてもらえる歯科が見つかりません。

セカンドオピニオンとして現在の歯科を訪問して相談したところ、詰め物に段差(=詰め物の境目の黒い筋)ができているのでやり直しする運びとなり、現在仮詰めの状況です。

しかし、削り方や詰め物の種類に納得できずもやもやしながら数日を過ごしています。

今まで私が受けてきた虫歯治療は、30分以上かけて染め出しながら削るスタイルでしたが、今回はものの5分でざっくりと削り取られてしまいました。
削り方は従来の垂直方向ではなく、横からドリルを入れて削られました。

削る前の表面は大入り袋の文字のようにデコボコの形をしていましたが、丸い形になっており、言い換えると円柱状にぽっかりと穴が開いたような状態になってしまいました。(※正確には、左上7番に向けてなだらかな傾斜があります)

もう削ってしまったので仕方ないのですが、このような削られ方をしたのが初めてなので驚きが隠せません。

詰め物の種類でゴールドを希望すると、医師からは保険の詰め物で大丈夫と言われ、会計前に歯科衛生士から

「ゴールドは古い治療なのでやっている歯科は少なく、今はセレックが主流なのでそちらをおすすめします」

と言われましたが、歯軋りが強いため断りました。

前置きが長くなりましたが、私の気になる点は5つです。

(1)ゴールドの詰め物は、全ての歯科で治療可能ではないのでしょうか?
私は保険の詰め物と同じような形状なので、本人が希望すればどこでも治療可能だと安易に考えていました。

(2)私の歯のような円柱上の削り方は、セレック特有の削り方でしょうか?
健康な歯を残すために、デコボコの形状を残すのは古い削り方なのでしょうか?

(3)歯科が得意とするセレックにした方が、現在の円柱状の削り方が生かせるのでしょうか?

(4)治療に疑問が残るため、治療を一旦キャンセルして(必要ならば銀歯の代金をお支払いして)、別の歯科でゴールドを詰めてもらうことは可能でしょうか?
また、それは意味のある事でしょうか?

(5)二次カリエスは、痛くなってから治すの方が削る量を最小限におさえられるものでしょうか?
視診で銀歯付近に怪しい箇所があれば、痛みが出る前に治療して予防するのが一番良いと考えていますが、この考え方は間違いなのでしょうか?


以上、宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-05-11 09:02:49
>(1)ゴールドの詰め物は、全ての歯科で治療可能ではないのでしょうか?
>私は保 険の詰め物と同じような形状なので、本人が希望すればどこでも治療可能だと 安易に考えていました。

そうですね、何処でもは難しいと思います。
先生の得意不得意や考え方が多少変わってくるので、オススメの仕方は先生ごとに変わってきますね。
噛み癖が悪いと個人的にはゴールドをススメることが多いと思います。


>(2)私の歯のような円柱上の削り方は、セレック特有の削り方でしょうか?
>健康な歯を残すためにデコボコの形状を残すのは、古い削り方なのでしょうか?

先生ごとに変わってきますが、文面から察すると、インレーオンレーは今でもあるタイプですね。セレックでもインレーやオンレーも可能だと思います。


>(3)歯科が得意とするセレックにした方が、現在の円柱状の削り方が生かせるの でしょうか?

この歯科医院では得意な治療方法のようですので、この歯科医院で治療を受けるのであれば、セレックの方が良いのかもしれませんね。
ただし、噛み癖もあるので、壊れた場合の保証などを聞いておいた方が良いかもしれませんね。


>(4)治療に疑問が残るため、治療を一旦キャンセルして(必要ならば銀歯の代 金をお支払いして)別の歯科でゴールドを詰めてもらうことは可能でしょうか?
>また、それは意味のある事でしょうか?

キャンセルは可能だと思います。
ゴールドに変更も出来ると思います。
まずは、別の歯科医院で相談してみて下さい。
意味があるかは診てもらって判断してもらると思います。

ゴールドクラウンの方が個人的にはセレックや保険のメタルクラウンより、歯の表面と削れる(噛んですり減る噛耗)のが同じで良いと思います。


>(5)二次カリエスは、痛くなってから治すの方が削る量を最小限におさえられるものでしょうか?
>視診で銀歯付近に怪しい箇所があれば、痛みが出る前に治療して予防するのが一番良いと考えていますが、この考え方は間違いなのでしょ うか?

痛みが出てからですと、けいけんじょう神経を抜くことになる場合が多いので、その前に治療を受けた方が良いと思います。
判断は、視診だけでなくレントゲン写真も有効なことが多いですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-05-11 09:06:26
こんにちは、

>(1)ゴールドの詰め物は、全ての歯科で治療可能ではないのでしょうか?
>私は保険の詰め物と同じような形状なので、本人が希望すればどこでも治療可能だと安易に考えていました。

歯科医院毎にオプションの治療法は異なります。
ただ、ゴールド修復は比較的多くの歯科医院で対応可能だと思いますよ。


>(2)私の歯のような円柱上の削り方は、セレック特有の削り方でしょうか?
>健康な歯を残すためにデコボコの形状を残すのは古い削り方なのでしょうか?

削り方に新しいも古いもありません、材料の特性を生かせれるような削り方をしますので、材料によって削り方を変えることはあります。


>(3)歯科が得意とするセレックにした方が、現在の円柱状の削り方が生かせるのでしょうか?

今の状態がさっぱり分かりませんので、気になれば修復する前に他の先生に見てもらってください。


>(4)治療に疑問が残るため、治療を一旦キャンセルして(必要ならば銀歯の代金をお支払いして)別の歯科でゴールドを詰めてもらうことは可能でしょうか?
>また、それは意味のある事でしょうか?

意味があるのかはここでは分かりませんが、転院は可能ですよ。


>(5)二次カリエスは、痛くなってから治すの方が削る量を最小限におさえられるものでしょうか?
>視診で銀歯付近に怪しい箇所があれば、痛みが出る前に治療して予防するのが一番良いと考えていますが、この考え方は間違いなのでしょうか?

痛くなってからの治療は、後手の治療になり抜歯の可能性まで出てくるので、個人的にはお勧め出来ませんね。

治療や材料は最新のものが必ず良いものとは限りません。
逆に言えば、ゴールドなどの修復方法は昔からある方法で、比較的安定した予後が見込める方法とも言えるでしょう。

もし自分の歯を治すなら、個人的にはセレックよりゴールドを選択すると思います。

気になれば、ゴールド修復などをホームページなどで書いている歯科医院で相談してみてください^_^

おだいじに

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-05-11 09:12:38
おはようございます

>1)ゴールドの詰め物は、全ての歯科で治療可能ではないのでしょうか?
>私は保険の詰め物と同じような形状なので、本人が希望すればどこでも治療可能だと安易に考えていました。

可能だと思います


>(2)私の歯のような円柱上の削り方は、セレック特有の削り方でしょうか?
>健康な歯を残すために、デコボコの形状を残すのは古い削り方なのでしょうか?

インレーは、複雑な形態だと尖った角が引っかかって入りが悪いからそのように削ったのでは


>(3)歯科が得意とするセレックにした方が、現在の円柱状の削り方が生かせるのでしょうか?

アンダーカットが少なく深くセラミック材が入り込んで、丈夫な仕上がりになるかもしれません。

お大事に

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 猫パンチさん
返信日時:2014-05-11 11:45:25
削り方は最善の判断だったのかもしれませんね。
虫歯治療が20年ぶりで、私自身が動揺してしまった部分も大きいと思います。

セレックは3年保証だと言われました。
詰め物が壊れなければ何度でも接着できるそうです。
力仕事をしている人で奥歯は5年位もつと聞きましたが、歯軋りや左上6番が3度目の治療だと考えると、ゴールドが最善だと思いました。

今の歯科は、ネットのメール相談でゴールドに詰め直したいことを伝えていたため、削る前にきちんと確認を取っていなかった私もいけなかったと思います。

詰め物の材質だけで転院は心苦しいですが、ゴールドを取り扱っている歯科を改めて探して診察を受けてみます。

先生方、回答をありがとうございました。^^


余談になりますが

奥歯は1本を除いて全部治療済みなので、痛みがないと虫歯二次カリエス)を疑われることはまずありません。
歯軋りがひどいため、痛みはすべで歯軋りが原因だから様子を見るように言われます。
(昔はこういうの類の痛みは、どんどん削られていたように思いますが・・・)

定期健診やクリーニングに年1度は通っていますが、診察時に詰め物付近の変色等を指摘されることはなく、今回も私からアプローチがなければ、痛くなるまで治療することはなかったと思います。

私自身は、虫歯になっている歯を早めに予見して、持ちが良くて削る量が最小限の治療をしたいと考えているのですが、なかなか望む治療が受けられないのが現実ですね。

歯科選びは本当に難しいです。。



タイトル 銀インレーの再治療で歯を削る量が多く、ゴールド不可と言われた
質問者 猫パンチさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
ゴールドインレー(金の詰め物)
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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